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沖縄に移住したのは何年前か!?その年数をとっくに忘れて沖縄生活をエンジョイしてます、フリーライターのmiya-nee(みやねえ)です。
移住を決める最終的な決定打。それは「家(=住む場所)」と「仕事」なのではないかと真面目に思い、沖縄の不動産情報を調べてみました。私の場合、仕事と家を決めてから移住して、その当時は某大手旅行会社のツアーコンダクターでした。話がそれましたね。
今はネットで簡単に情報を拾える便利な世の中。ならば、沖縄の不動産情報もネットでゲット!
地元企業が運営する沖縄移住に役立つ「沖縄の不動産情報サイト」を私、フリーライターのmiya-nee(みやねえ)目線でご紹介します。
3万件以上の圧倒的な物件数!プロトデータセンターが運営する『GooHome』
掲載物件数は約3万件以上。沖縄の不動産情報サイト『GooHome(グーホーム)』を運営する「プロトデータセンター」は、WEB全般の企画・制作、サポートからコールセンター業務まで幅広い分野を手がける会社です。実は、不動産会社ではありません。
自社のWEB技術を駆使しながら運営しているこのサイト。トップページをよく見ると賃貸物件だけでも「26,719件」と表示され、「アパート」の項目に進むと「該当物件数約15,000件」とあります。(2016年8月時点)
「表示件数」を変更すると、最大100件分の物件概要をまとめて閲覧できる優れもの。
いざ、サイト内を物色!
「基本情報」と「こだわり条件」を細かく選択でき、これには相当迷いそう。県内の市町村をひとつだけ選択しますが、少し土地勘が必要かもしれませんね。
■基本条件を変更・追加する
まず「基本条件を変更・追加する」から条件を絞ってみましょう。
チェックを入れ始めると、左下の該当物件数にすぐさま反映される仕組み。この件数を目安に条件を絞っていくと良さそう。
■こだわり条件を追加する
さらに細かく条件を絞れます。選択肢が多すぎる!と希望条件にチェックしていくと、左下の該当物件数が徐々に減っていき、一気に項目を選択するとあっという間に物件数が減少!
おお、これなら物件が選びやそう!
とここでひとつの疑問が沸き起こります。
物件数が少ないと選びやすいとも言えますが、条件を選びすぎると物件数が減少しすぎ。自分好みの理想に近い物件まで排除される可能性があるのです。
これは・・・なかなかむずい。
前もって、ある程度条件を絞っておくこと。これが物件探しへの早道であり、鍵になりそうな予感。
そこで「物件探しの鍵や早道」になるかはわかりませんが、サイトの特徴や掲載物件へのこだわりなど、サイト運営担当者に質問してみました。
「GooHome(グーホーム)」の担当者に直撃!3つの質問
質問1:自社のWEB技術を駆使しながらサイトを運営していると思うのですが、なぜ不動産情報サイトを運営することに?
私たちのサイト運営ノウハウが沖縄県に貢献できると感じたからです。元々、親会社のプロトコーポレーションは、「グー」という全国のクルマ情報を取り扱っている会社で、『GooHome』も実は雑誌展開しています。プロトデータセンターもデータベースなどを駆使したサイト運営を得意としています。
沖縄県は日本の中でも数少ない、人口が増え続けている県。よく「衣食住」といいますが、人が集まる地域に必要なのが住宅情報ですし、それを集約した情報サイトがほしいとの声もあり、役に立ちたいとの思いから不動産情報サイトの『GooHome』を立ち上げました。
質問2:約3万件もの物件をどのような基準でチョイスして掲載してるのでしょうか?
『GooHome』に加盟する不動産会社様に物件情報を登録してもらっています。その協力もあり、約3万件という沖縄県ナンバー1の情報量を揃えることができています。物件のオーナー様から任された不動産に空室が出ると分かったら、各不動産会社様で家賃など重要情報の他、お部屋の写真撮影も行い、『GooHome』に登録するという流れです。
質問3:掲載物件の更新頻度や削除など、どのように管理してるのでしょうか?
常に最新情報が掲載されるよう更新していますが、基本的に月1回は最新の物件情報に更新するよう各不動産会社様にお願いしています。契約済みの物件情報を削除し忘れる場合や「おとり広告防止」の観点からも更新されないと自動的に非公開になります。
掲載物件の写真については、個人情報や著作権などの観点からも掲載NG写真の基準を設けて日々監視を行っています。情報量が多いからこそ、正確な情報を届けられるようサイトの品質を重視しています。
なるほど。膨大な情報量をサイトのシステムで自動的に管理してるため、速やかに処理や対応もできるんですね。
■GooHomeの3つの特徴■
担当者のコメント
担当者:佐々木 淳(ササキ ジュン)
私自身も沖縄県に移住をしてきました。土地勘がない分、家探しには苦労したのを覚えています。沖縄移住者、移住を考えている方で家探しに悩まれている方は非常に多いと思います。グーホームは沖縄県で理想の住まいを探したいというご期待に応えるサイトです。ぜひ情報量ナンバー1のグーホームをご活用ください。
「いえらぶコラムOKINAWA」を運営し、自社開発の「いえらぶCLOUD」で物件を管理する『いえらぶ沖縄』
いえらぶ美学生のWEBメディアを運営し、いえらぶ美学生のTwitterフォロワー数はなんと約35,000人超え。「 “住”の世界企業を創る」とのキャッチコピーを掲げる株式会社いえらぶGROUP。
そのグループ会社である「株式会社いえらぶ琉球」が運営する沖縄の不動産情報サイトが『いえらぶ沖縄』です。こちらも実は、不動産会社ではありません。
そして、不思議なCMをご覧ください。
サイトは、何と言ってもトップページが見やすい!「借りる」と「買う」の2種選択だけ、これはわかりやすそう。
その下に「新築築浅」や「ペットと住める物件」など、ここはちょっとこだわりたい!と思う条件からも物件をチェックできるのです。
いざ、サイト内を物色!
賃貸物件ならば「借りる」から。次に「地域から探す」「駅から探す」「地図から探す」の3項目が表示され、わかりやすいのは「地域から探す」です。
■検索方法を選択、住みたいエリアを選択
「地域から探す」で表示される賃貸の総物件数。ざっと数えると「約6,000件」と少なめです。しかしこの件数、アパートやマンションの「棟」を「1カウント=1件」としてるので、総物件数ではない!ことが発覚しました。
そして、いくつもの市町村を同時に選択できる!
つまり気になる市町村をまとめて閲覧可能です。その後、物件ページに移動すると「こだわり条件」の種類が半端ない!
■こだわり条件を選択
チェックを入れ始めると、右上の物件数にすぐさま反映されて数字が減り始めます。
女性目線の細かいこだわり条件が多い気がする!?
「沖縄で一番有名な会社を創りたい!」とかなり勇気のあるキャッチコピーを掲げ、「いえらぶコラムOKINAWA」を発信しながら、ホームページ制作やWEBコンサルティングを行う「株式会社いえらぶ琉球」のサイト運営担当者に気になる点を質問してみました。
「いえらぶOKINAWA」の担当者に直撃!3つの質問
質問1:物件は何を基準に選び、どのような流れで掲載してるのでしょうか?
弊社商品の業務支援システム「いえらぶCLOUD」をご利用の不動産会社様の物件に対して、下記掲載ガイドラインを基準に物件を掲載しております。
質問2:物件の更新頻度や管理方法を教えて下さい
不動産会社ごとに「いえらぶCLOUD」で一元管理してもらってます。物件の更新頻度は不動産会社様によって異なり、更新された物件はリアルタイムで掲載しています。公正競争規約に則り、弊社では2週間更新がなかった物件を非公開にして、おとり物件と呼ばれる存在しない物件情報を載せない仕組みづくりをしています。
質問3:「いえらぶコラムOKINAWA」は、社内で更新してるのでしょうか?運営に当たり、掲載記事へのこだわりなどは?
沖縄のライタースタッフが記事を書き、社内で更新しています。生活ネタからエリアネタまで幅広く書いていますが、不動産ネタは意識して増やしています。閲覧者の殆どが検索からのユーザーなので、検索クエリからユーザーの意図を読み取って記事を起こしています。
■そんな「いえらぶコラムOKINAWA」がこちら!
圧倒的に見やすい、わかりやすいサイトのレイアウト設計!コラムの記事にも注目したい。
■いえらぶ沖縄の3つの特徴■
- ・サイトのレイアウトが圧倒的に見やすい
- ・掲載物件は、2週間経過すると非公開へ
- ・不思議なCMと「いえらぶコラムOKINAWA」を発信中
担当者のコメント
担当者:新盛 彩夏
TVCMでおなじみ(?)の『いえらぶ沖縄』は、株式会社いえらぶ琉球が運営する沖縄の不動産・住宅情報サイトです。女性スタッフが中心となって開発・運用しており、女性ならではの目線でお部屋探しがしやすいサービス展開を目指しています。県外からの移住者の暮らしをサポートする「移住ナビ」、美人女子大生がお部屋を紹介する「美学生」など、オリジナルコンテンツも充実しています。
地元に根づいて足で稼ぐ、物件数は約27,000件!沖縄の不動産情報誌を発行する「うちなーらいふ」
「ネットライフ有限会社」が運営する沖縄の不動産情報サイト『うちなーらいふ』。実はこの会社も不動産会社ではなく、出版社なのです。
沖縄の不動産情報誌「うちなーらいふ」を発行する傍らで、雑誌に掲載する不動産情報を収集することを目的に、さらにサイトでも発信してしまおう!と自社システムを開発してしまった太っ腹な会社だったのです。
確かに。これは一石二鳥のいいアイデアですね!
いざ、サイト内を物色!
総物件数は、28,259件(2016年8月)となかなか豊富。「借りる」と「買う」の中から、さらにテーマ分けされています。
■市町村・区域から検索
「借りる→住居」に進むと、市町村一覧が。ひとつだけ希望の市町村を選択でき、建物数と物件数が自動的に反映されます。
さらには、細かく区域まで指定できる!
■条件を指定
沖縄らしい「外人住宅」の項目があります。しかし那覇市内全域の外人住宅は「0件」、米軍基地の周辺地域(宜野湾市、北谷町、読谷村)で数件ヒットしました。
これは・・・なかなかむずい。間取りには「1SLDK」もあります。
なんですかこれは!?な声が聞こえてきそうな「1SLDK」。「S」はサービスルームの略で、居室とは見なされない納戸のような部屋のこと。なるほど、ひとつ勉強になりました。
「1LDK」の部屋は、L(リビング)+D(ダイニング)+K(キッチン)が備わった8帖以上の部屋+1部屋のこと。「1DK」は、D(ダイニング)+K(キッチン)が備わった4〜8帖以内+1部屋です。
では、『うちなーらいふ』の担当者に気になる点を質問してみました。
「うちなーらいふ」の担当者に直撃!3つの質問
質問1:物件は何を基準に選び、どのような流れで掲載してるのでしょうか?
自社開発のシステムがあり、契約を結んだ不動産会社様が各社で直接物件情報を入力・更新しています。ときどき営業マンが各社を回りながら、入力・更新のサポートをしていて地元に根づいた地に足つけたアフターケアをしてるんです。
質問2:物件の更新頻度や管理方法を教えて下さい
更新頻度は不動産会社様にもよりますが、対応の早い店舗さんだと割りと頻繁に更新してますね。古い物件に関しては、掲載期間を設けてその期間が終了すると自動的に削除されていきます。
質問3:沖縄県内のコンビニなどで購入できる不動産情報誌「うちなーらいふ」について教えてください。
今から15年前、「沖縄って不動産情報が少ないし、探しづらいよね?」との社長の問いかけから立ち上がったのが、沖縄の不動産情報誌『うちなーらいふ』でした。現在は毎月1日発行、約1万件以上の物件を掲載しています。不動産会社一覧や地域別一覧のページを用意するなど物件の探しやすさを考慮して工夫をしてます。
軽く1cm以上ある分厚い雑誌『うちなーらいふ』は、1万件以上の物件を掲載しながら、なんとお値段は驚きの1冊150円!
下手なテレビ通販の販売員らしきことを言ってしまって恥ずかしい。雑誌から派生した不動産情報をサイトに掲載し、地元に根づいたアットホームな活動を行うスタッフたちが携わるサイトなのでした。
■うちなーらいふの3つの特徴■
- ・物件概要がすぐわかるキャッチコピー付き
- ・掲載物件は、一定の期間を設けて非公開へ
- ・沖縄の不動産情報誌「うちなーらいふ」は毎月1日に発売
担当者のコメント
担当者:砂川朝哉さん
うちな~らいふは2016年9月で発刊15年目を迎える地元企業です。沖縄県専門の不動産情報を雑誌・インターネット・スマホなどで広く発信しており、静止画像30点、パノラマ画像5点、動画で視覚的に解りやすい内容を心がけております。また、ネットライフ(有)グループでは別部署とリンクする事でクルマ/バイク情報「クロスロード」から求人、飲食店情報までの住まい→車→仕事→趣味などオールインワンで発信する為日々努力しております。
上記3社の物件数を徹底比較!同じ条件で検索してみた
各サイトを物色したついでに、同じ条件で各社の物件数を比較してみたところ、驚くべき事実が判明しました。
まず、どのサイトも地域で見ると、那覇市内の物件数が圧倒的に多い!
これは、誰でも判断がつきますね。
■築年数で比較!
築年数も気になるところですが、古いよりも新しいほうがイイに決まってる!と那覇市内の賃貸物件を「築年数10年、5年、3年」で検索してみました。
なんと「築年数10年以下」を選択した時点でガクンと件数が減り、下手をすれば3分の1以下まで物件数が減少。つまり・・・
掲載されている物件の多くは、築10年を超えている!?と推測できます。
■「ひとり暮らし」の際、重視したい条件
沖縄だと「県内の保証人が必要」な物件も少なくなく、県内にほぼ知り合いのいない移住者にとってこれは一大事です。また、暑い時期が多い沖縄はシャワーだけで済ます人が多く、「浴槽なし」物件がかなりあるのでお風呂好きの方は要注意です。
那覇市内の賃貸物件をいくつかの条件で検索してみると、以下のような割合の数値が出てきました。
条件をひとつ増やすだけで、浴槽付きなら「約半数」、保証人不要は「約10分の1」、ペット可も「10分の1」まで物件数が減少するとは!
こだわり条件を絞っていくとあっという間に物件数が減っていき、見やすく探しやすい反面、自分好みの理想的な物件まで排除される可能性があるわけです。
結論:理想的な物件を探すなら「条件を最低限に絞る」のがコツ!
そして、気に入った物件を発見したら不動産会社に問い合わせましょう。一歩出遅れて他の人に契約されてしまった場合、そこで試合終了です。
何とも悲しい現実に再度検索するハメとなり、ああ、何だかもう沖縄移住とかいいかなあーともなり兼ねません。何をもってして契約と見なすのか、この点はとても重要なのを必ず確認しておいてくださいね。
こだわり物件!ひとり暮らしの家具付き物件や新築物件をお探しの方へ
1.少し家賃が高くても大丈夫!新築物件が多めの「大東建託」
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建築設計から自社で手掛ける大手不動産会社の『大東建託』は、新築物件の多さが売り。
物件数は9,270件(2016年8月)。新築物件が多いため、若干家賃は高めの設定ですが、沖縄県内にいくつか窓口を兼ねた店舗があるため、早い対応やアフターケアーが期待できそうです。
2.身軽に引っ越しできる!ひとり暮らしに快適な「レオパレス21」
身軽に手軽にお引越し!家具や家電付き物件でお馴染みの『レオパレス21』。アパートによってサービスや内容が異なるため、物件の詳細は沖縄県内の各店舗に確認するのが良さそうです。ひとり暮らし向きの住居として利用するのに便利ですよね。
まとめ
移住者にとって大切な家探しだからこそ、妥協できない条件もある。地域、間取り、設備、セキュリティー、そして大事な毎月の家賃など!家賃の物価が安い沖縄だけにじっくり時間をかけて選びたいところです。
ネットで簡単に家探しができる沖縄の不動産情報サイトをご紹介しました。
そして皆さん、1年後には・・・
南国の沖縄に、めんそーれ。