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#こんにちは #沖縄好きな人と繋がりたい #ライターの水澤です
斜めのアングルですみません。インスタグラム用の写真を撮りながら、失礼します。
ところで、みなさんは今までに「有名人になりたい」「多くの人と繋がりたい」と思ったことはありますか。
現在、SNSやYouTube、Webメディアといったインターネット上で発信し、多くの人に影響を与えている、いわゆる「インフルエンサー」という方々が増えています。
えっ、インフルエンサーを知らない? インフルエンサーの人によっては、芸能人よりもファンを獲得していたり、例えば写真や動画をアップしたことをきっかけに本の出版やテレビ出演を叶えた人もいるほどです。
あー、僕もなりたい!
でも、どうやったらインフルエンサーになれるの? 今回は、沖縄発のトレンドを発信するために、2016年4月に結成した「be-oインフルエンサー」、そしてbe-o編集長の前田弥生さんにbe-oインフルエンサー結成秘話や活動について伺いました。
be-oインフルエンサーの皆さんと、be-o編集長の前田弥生さんのご紹介
沖縄移住9年目のTOMOさん
沖縄移住8年目のmisaさん
沖縄移住5年目のKeiさん
沖縄移住2年目のSumaさん
??? #islandlife#weekendvibes #mylittlesummer#gemstone#jewelry #rosequartz#crystals#ローズクォーツ#クリスタル#ピアス
misssummermatsushitaさん(@misssummermatsushita)が投稿した写真 –
be-o編集長の前田弥生さん
1983年三重県の生まれ。沖縄移住して10年目。現在沖縄県内で毎月7万部を発行するフリーマガジン「be-o」にて、女性初の編集長に就任。モットーは「出会い」を大切にすること。
「全ては私の勘!」 be-oインフルエンサーの誕生秘話とは?
もともと紙媒体である「be-o」から、インフルエンサーを結成しようと思ったのはなぜですか。
今年で10周年を迎えるbe-oは、ずっと地元から愛される雑誌でありたい、そう思い沖縄発の様々な情報を伝えてきました。
つまり、地元の読者目線で記事を作っているということですか?
はい。さらに、編集部とbe-oガールが一緒になって、記事にリアルさをプラスしています。
10周年を迎えるタイミングで、なぜ「be-oインフルエンサー」を結成したのですか。
SNSの普及により、情報スピードの早さ、個人の影響力ってとても強くなってきましたよね。だから、沖縄の女性が今、求める情報を発信し続けるメディアとして、オシャレを楽しみたい子、影響力のある子たちを絡めたら、“もっと”リアルな沖縄情報を発信していけると思ったからです。
観光雑誌に見かける、「美ら」や「ハイサイ」を使えば、読者に沖縄をイメージしてもらえる。でも、日常で使っている人なんていないですもんね。
それに比べて、インフルエンサーのみんなは沖縄の衣食住、すべてを楽しんでいます。その上、リアルタイムなトレンド情報もきちんとキャッチしているから、彼女たちが発信するものには本物のリアルさがあります。そこが、読者にとって共感されるんです。
例えば、女性のヘアスタイルとして「フィッシュボーン」が流行ったことはご存知ですか?そういった東京で流行る最新情報もbe-oでは発信しています。でも、それだけではなく、沖縄という場所からこそ生まれる「沖縄発のトレンド」というのは、実際に沖縄に住んでいる彼女たちから見えてくることが多いと思うんです。
それ、わかります! そんなbe-oインフルエンサーってどなたが選抜しているんですか。
私です。
沖縄県出身、移住してきた人全員合わせて、be-oインフルエンサーは14名もいますよね。どうやって見つけてきたのですか。
例えば、インスタを眺めていたら、ビビビっと感じる写真に出会うんです。すぐに、スクリーンショットを撮り、プロフィールを保存しておく。タイミングを見計らって、その人にお声掛けしています。
ぶっちゃけ、そのタイミングは、写真のいいね数やコメント数が増えたときですか。
はじめは、候補者として探すとき、Instagramのタイムラインで魅力的な写真があったら、その人のページに行ってプロフィールや投稿写真、フォロワーなどをチェックします。でも、それだけじゃない。最終的に決めるときは、「もう、この人にお願いしたい!」そんな思いがマックスに達したときに依頼しています。
僕も、おきなわマグネットで取材したいとき、思いがないとオッケーをもらえなかったりするのでわかります。
だから、彼女たちが「be-oインフルエンサー」として伝える情報が、『これが、沖縄発のトレンドなんだ』と心から信じることができるんですよね。
子育てから仕事、沖縄の遊びかたまで。インフルエンサーの意外な暮らしとは?
僕の友達や周りにインフルエンサーがいないので少し見当がつかなくて……。皆さんは、どんな仕事をなさっていますか?
もしかして、私たちっていつも遊んでいるだけだと思っていませんか?笑
……ごめんなさい。すごく充実されている写真ばかりがInstagramでアップされているので、どんな仕事をされているのか、なかなか想像つかないなって思いまして……笑
私は、那覇でアクセサリーショップ「Okinawan Resort Ti-da Beach」を旦那と一緒に、子育てしながら店舗経営しています。10月8日には北谷に姉妹店「the BEACH OKINAWA」をオープンしました。
私も7歳の子どもがいます! やっぱり、子ども中心に暮らしたい。だから、子どもが学校に行っている合間に、ハンドメイドのアクセサリーを作ったり、宜野湾にあるアパレルショップで働いています。
私は、二人目の子どもが生まれたばかりで。今、すごくバタバタ。でも、生まれる前は、週3日セレクトショップで働いて、残りの時間で家事や子育てをやっていました。
私はジェムストーンジュエリーのハンドメイドアクセサリーを作って販売しています。
子育てや仕事、さらにインフルエンサーの活動まで、正直忙しくないですか。
もうライフスタイルだから、そんなに忙しいって感じたことはあまりないですね。
子どもを持つ親もいるので「夜に飲みにいこう!」とはあまりならないですしね。その代わりに、午前中のうちにみんなで集まったりします。
そうそう、早く集まって、その後仕事に行く人も多いですしね。
この前、be-oのインフルエンサーのページで、テーマが「BBQファッション&ヘア」だったんですけど、朝活で集まったメンバーでそのまま写真撮影したんです。
BBQファッション&ヘア企画のときの誌面「やっぱり夏が好き!」
インフルエンサーには、誌面のテーマだけお伝えして、あとは撮影のアングルやテイストは彼女たちにお任せしています。
パッと集まって、すぐに撮影できちゃう。うちらの行動の速さこそ、特徴です。
時間が限られている。だからですね。
まあ、撮影に関わらず、いつも写真を撮っていますからね。インフルエンサーとしての活動も、私生活の延長線なんです。
人に出会える、縁がつながる be-oインフルエンサーの魅力とは?
be-oインフルエンサーになられてから、嬉しかったことや驚いたことはありますか。
いろんな人に声をかけられてもらえます。うちの子どもが通っている幼稚園の先生に「いつも見ていますよ」と言われた時は、さすがにびっくりしました!笑
私もすっぴんでスーパーに行ったときに、声を掛けられたのは驚きました。完全に油断してました笑
私もスーパーではよく見かけられますよ笑
スーパーに行くんですか。なんていうか、意外というか……笑
それはそうですよ!外食での写真をよく投稿しているので「いいものばっかり食べている」と思われがちですが、もちろんいつも家では自炊していますよ。そういう写真はインスタであげないだけなんです。
私の場合は、be-oの誌面に載ると、インスタをやっていない人にも知ってもらえるんです。「be-oで見ました!」ってショップに来たお客さんに言われてうれしかったな。
インスタにアップするだけなんですけどね。でもそれをきっかけに、こんなにも興味を持ってもらえているんだって思うと、自分たち自身も驚きもあるし、嬉しさでもありますよ。
インスタをよく見てくれている方と初めて会うと、芸能人に会った気分と言われるんですけど……、普通なんで「逆にすみません」って思いますよね笑
あとは、私が嬉しかったことの一番は、インフルエンサーのみんなに出会えたことですかね。もともと、沖縄に来てから2年間は友達ができなくて。でも、人生一度っきりだから、充実した日々を過ごしたいと思って、インスタに素敵だなと思った事や場所を投稿していたんです。でも、そんなインスタ上の写真を見て、あまりいい印象を持たれないこともありました。みんなも同じように苦労をしているから、気軽に相談できるし、根っこの部分で分かり合えるんです。
僕たち見ている側には、なかなか裏側までは伝わらないこともありますよね。
「楽しそうだね」と言われるけど、楽しんでいるところを中心にアップしてますからね。沖縄に移住してみて、悲しいこと、寂しいことだって、もちろんありますよ。でも、それを共有できる仲間がいる、be-oインフルエンサーを通じて繋がれるのは大きいですね。
だから、沖縄に暮らしたい人や移住予定の子からもインスタからコメントをもらったりしたとき、私たちの沖縄の暮らしや経験から、そういった困りごとや沖縄の楽しいところを伝えられたらって思います。
インフルエンサーに聞いた 「写真の撮り方も、教えてください!」
皆さん、本日はありがとうございました。最後に、記事の写真をお願いします。
私たち、写真にもこだわります笑 ディレクションしようかな。
じゃあ、まずは皆さんを1枚撮らせてください。
ライターの水澤が撮影した1枚目
あーあ、ダメダメ。
……。
太陽の位置、花が写っていないですね。ジーンズが見えるように撮ったら綺麗に見えますよ。頑張ろー!
be-oインフルエンサーの皆様にご指摘いただきながら撮影した2枚目
最高の一枚が撮れました、ありがとうございます。
「リアルな沖縄」を教えてもらったので、水澤もインフルエンサーを目指して、友人と一緒におしゃれなカフェに行って、沖縄のアクティビティを楽しんでいきます! 沖縄の暮らしに物足りなさを感じるときは、僕も彼女たちの生きかたからヒントを探してみようっと。
以上!ライター水澤でした!
冒頭で掲載したライター水澤の写真もbe-oインフルエンサーの方々に加工のアドバイスをもらっちゃいました!
ライター水澤が掲載した写真の元写真
はじめのインスタ用の写真も気になる!私が加工してもっといい感じにします!笑