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おきなわマグネットをご覧のみなさん、「ふんどし筋肉マン」です。
ふんどしマンの中でも社長なので偉い方のふんどしマンです。
あと部下からは、目が腐った魚のようである、ということを頻繁に言われます。
そりゃあそうでしょう。
こんな腐ったような世の中で、どうしてイキイキしていられましょう。
はい。
でも、そんなご時世だからこそ、私は希望がみなぎる記事を書きたい。そして読んで心が温かくなるような記事を私は書きたい。そんな願いを込めて、今日も無機質なキーボードをパチパチと叩きます。
さて、みなさん。沖縄に移住した人・旅行した人、ふと感じたことはありませんか??
「沖縄では、スパムとか不健康なものしか食べてない」
「ちゃんとご飯を食べられる時間的余裕を持てたのはいいけど、不健康に太ってしまった」
「新鮮な食材があまりない」
などなど。
沖縄が長寿の国で遥か昔のことで、今ではどんどん生活習慣病である、肥満、糖尿病、高脂血症、高血圧など死の四十奏へと蝕まれているのです。
ふと周りを見渡せば、脳みそが快楽を感じるであろう糖質と油、つまりはアイスクリーム、フライドチキンやハンバーガー、そして飲み物はビールやペプシ、ルートビアなど、もはやアメリカ人の食生活と大差ないではないか。だから今こそ私は言いたいのです。
沖縄の食生活をもう一度見直してみませんか!?
私は声を大にしてそう言いたいのです。
あ、別に内容自体は普通でしたね。
でもね、少しは考えてみてください、沖縄マグネットでも、過去にはたこ焼きやハンバーガーの記事がありましたよね。
そうです、どれもB級グルメじゃないですか。全然”健康的”じゃないですよね。
こんな現状を見て、高タンパク・高脂質でケトジェニックダイエットをし、日々犬の散歩を20分することで、全身バキバキにしているこのふんどし部代表のふんどしマンが、沖縄で食べられる最高の食材を教えます。
これを上回るものがあるというならば、是非名乗りを上げて、記事を寄稿して見るがよい。
そんなわけで今日お伝えしたいのは、「沖縄の地鶏」です。
沖縄ってそもそも地鶏なんてあるの?
そう思った方が少なからずいるのではないでしょうか??
ところがどっこいあります。
それがこちらの”地鶏”になります。
あ、間違えました。こちらです。
こうして二つを並べてみると、どっちが飼い主でどっちが飼われているか一瞬わからなくなりますが、後の写真の、トサカが付いている方が”沖縄地鶏“になり、藍色のハチマキを巻いている方が人間になります。
さて、ここで、うまい食材の条件を端的に言い表すならば、それは”トレーサービリティ“が限りなく明らかな食材を用いるということです。
つまり地鶏でいうならば、
・どの品種が、
・どう育てられ、
・どう収穫され、
・どう調理されているか、
これらがとても重要なのです。
例えば、中国のレストランでは、様々な理由で「キッチン(厨房)が見えないところでは絶対に料理を食べない」と言いますが、僕も隣でガン見するぐらいの気持ちで食に携わりたい!と思い、今回は地鶏の取材を決行しました。
今回取材相手としてお話を伺うのは、『琉球食鶏株式会社』です。
こちらの代表の大谷さんのブログを見て、皆さんも一目でやばいと思いませんか?
何がやばいって、別に”美味しそう”とかじゃなくて「この人は人としてどうかしてる」と直感で思えるところですよね。
http://swanootani.ti-da.net/e10161816.html
“人は見た目が9割”と言いますし、あまり常識のない人が育てる地鶏は嫌だなぁ、なんて思ってましたが、それは後々裏切られることになります。
こちらです。
思ったよりもイカツイおっさんたくましい男性が出て来ましたね。
内心、ビクビク白鳥のように震えながらもお話を伺いました。
琉球食鶏株式会社で地鶏の収穫を体験させてもらいました!
そもそも、なぜ沖縄で地鶏の養鶏をやろうと思ったのですか?
僕はもともと焼き鳥屋から始まり、「やきとリンピック®」という地球の最も優れた焼き鳥屋を決める戦いがあるんですよね。それにいくら挑戦しても勝つことができない。それはきっと沖縄には地鶏がなく、味の追求できる部分に限界があるのではないかと考えたんです。
やきとリンピック®とは
「やきとリンピック®」とは、東京・大手町に北海道から九州まで、全国“7大やきとりの街”の人気店が集結した、日本初の「ご当地やきとりテイスティングパーク」です。
第11回大会は10/20,21にイタリアフィレンツェにて行われました。
なるほどなるほど。すんごいまともすぎて、あまりツッコミどころのない動機ですね。。。。
というわけで、大谷さんは本当にうまい焼き鳥を作るために徹底的にこだわられており、大谷さんのサイトからもそれを伺うことができます。
そして何より、会う前の印象とは違い、”意外に優しかった”です。というか”普通に素敵な方”でした。残念。。。
ということで早速、『おきなわマグネットロゴ入りのふんどし』をつけ、宣伝っぽくアピールしつつ、収穫タイムに臨みます。
まずはふんどしマンの素人臭い反応はこちらです。
そして、ガシガシ我々は鳥を収穫して行きます。鳥さんにとってはさぞこわかろう・・・。
鳥さん可愛い。
大谷さんが難なく、ガシガシ捕獲していきます。
大谷さんの華麗な捕獲っぷりがわかります。
僕も大谷さんの捕獲の後に真似てみると、徐々に慣れてきます。
しかし、いざこうして、実際にやってみると、
「あまりにも私たちは食べ物について知らないし、あんなにコンビニにサラダチキン・唐揚げ・焼き鳥が並んでいるのに、これがどのように手に入るのかということを知らなすぎる」
ということを強く感じます。
そしてこんなに手間暇かけて捕まえているようじゃコンビニのように気軽には手に入らないよなぁ、ということがすぐわかります。
手間がかかっているものはそれなりの価格がする、当たり前のことに気づきますよね。
だから、とても貴重な体験だと思うし、体づくりの時期である子どもこそこういう体験をしてほしいと切に感じました。
こうして収穫を終えました。
収穫された地鶏はその日で挽かれ、焼き鳥屋「白鳥」に運ばれます。
収穫された地鶏を実際に食してみました!
<白鳥>
やってきたのは、沖縄県那覇市泉崎にある『やきとり 白鳥(スワン)』です。こちらのお店は、琉球食鶏株式会社が運営しており、先ほど収穫した地鶏『福幸地鶏』を食べることができるのです。
ここまでのやり取りで、私もすっかり大谷さんの人柄に魅了されてしまいました。
しかし、それでも安心はできません!!
最後の最後、調理から口に運ぶまでは安心はできませんからね。
仮にここまで良かったとしても、ちゃんと焼いている現場まで見なければ、レンジでチンしている可能性すらありますからね。
私はこれまで全ての食に疑いをかけてきましたから、ここまできてマックチキンナゲットが出てくる可能性すら疑います。
しかし、ここでも彼は抜かりありません。
店長自ら焼いているのが目の前で見られます。
というか、横でしっかりガン見することもできます。
このようにね。
このようにっ!!!
(流石に怪訝な顔をされております)
このようにっ!!!
そして難癖もつける権利もあります。
そして焼けたのがこちらです。
流石にうまそう!しかし、最後まで安心はできませぬ。
こちらとて、「半端な焼き鳥食いにきたんじゃねーからな」と思いながらすぐに口を運びます。
うーん、なかなかうまそうだな。。。
しかし、見た目には騙されねーかんな。
食べます。
あれ・・・あれ・・・?
あらやだ、美味しいじゃない。。。。
流石にあんなにガン見し続けたので、もう一切の小細工なし、塩胡椒のみで仕上げられたのは、疑い深い私にも理解できました。はい。
(敬意を評して、大事に焼き鳥を胸の前に掲げているふんどしマン)
そして、後半にはなぜか別の人が作ったフライドチキンも出ました。
とても美味しかったです。(表情も心なしか穏やかに)
“福幸地鶏”を皆様の食卓へお届けいたします!!
沖縄の地鶏、いかがでしたでしょうか?
大谷さんが自身で育て、自身で取り、自身で挽き、自身で焼く、というこれ以上にない”トレーサビリティ”なのです。
これだけ”トレーサビリティ”にうるさい私でもあまりにもトレーサビリティ率が高くて、思わず「トレーサーですね〜!」と声を上げてしまったほどでした。
なお、大谷さんの地鶏は沖縄に住んでる方もそうでない方も、『POCKETMARCHE(ポケットマルシェ)』というWebサービスで購入することができます。
こちらでは食にこだわりを持っている生産者に直接つながることができ、スマホ一つでとれたての野菜・魚介・肉(製品)をいただくことができます。
今はまさにクリスマスチキンが売れ時となっておりますね!!
大谷さんの地鶏を食べてみたい県外のかたはこちらからご覧ください。
また、直接大谷さんの鳥を食べるならば、以下のお店へどうぞ!
白鳥
所在地: 〒900-0021 沖縄県那覇市 泉崎1丁目17番1号
時間: 18時00分~0時00分
定休日:日曜日
電話: 098-917-0552
HP:https://tabelog.com/okinawa/A4701/A470101/47004934/
大谷さん、素敵な体験をありがとうございました!