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初めまして!おきなわマグネットで記事を書かせていただくことになったヒガナツコです。
突然ですが皆さん、沖縄県中部の宜野湾市にある「ファニチャーストリート」をご存知ですか?
那覇から国道58号線を北上していき15~20分。58号線沿いにあるアンティーク家具・雑貨屋さんなどが立ち並ぶエリアのことをいいます。
58号線は観光で訪れるかたも通ることの多いかと思うので、見つけやすく回りやすいのが嬉しいところ。沖繩といえば「国際通り」が人気のスポットして知られていますが、おしゃれな人が集うことで、ここファニチャーストリートも人気のスポットとして観光雑誌で紹介されています。
そこで今回、ファニチャーストリートの気になるお店を散歩しながら巡って行きたいと思います!
let’s go!!
ポートランドで買い付けしリペアで蘇るおしゃれな家具!「PEARL」
まず1件目に訪れたのはアンティーク・ヴィンテージ家具屋さんの『PEARL(パール)』。
国道58号線沿いのお店の中でも一際目を引くモノトーンの外観が印象的です。
店内に入るとアンティーク ・ヴィンテージ 家具が所狭しと(ところぜましと→ところせましと)並べられていて、まるでタイムスリップしたかのような気分に♪
シャンデリアを始め、他では手に入れられないような形のおしゃれなランプが沢山ありました。
世界中で人気の耐熱ミルクガラスブランド「ファイヤーキング」のプリムローズのデザインが入っているティーカップ。今は生産されていないアメリカ産のビンテージファイヤーキングもこちらでなら手に入ります。
定番の形のマグカップなどもありますので、お気に入りを見つけてみてください。
インテリアのアクセントにもなり、気分が上がりそうな小物類も充実!
ヴィンテージのポンプ式香水瓶。
ポンプをプシュっと押したら香水が出てくるのがまた可愛い!これ欲しい!
店内を見回っているときに私の目を引いたのがこちらのドレッサー!
家にあったら毎日上機嫌でいられそう。
PEARLさんのオリジナルのオレンジのソファーも素敵でした。リビングにあったら毎日おしゃれな気持ちでいられそうですね!
お店の名前はジャニス・ジョプリンのアルバム名から付けた!!
「PEARL」の魅力がもっと知りたい!と思ったので、オーナーの新川さんにお話を聞いてみました。
こんにちは!素敵なアンティーク・ヴィンテージの家具が沢山ありますね。どのようなコンセプトで「PEARL」さんを経営されているんですか?
アンティーク ・ヴィンテージ家具を通じて、来てくれたお客さんにワクワクと癒しを与えられる空間にすることをコンセプトとしています。
ワクワクと癒しですか!お店に入ったときに「こんな家具や雑貨に囲まれた生活いいな〜!!」と思ってワクワクしました。PEARLさんに来られるお客さんってどのようなかたが多いですか?
お客さんの層は幅広いですね。地元の方はもちろん、移住者の方もいらっしゃいます。最近は美容室やカフェ、写真スタジオに置く家具を見に来る方も多いですね。また、新築で家具を揃える時に1つは他と違うものにしたいといって、ランプを購入してくれることも。こだわりを持ったお客さんが多いかもしれません。
確かに美容室やカフェ、写真スタジオとか自分のお店のレイアウト考えている方にとっても、とても魅力的な家具がたくさんありますね。家具以外には何を取り扱っているんですか?
家具以外だと雑貨をはじめとしたインテリア用品を置いています。家具はアンティーク ・ヴィンテージ家具以外にもオリジナルの家具も置いています。
先ほど座ったオリジナルのソファ素敵でした!家にあったら意識変わりそうです!!なぜお店の名前を「PEARL」にしたんですか?
シンプルな名前したいなと思って考えていたとき、家にジャニス・ジョプリンのアルバム「PEARL」があって、そこから付けました。アルバムのロゴも好きで、字体もアルバムと一緒です。
Janis Joplin (ジャニス・ジョプリン)
「音楽史上最高のスター」と言われるほど、世間に大きな影響を与えた伝説のロックシンガー。60年代に突如現れ、ハスキーボイスと迫力のあるライブパフォーマンスで人々を魅了した。彼女のソウルフルな歌声は当時の人々はもちろん、時を超えた現在も多くの人々の心を震わせている。また、彼女の並外れたセンスから生まれたファッションは、若者に大きな影響を与え、ヒッピーファッションのアイコン的存在となる。他のアーティストとは一線を画す彼女の音楽スタイルは、シーンに新たな風を吹かせた。
(名前の由来もかっこいい…)
なぜ宜野湾にお店を構えようと思ったのですか?
もともとは本島南部の「与那原町」にあったのですが、お店を始めて4年目くらいに宜野湾市で家具屋さんをやっていた方に声をかけてもらってこちらに引っ越してきました。当時の宜野湾は今よりも軍の払い下げ家具屋さんが多かったので、いずれは行きたいなと思っていたんです。
買付けは年に何回行っていますか?また、どちらに行っていますか?
年に3回行っています。主にオレゴン州のポートランドをメインに行っていますね。縁あってポートランドへ行き始めたら気に入ったものがあって。治安も良いし、おしゃれだしポートランドは良いですよ。
買い付けた家具のリペアはこちらで行っていますか?
はい。お店の下の工場で行っています。これから100年先まで使えるように、古いものを新しいものに蘇らせています。
工場もこちらにあるんですね!ヴィンテージ家具の魅力を教えてください。
古いんだけど新しい感じですかね。デザインがおしゃれなので、時が経ってもずっとおしゃれなのが魅力です。
最後にオススメのアイテムを教えてください。
こちらは個人的に好きなので、おすすめです。
ヴィンテージのロッカー。部屋にロッカーがあったらすごくおしゃれですよね!
あとはタイプライターもありますよ。
タイプライター!映画でしか見たことがなかったのでびっくりです。
こちらの置いている家具はほとんど一点ものなんですよ。
オリジナル家具の製作からリペアまで行う工場「PEARL WOOD WORKING FACTORY」を見学
お店だけでなく実際に家具の製作やリペアを行なっている工場も見学させていただきました。こんな経験滅多にないのでかなりレアです。
工場へはお店の横から裏側へ回ります。
入り口の木の扉には「PEARL WOOD WORKING FACTORY」という文字が書かれており、中から作業をしている音が聴こえてきます。まさかお店の裏に工場があったとは!
作業をしていた職人の新川さんにお話を伺いました。
こんにちは!お店に並んでいたのはどれも素敵な家具ばかりでしたが、何名の方でリペアや製作を行っているのですか?
4名で行っています。私がオリジナルの家具を作って、後のメンバーがリペアを行っています。
新川さんがオリジナルを作っているんですね!1つの家具ができるまでにどのくらいの時間がかかるんですか?
今はオリジナルのコーヒーテーブルを作っていて、これだと大体3日で出来上がります。なので週に2つくらいは作ります。箱物だと時間がかかってしまうので週に1個になることが多いですね。
3日!早いですね。週にどのくらいのペースで作っていますか?
ほとんど毎日作っていますよ。
オリジナルの家具を作ろうと思ったきっかけは何ですか?
お客さんにこういう家具を作って欲しいと頼まれたことですかね。あとは自分の作りたいものを作って行くうちに楽しくなってきちゃって続けている感じです。
オリジナルの家具を作り始めてからどのくらいになりますか?
23年目になります。初めはリペアのみ行っていましたが、オリジナルを作るようになりました。
23年!オリジナル家具を作る時に心がけていることなどはありますか?
他にはないものを作ろうと思っています。自分が欲しくて、自分が作りたいもの。かっこ良いなと思ったものですね。もしそれが売れたら定番になるんですよね。
PEARLの家具を生み出している職人のみなさんと♪
リペア前の写真をちょこっと拝見!
こちらはリペア前の家具。ポートランドを中心に買い付けを行ったもので、買い付け直後だとこの写真の倉庫の天井まで届くぐらい家具でいっぱいになるようです。
50~100年以上前の家具なので、引き出しが開かなかったり、グラグラしていたり何かと不備があるのだそう。ただ、昔の家具は素材が良いので、研摩・塗装、修理するとお店で販売しているもののように元の素敵な状態に戻るといいます。
リペア前の家具を見せていただく機会ってなかなかないと思いますが、実際にお店に並んでいる家具と見比べると職人さんの手によって蘇る、まさに「職人さんあっての家具」だなと実感しました。
買付けからリペアまであらゆる工程を乗り越えてお客さんの手元に届いているんですね。その過程を知ると、ますます魅力が増します。
ちなみに長いこと買付けをやっていると、古い家具を見たときに「これはここまで綺麗になる」というのがわかるのだそうです。
長年の経験によって得られる力ですね。凄い!!
センス溢れた家具が並ぶPEARLの皆さんありがとうございました!
●PEARL(パール)
住所:沖縄県宜野湾市大山4-2-6
電話番号:098-890-7551
営業時間:10:00~18:00
定休日: 正月
HP・BLOG:http://pearlgraffity.ti-da.net/
通販:http://pearl.ocnk.net/
Instagram:https://www.instagram.com/pearl.okinawa/
ヨーロッパのアンティーク・ヴィンテージ家具、雑貨、服が揃う「Vintage Yard」
2件目に訪れたのはヨーロッパのアンティーク・ヴィンテージ 家具や雑貨などを取り扱っている「Vintage Yard」。
軍人・在日米軍の方やその家族のために建てられたといわれている「外人住宅」を改装したお店でとってもおしゃれ。
入り口へ向かうときに通る、緑がたくさんのお庭も素敵でした。(まるでイングリッシュガーデン!)
ワクワクしながらお店へ入ると、上品な家具や食器、雑貨がたくさん!
食器類の中でも特に目立っていたのがこちらのゴールドの食器。
(このポットでイギリスの紅茶を飲みたいなぁ…)
エリザベス女王の記念マグカップも!イギリスって感じがしますね。
他では滅多に見られないようなデザインの椅子がたくさん置かれている部屋を見つけました。
家具や雑貨の他に、イギリスから取り寄せているという洋服もありました。
古着と新品の両方を置いているそうです。
どの服もかわいいな〜と洋服を物色していると私のツボなワンピースを発見!
綺麗な紫色に鳥の模様が描かれたデザインが可愛い。
早速試着をさせてもらいました。
店員さん曰く、このワンピースの色がなかなか日本では使われない色で「まさに海外!」という感じなんだとか。確かに日本ではあまり見かけない色ですよね。ちょっと浮かれた日に着てお散歩したい1着です。
他にも可愛い色や珍しいデザインの洋服があったので、女性の方にはぜひ行って欲しいですね。
イギリスに住むお姉さんと一緒にお店を始めた真栄田さん
笑顔が素敵な店員さんの真栄田さんにインタビューしてみました!
こんにちは!ヨーロッパの家具や食器は可愛らしいものがたくさんありますね。どちらに買い付けに行かれるんですか?
買い付けは年に1回、イギリスへ行っています。イギリスで開催されているアンティークフェアやマーケット、オークションなどで購入していますよ。イギリスは毎日どこかでマーケットがあるので、「今日はここにしよう」とその日に決めて足を運ぶ感じです。
主に何十年代の家具・雑貨を置いているんですか?
特に年代に決まりはありません。ただ、古いものを取り扱うというのは決まっています。
年代関わらず古くて素敵なものを置かれているんですね!お店を始めたきっかけはありますか?
イギリスに姉が住んでいて、2~3年に1回くらいはイギリスへ行っていたんです。そこで姉に一緒にお店やらないかと言われたことがきっかけで始めました。2008年からやっているので、お店を始めて10年くらいは経っています。
10年!ちなみにどのようなお客さんが多いですか?
沖縄県内に住んでいる地元の人がほとんどです。あとは観光客の方や台湾・香港の方もいらっしゃいます。基地が近いのでアメリカ人のかたも多いですよ。
台湾や香港のお客さんまでいらっしゃるのですね!お客さんは男性・女性どちらが多いですか?
ほとんど女性です!
確かに女性の心をくすぐるものばかりですね。お店のコンセプトを教えてください。
お店には気に入ったものを置いています。ブランド関係なく、直感でいいなと思ったものを取り入れている感じですね。
真栄田さんの直感!とても魅力的なものが多くて素敵です!ヨーロッパの家具の魅力を教えてください。
現代のものだとガラスが綺麗ですべて統一されていますが、昔は今みたいに技術が発展していないんですね。ヨーロッパの昔の家具はガラスに不純物や気泡が入っていたり、ゆらゆらしていたり…。その均一ではないところが逆に魅力になっていると思います。このガラスのコップも一見同じように見えますが、よく見たら大きさがバラバラ。持ち手も真っ直ぐではないことがわかると思います。並べるとわかるんです。
本当ですね!全部大きさが違う!
アンティークの家具は木の部分がえぐれていたり、すり減っていたりすることがあるんです。椅子の場合だと手すり部分が変形しているとか。それを見て、「この家具を使っていた人はいつもここに肘を置いていたからすり減っているんだろうな」とか「どんな人が使っていたんだろう?」って妄想じゃないですけど考えるんです。「これだけ色が剥げているってことはいっぱい使っていたんだろうなぁ」って。100年くらい経つ家具だと、おばあちゃんから孫まであらゆる人に利用されていることが多いと思うんです。一人の人がずっと使っているとは限らないので。実際にこの家具をどんな人が使っていて、どんな生活を送っていたのだろう?って考えることができるのも魅力の1つですよね。あとは人が触っている分、新しいものにはない「暖かみ」が出ます。
素敵ですね。ヴィンテージ家具の見方が変わりました。最後にすすめの家具や雑貨を教えてください。
こちらのテーブルは修道院で流行り始めたもので、折りたためるようになっているんです。朝食の時だけ広げて、あとは折り畳む感じ。この家具の最大の特徴はお菓子のシュガーツイスト(ネジネジしたドーナツ)と似ている脚です。イギリスにはシュガーツイストのテーブルや椅子がたくさんあるんですよ。
凝ったデザインが可愛いですね。細かいところまでおしゃれ。
あとはこちらのトーストラック。
イギリスの方はカリカリのパンが大好きで、湿気でふにゃふにゃのパンは好まないんです。なのでトーストした後にトーストラックにかけて、ふにゃふにゃにならないようにしているんですよ。このトーストラックなどは今だとトーストの他にポストカードや書類を置いたりなどの用途で使われたりしていますね。
インテリアとしても使えるんですね!可愛い。真栄田さん、ありがとうございました!
イギリスについてたくさん教えてくれた真栄田さんと♪こちらではヨーロッパのアンティーク家具・雑貨の魅力をたくさん知ることができました。(イギリスのショップへ行った気分になりました)
実は私、数年前にイギリスへ行ったことがあるんですが、アンティーク家具に関しては何も見ていません。(残念…)
次イギリスへ行くときはアンティーク家具も見れたら良いなぁ。
イギリスの家具・雑貨が好きな方やイギリスの雰囲気を味わいたい方はぜひ「Vintage Yard」へ足を運んでみてくださいね。
●Vintage Yard(ヴィンテージヤード)
住所:沖縄県宜野湾市大山2-2-3
電話番号:098-943-1740
営業時間:11:00~18:00
定休日: 木曜日・第4水曜日 ※祝日も営業
HP・BLOG:http://vinyd921.ti-da.net/
通販:http://vintageyard.c2ec.com/
Instagram:https://www.instagram.com/vintage.yard/
アメリカの雰囲気で溢れていた良き沖縄を暮らしに取り入れる「USA FURNITURE」
3件目に訪れたのは、白と青の外観が印象的なアンティーク・ヴィンテージ家具屋さんのUSA FURNITURE。
店内には上品で素敵な家具がたくさんありました。
食器やキャンドルもあるので、テーブルセットを一式揃えることも!
ゆらゆら揺れるロッキングチェアに座ってみました。
座っているといつの前にか寝てしまいそう…!いろんなデザインのチェアがあるので、選ぶのも楽しい!
おしゃれなアクセサリーをはじめとしたアクセサリーもあるので、
お土産を買うのも良さそうです。
アメリカ文化が今よりも盛んだった時代の沖縄を知っている世代の方にご利用してほしい。
USAファニチャーの元井さんにインタビューしました!
こんにちは!突然ですが、いつからお店をやっていますか?
去年の10月に前オーナーから私に引き継がれました。三十数年前にこちらのオーナーが軍人さんやリサイクルショップから家具を買ってお店をやっていたんですが、だんだん良い品物が入らなくなったらしいんです。というのも、アメリカの人も中国製のものを買うようになったからなんですね。アメリカの家具の形なんだけど中国製みたいなものが増えたんです。それからなかなか商品が買えなくなったので、前オーナーの息子さんが引き継いだのですが、そこからご縁があり私のほうで引き継ぐというお話をいただいた流れです。
現在のお店のコンセプトを教えてください。
良き沖縄の時代の雰囲気を提供して、家具で心を落ち着かせたり、豊かに暮らせる空間を提供したりするのがコンセプトです。昔の沖縄は洗剤をはじめ、あらゆるものがアメリカ製のものしかなかったんですね。そういうアメリカの雰囲気で溢れていた良き沖縄を知っている世代の方に見て欲しいです。
お客さんはどの年代の方が多いですか?
60代~70代の方が多いです。前オーナーのお客さんが多いかもしれません。沖縄を知っているのは60代~70代の人ですが、30代~40代の方にも家具の良さを受け継いでいきたいですね。
お客さんは男性と女性どちらが多いですか?
女性が多いですね。家具の決定権ってやっぱり女性が持っているので。
移住者の方や海外の方もいらっしゃいますか?
そうですね。移住者の方は多いですよ。移住者の方は外人住宅を好む方が多いので、家の中もアメリカ家具で揃えたいのかもしれません。そういえばこっちの家具を使った外人住宅で宿をやっているんですよ。そこは妻がやっていますが、お互い両方手伝う感じですかね。
アメリカ家具を使った外人住宅の宿は泊まってみたいです!どのような人が宿泊されるんですか?
香港・台湾・韓国、この3つの国から来た方が8割です。後の2割は本土から来た方ですね。
ちなみに家具の買付けはどちらへ行かれていますか?
4ヶ月に1回、アメリカへ行っています。来週から初めてイギリスへ行って来ます。
アメリカ家具にこだわらず、イギリス家具も取り入れているんですね。
アメリカの家具ってどうしても大ぶりのものが多くて、小ぶりの家具が無いんですね。
イギリスだと小ぶりな家具があるので、それを探しに行こうかなと。
アメリカは大ぶりのものが多いんですね。
そうなんですよ。アメリカって家が大きいじゃないですか。
イギリスは日本に近いこじんまりした感じの家が多いので、小ぶりの家具があるんですよね。
たしかに私の部屋に置くならイギリスの小ぶりの家具がいいかも・・・。おすすめの家具はありますか?
今おすすめしたいのはロッキングチェアです。8~9脚はあるので、探されている方は見にきていただけたら楽しいと思いますよ。普通は1つのお店に1~2つしかないと思うんですけど、こちらではたくさん揃えています。
補習・リペアは行っていますか?
倉庫があって、そこで私が行っています。
ご自身でやられているんですね!
このお店を引き継ぐ前に、準備で1年半くらい家具製造の工場で修行しました。基地の家具などを製造されているところです。
お店をやるために修行されていたんですね。凄いです!ヴィンテージ家具の魅力を教えてください。
1つ買ったら、揃えずにはいられなくなってしまうところです。
いくつも欲しくなっちゃうんですね。
そうですね。もう全部揃えたくなっちゃうんです。というのも、1個だけだとバランスが悪くなるんです。だから全体的に変えたくなってしまいます。ハマる方はそうだと思います。
食器も揃えたくなるんですかね?
そうですね。生活全体が。究極には庭の方も!
庭もですか!??
そうなんです。イングリッシュガーデンみたいな。
雑誌に載っているようなお庭に憧れるんですよ。
家具から入って生活スタイル全てに影響されるんですね。
そうですね。あとはお茶や器もですね。こだわりを持った方が多いかもしれないです。余裕があるからなのか、豊かに暮らしている方が多いですね。家具が先か、お金が先かわからないですが(笑)
ありがとうございました!
インタビューが終わった後に、お茶と一緒に出してくれた沖縄の花「クワンソウ」のお漬物。「話のネタにでも食べてください」とのこと。初めて食べるので「どんな味がするんだろう?」とドキドキしましたが食べてみると…美味しい!コリコリとした歯ごたえとさっぱりとした味わい。こんなに美味しいお花があるんですね。
ちなみにオレンジの綺麗なお花です。「USA FURNITURE」に行ったら元井さんからいただけるかも?!(笑)
元井さんの移住話をちょこっと
今回お話を聞いた元井さんは、3年前にシンガポールから沖縄へ移住してきたグローバルな方。シンガポールに16年住んでいましたが、シンガポールのチームで沖縄県北部に位置する名護のハーリー大会でハーリーと出会い、それがきっかけで「いつか沖縄へ行こう!」と決めたんだとか。
人はいつ何に影響を受けるかわかりません。だからこそ、いろんなところへ行きいろんな体験をするべきだなと、このお話を聞いて感じたのでした。(私は名護市出身なので名護での出来事がきっかけだったと聞いて、なんだか嬉しかったです。)
暖かく迎え入れてくれたUSAファニチャーの元井さん、ありがとうございました!
●USA FURNITURE(ユーエスエーファニチャー)
住所:沖縄県 宜野湾市大山6-2-1
電話番号:098-898-0234
営業時間:10:00~19:00
定休日: 水曜日
HP・BLOG:http://kenmo5.ti-da.net/
58沿いに2017年にできたばかりのバーガー&バー「BOASORTE(ボアソルチ)」
お店を回ってちょっとお腹が空いてきたところで、お昼ご飯を食べにボアソルチへ。58号線を那覇向けに走っていると、右手にこちらの看板が見えてきます。
いざ!ハンバーガーのいい香りのする店内へ!
店内には思わず目を惹かれるアメリカンなコレクションがたくさん飾られており、ワクワクする空間。店員さんが趣味で集めているものなんだそうです。
ハンバーガー屋が大好きで宜野湾にお店オープン!!
早速ですが、いつも美味しいハンバーガーを作っている中村さんにインタビューしました!
こんにちは!雑貨とかたくさん飾られていて素敵です!ボアソルチさんはいつからお店をやっていますか?
2017年の4月1日です。もともとは同じ「ボアソルチ」という名前で14年間BARをやっていたのですが、14周年を機に好きなハンバーガーとバーを一緒にやりたいと思い、地元の宜野湾でハンバーガー&バーの「ボアソルチ」に変えました。
お客さんはどんな人が多いですか?
オープンして最初の半年はほとんど地元のお客さんでした。今はSNSを見て観光客の方もたくさんきてくれています。今は半数以上観光客の方ですね。あとは店内が禁煙なので、子連れも多いです。テラス席はペットオッケーなので、ペット連れのお客さんもよくきてくれますよ。
看板犬のぶん太くんに会いに来る人も多そうですね。
多いですね。毎日何組かいますよ。インスタを見てきてくれる方も。
そうなんですね!ぶん太君は普段はどちらにいるんですか?(早く会いたい)
カウンター内で寝ているんです。お客さんが空いているときは入り口まで出てお客さんと触れ合うこともありますね。
そうなんですね!後程会わせていただいても大丈夫ですか?(ワクワク)
いいですよ!
ちなみにボアソルチさんはどのようなコンセプトでやられているのですか?
「でっかく・美味しく・楽しく」がコンセプトです。
素敵ですね!「でっかく」は何を意味しているのですか?
1つ1つのハンバーガーが大きいんですよ。アメリカンサイズで。「美味しく」はハンバーガーが美味しい、「楽しく」は僕が趣味で集めているフィギュアで楽しんでもらえたらなと思ったんです。
家具も素敵なものがたくさんありますね。買付けへ行ったりしているんですか?
買付もしていますよ。あとは自分で作ることもあります。このテーブルも僕が作りました。
え!これも作ったんですか?凄いですね。お店をやっていて嬉しかった瞬間はどんなときですか?
帰るときにお客さんが「美味しかったよ」って言ってくれたり、またすぐきてくれたりするときが一番嬉しいですね。
最後に1番人気のハンバーガー&おすすめのハンバーガーを教えてください。
人気のハンバーガーは一番大きいサイズの「ビッグマウンテンバーガー」です。おすすめは「ブルーチーズバーガー」です。外国の方も多いので、ブルーチーズをたっぷり使っているブルーチーズバーガーはおすすめですね。
中村さん、ありがとうございました!
おすすめのブルーチーズバーガーを注文!
今回は中村さんがおすすめしてくれたブルーチーズバーガーを作ってもらうことに!では中村さん、よろしくお願いします!
「ブルーチーズバーガー」の出来上がり!これは美味しそうです。
ブルーチーズがたっぷり入っていてとっても美味しい!食べた瞬間チーズの味が口いっぱいに広がる感じ。味がしつこくないのでパクパク食べられます。何度でも食べたくなく味とはこのことですね。
隠し味でしょうか、ピーナッツバターの味がお肉&チーズと相性バッチリでした。これはブルーチーズが苦手な人も食べられそう。ちなみに新鮮な県産野菜のサラダバーが付いているんです。ジューシーなハンバーガーとヘルシーな野菜の両方を食べられるのはかなり魅力。^
お腹いっぱいになったところで、いよいよぶん太君のところへ…!
待望の看板犬のぶん太君とご対面
やぁ!みなさんこんにちは!僕が看板犬のぶん太だよ!
インスタグラムを見て、ずっと会いたいと思っていた、ぶん太君とついに会うことができました♪なんて可愛いんだろう。(やっぱりフレンチブルドックは最高です)
ボアソルチの大きくて美味しいハンバーガーとぶん太君を堪能しに、
皆さんも是非行って見てくださいね。
イケてるボアソルチの皆さん、ありがとうございました!
●BOASORTE(ボアソルチ)
住所:沖縄県宜野湾市大山4-1-1 1F
電話番号:098-987-6229
営業時間:11:00~15:00(L.O)、18:00~21:00 (L.O)
※日曜日は昼のみ
定休日: 月曜日
HP:https://tabelog.com/okinawa/A4703/A470404/47019913/
Instagram:https://www.instagram.com/boasorte_okinawa/
おしゃれで美味しい1日を過ごせる「ファニチャーストリート」へ是非行ってみてください♪
「アンティーク・ヴィンテージ家具屋さんを見て回りった後に、最高に美味しいハンバーガーを堪能する」という1日を過ごせるここ宜野湾の「ファニチャーストリート」。
ヴィンテージ・アンティーク家具好きにはたまらない街ではないでしょうか。お店ごとにコンセプトや置いているものが違うので、回っていて全然飽きません。
今回紹介したお店はすべて近場にあるので、1日で回ることができるのもポイント。1人でふらっと立ち寄るのもあり、友人・家族と立ち寄るのもあり、はたまた大人数でもわいわい回るのもありですね。素敵な店員さんがお待ちしてます♪
今回紹介したお店以外にも、まだまだ魅力的なお店がたくさんあるので、
気になった方はぜひファニチャーストリートをお散歩して見てくださいね。