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沖縄に移住したお父さんたちに伝えたい!子どもと気軽に冬の海を楽しめる『磯歩き』とは?

松田 和幸

2017.01.11

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みなさん、こんにちは。エンジニアの吉田(という体のライター松田)です。
以前は夏に、みなさんのお目にかかったと思いますが、今もみなさんの記憶の中にいられたら幸いです。

〜前回の記事〜

沖縄の妖怪『キジムナー』が教えてくれた、休日の沖縄でリフレッシュする方法

 

あれから時は流れ、季節は冬になりましたね。
僕、冬でも暖かい気候の中で過ごしたいという思いもあって沖縄に移住したんですけど、沖縄の冬って意外と寒いんですね。知りませんでした。
あまりに寒いので、家から出ずに終わる一日が増えてきましたよ。

夏なら、海に行ったりドライブしたり、楽しいことがたくさんあったのですが、冬になったとたん、楽しみが家の中にしかなくなりました。
だから最近は、家でテレビを見ながら仕事して、いつの間にか寝る時間になっている、そんな毎日を繰り返しています。
このまま春を迎えては、よくないとは思っているんです。
しかし冬の沖縄で、外に出て楽しめることなんて、あるのでしょうか。
マラソンのような体を鍛えるものではなく、純粋に、気軽に楽しめるもので・・・。

キジムナーキジムナー

「呼んだ?困った時にみんなの前に現れるキジムナーだよ♪」

吉田吉田

「呼んでないし人の布団を勝手に使わないでくれる?赤いの付いちゃう」

キジムナーキジムナー

「え?これ地肌だよ?付くわけないじゃ~ん!」

キジムナーキジムナー

「ほら」

吉田吉田

「(つかないんだ・・・。)」

キジムナーキジムナー

「ところでさ、気になってるんでしょ?」

キジムナーキジムナー

「沖縄の冬の楽しみ方!」

・・・彼が何者か、わからない読者の方を置き去りにしてしまってすみません。
ざっと説明しますね。
彼はキジムナーという、沖縄の妖怪。赤い髪に葉っぱで作った腰巻をしている姿で現れることが多い。
人間と同じように性別をもっているそう。
沖縄の県魚であるグルクン(タカサゴ)の頭が好きで、タコが嫌い。
沖縄県国頭村の喜如嘉(きじむか)が伝承の発祥の地とされていて、現在では観光客向けの案内看板を持って、道端で固まっていることが多い。
このキジムナーは以前、僕の家に来て、高い情報料とって帰ったことがあります。(本当のキジムナーはそんなことしません。)

吉田吉田

「いや、まあ知りたいとは思ってるけどさ。沖縄の冬って何が楽しいのよ」

キジムナーキジムナー

「それはもちろん・・・」




キジムナーキジムナー

「海だよ!沖縄の海はオールシーズン楽しめるんだ!」
(※水が赤くならない工夫をしております)

冬でも気軽に沖縄の海を楽しめる 『磯歩き』をしてみよう

キジムナーキジムナー

「というわけで、午前3時の海にやってきました。今日は僕の友達に、磯歩きを教えてもらいます。」

吉田吉田

「磯歩きって?」

キジムナーキジムナー

「干潮のときの浅瀬を歩きながら、そこにいる生き物を見て楽しむものだよ!」

塩谷

「やほ!」

キジムナーキジムナー

「おっす!」

キジムナーキジムナー

「吉田さん、この人が今日磯歩きしてくれる塩谷拓海くん。琉球大学で生物を専攻して研究している、カニが大好きな人。前に海で出会って以来、仲良くしてもらってるのよ。」

 

案内人プロフィール


塩谷拓海
琉球大学 理学部 海洋自然科学科 生物系3年次
沖縄に移住して3年目。
小学生の頃、登校中に学校に行くことも忘れて、道端で見かけたカニを8時間見続けていたら、警察に迎えに来られたことがあるほどカニが好き。
磯歩きは、アルバイトとして何度も行っている。
キジムナーキジムナー

「で、たくみくん。こちらが、せっかく沖縄に移住したのに、沖縄の楽しみ方が分からなくて困ってる吉田さんね。今日はよろしく!」

塩谷塩谷

「おっけー!」

キジムナーキジムナー

「じゃあ僕は、寒いのでここでおいとましますね。」

吉田吉田

「・・・。」

吉田吉田

「塩谷さん。よ、よろしくお願いします。」

塩谷塩谷

「よろしくお願いします!それではまず、今日が本当に磯歩きできる潮の状況かどうかをまず確かめましょう。」

塩谷塩谷

「これは『潮汐なび』というアプリの画面です。矢印の部分が潮の高さを表しています。磯歩きは、干潮時の潮の高さが20cm以下にならないとできないんですよ。なので、磯歩きをするのは、大潮から中潮の間が最適です。」

塩谷塩谷

「潮の高さは、『潮MieYell』というwebサイトでも見ることができます。潮の高さは、磯歩きに出かける前に確認するようにしましょう。磯歩きができるほど潮が引くの時間は、冬だと夜中、夏だと昼間、春だと早朝、秋だと夕方です。磯歩きが冬だからこそ楽しいのは、普段は見られない夜行性の生き物をじっくりと見ることができるからなんですね。

塩谷塩谷

「潮の高さをチェックして、磯に到着しました。さっそく磯歩きにいきたいところですが・・・」

塩谷塩谷

「その前に3つ、確認事項があります。1つめ!」

磯歩きの服装について!

塩谷塩谷

「磯歩きのときは、こんな服装が好ましいです。」

塩谷塩谷

「冬の磯歩きはだいたい寒いので、防寒はしっかりと。滑ってこける可能性はあるので濡れてもいいものだと安心です。でも、足元に気をつけていれば濡れませんよ。」

塩谷塩谷

「ズボンは、すその方は濡れるので、捲れるものか濡れてもいいものを着用しましょう。」

塩谷塩谷

「滑ったり、危険生物を踏んでしまったりしても足を守れるよう、濡れてもいい靴を着用してください。サンダルやクロックスのような、素足が出てしまうようなものよりは、靴がいいです。マリンブーツだと、より安全ですね。」

塩谷塩谷

「何を触っても、ある程度の安全を保てるように、手袋は着用しましょう。100均のゴムが塗られた軍手とかでも大丈夫です。」

塩谷塩谷

「夜の磯歩きには、ライトは必須。水につけないように気を付ければ、防水のものではなくても、100均のライトでも大丈夫です。ただ、明るさは300ルーメン以上のものだと、磯歩きしやすいですね。」

塩谷塩谷

「ほかにも、網やプラスチックケースがあると、生き物をよりいろんな角度で観察できるので、面白いですよ。子どもと一緒に行くときは、とくにおすすめです。」

塩谷塩谷

「あと、ケータイなどの電子機器を持っていくときは、防水ケースに入れる、ひもをつけて首から下げる、などの工夫をしておいたほうが安全ですよ」

塩谷塩谷

「では2つ目!」

海の危険生物について!

塩谷塩谷

「海にはたくさんの、毒を持った危険な生物がいます。しかし基本的には、自分から触りにいったり攻撃したりしなければ何もされません。それでも、危険生物だと気づかず触って大きな事故につながるケースや、毒への対処法が分からず、応急処置ができないために起こる死亡事故などはあります。」

塩谷塩谷

「なので、とくに子供と磯歩きに行くときは、せめて保護者だけでも危険生物の知識を頭に入れてからいきましょう。言葉だけだと伝わらないので、ぜひこちらから写真とともに、それぞれの生き物についての説明をご覧ください。」

塩谷塩谷

「とくに夜の海は危険が多いので、たくさん説明したいところではあるのですが、長くなるので磯歩きの時に気を付けるべき生物だけ言いますね。磯歩きで特に気を付けなくてはならないのが、オニダルマオコゼ、イモガイ、アンボイナ、クラゲ、ヒョウモンダコ、ガンガゼです。」

塩谷塩谷

「基本的に水に入らなければ出会うことはないですが、注意するべきなのはやむを得ず水たまりを通るとき。しっかり水底を照らし、オニダルマオコゼがいないことを確認してください。オニダルマオコゼは、水底の岩に擬態しているので気付かず踏んでしまうことがあります。すると背びれが靴底を貫通して足に刺さり、毒を受けて重症になることがあります。それを防ぐためには、靴底のしっかりした靴を履いておくことも大切です。」

塩谷塩谷

「イモガイやアンボイナなどの貝は、写真を見て覚えておいてください。それらに似た貝殻を見つけたときは、触らないようにしましょう。」

塩谷塩谷

「また、海にはたまにハブクラゲやカツオノエボシが漂っていますが、見かけたら絶対に水に入らないようにしてください。打ち上げられているクラゲも、触手に触るとクラゲの意思に関係なく毒針が発射されるので、近づかないのがベストです。」

塩谷塩谷

「ヒョウモンダコは、体長10センチくらいの、青い斑点模様のあるタコです。可愛いからといって捕まえると、噛まれて重傷を負う可能性があるので、とくに子供が捕まえないように注意してください。人間の方から近づくと逃げます。」

塩谷塩谷

「ガンガゼは、見た目は針の長いウニです。針は折れやすく、返しがついているので刺さると針が抜けないままになり、しかも毒針なので、毒を注入され続けます。一本一本の毒はそんなに強くはないですが、一度に多く刺さると呼吸困難や筋肉の麻痺を引き起こします。」

塩谷塩谷

「磯では、滑って転ばないように、足元に注意を払って進んでくださいね。転んで落ちた先に、危険生物がいるかもしれませんから。

塩谷塩谷

塩谷「3つ目!」

磯歩きのときの心構えについて!

わかりやすいよう、一旦箇条書きにしますね。

  • ふざけて押さない
  • ひっくり返した石は戻す(石の裏に住んでいる生き物がいるので)
  • サンゴを踏まない
  • 生き物に配慮する(手を濡らして触る、肺呼吸できない生き物を、長時間水からあげない、など)
  • 生き物を無理やり引っ張り出さない(自切できない生き物は、ちぎれて死んでしまう)
  • 餌をあげない(栄養素の上昇が環境破壊になる)
    →生き物の食生活が変化すると、食物連鎖が成り立たなくなり、生き物の個体数が変化する。
塩谷塩谷

「最後の『餌をあげない』は、一番大事です。一見すると小さなことのようですが、のちに大きな生態系の崩れにつながるからです。」

塩谷塩谷

「磯歩き前の準備はこれで完了です。前置きが長くて申し訳ないですが、安全に磯歩きをするため、なおかつ磯歩きができる環境を保っていくために必要なことなので、長くなってしまいました。では、いきましょう!これからは楽しいですよ!」

ピカー(まずはライトを照らして)

テクテク(ゴツゴツしているところもあるので気をつけて)

バシャバシャ(水に入る時もあります)

テクテク(滑らないようにしてくださいね)

塩谷塩谷

「磯歩きのやり方はシンプルです。磯を照らしながら、生き物を探しましょう。下を見すぎて、深いところに落ちたりしないよう気を付けてくださいね。」

吉田吉田

「はーい」

塩谷塩谷

「生き物は、水たまりを照らしながら探すと見つけやすいですよ。」

塩谷塩谷

「生き物を手に取るときは、さっきも言いましたが手を濡らしてからにしてあげてくださいね。僕は慣れてるので手袋はしてないですが、自分のためにも生き物のためにもなるべく手袋はしたほうがいいです。」

塩谷塩谷

「こんな感じで探してみましょう。見つけたら、どんな生き物か解説するので教えてください!」

吉田吉田

「わかりました!」

ここからは、僕たちが磯歩きをしたときに見つけた生き物を、ダイジェストでお届けしますね。


コモンヤドカリ
Dardanus megistos
「赤色が綺麗な大型のヤドカリで、ホラガイなどの大型の貝を背負います。豪邸ですね。」

クシモトミドリガイ(ちょっと自信はないですが・・・)
ゴクラクミドリガイ属の一種(Elysia.sp)
「藻類を食べ、藻類の葉緑体を利用する「盗葉緑体」を行えます。もちろん、盗んだ葉緑体は光合成できちゃいます。動物なのに光合成できるすごいやつです。」

コノハミドリガイ(こっちもあまり自信なしです)
ゴクラクミドリガイ属の一種(Elysia.sp)
「さっきのクシモトミドリガイと似た生き物です。」

ギンタカハマ属の一種(Tectus.sp)
形から推定するとニシキウズ(だと思います)
「近縁でサラサバテイという「馬蹄」に見えるからという安直なネーミングの貝がいますね。」

スベスベマンジュウガニ
Atergatis floridus
「なんともおいしそうな名前のカニですが、食べてしまうと天国に召される猛毒ガニです。
沖縄の個体は、テトロドトキシン(フグ毒)や麻痺性貝毒(PSP)を持っているのですが、北限(生物が分布できる範囲の、北の限界)近くのものはテトロドトキシンを主成分とします。
NHKみんなのうたに「恋のスベスベマンジュウガニ」なんて歌もありますよ。」

ツマジロナガウニ
Echinometra sp.
「藻類と一緒に石灰石も削っちゃうドジっ子です。
自分で掘り進んだ穴は巣になっていて、他の個体が入ってくると追い出すんですよ。」「ちなみにウニの足は、プラスチックの箱に入れるとよく見えます。」「針と針の間から出ている、細長くてちょっと赤いもやしの芽みたいなのが、菅足という足です。種類によって足の色や形は違いますが、ウニやヒトデなどの棘皮動物は、菅足を使って動きます。」
「ちなみに箱を持ち上げて下から見ると、真ん中にウニの口が見えます。ちょっとグロテスクですが。」

ケヤリムシ科の一種
Sabellidae sp.
「イソギンチャクなどに似てるけど実はゴカイという種の仲間です。
触手のように見えるのは『鰓冠』と呼ばれる部位で、これを使って口にプランクトンを誘導して摂食しているのです。
手を近づけると、シュッと引っ込みます。」

イソアワモチ
Onchidium verruculatum
「大きいウミウシの様な、ナメクジの様な生き物です。
肺呼吸をするため、干潮時にサンゴ礁が海面から出ると活動します。
潮が満ちているときは、空気の溜まっている岩のくぼみなどにいるみたいですよ。」

アオヒトデ
Linckia laevigata
「体が青いからアオヒトデ。
同種なのにオレンジ色の個体もいますが、アオヒトデです。」

カノコオウギガニ
Daira perlata
「この種も毒を持ってることがあるので食べない方が無難です。
実はこのカニ以外にも、「カノコ」という言葉が使われた名前をもつ生物がよくいます。カノコとは、鹿の子。鹿の斑点模様のことを表しているんです。確かに鹿のような斑点がありますよね。」

オウギガニ科の一種
Xanthidae sp.

ベニツケガニ属の一種
Thalamita sp.
「走るときに三代目J soul Brothersの「R.Y.U.S.E.I.」ポーズで走る、イカすカニです。岩の下にいますよ」

吉田吉田

「塩谷さんが思う、磯歩きのおもしろさってなんでしょうか?」

塩谷塩谷

「沖縄で、海と人がどう関わってきたか、というのが見えるところです。
先ほど、イソアワモチという生き物を紹介しましたよね?イソアワモチって実は、昔から沖縄の方々の食を支えてきた生き物なんです。ナマコやタコなんかもそう。沖縄の人たちはずっと、干潟でそういう生き物を捕まえて、食卓に並べてきました。」

塩谷塩谷

「ほかにも、例えば危険生物として紹介したアンボイナには、ハマナカーという方言名がついています。
由来は諸説ありますが、刺されたら戻ってくる途中、浜の半ばで力尽きてしまうことからきてるらしいです。
こんな感じで昔から危険生物は恐れられてたんですよ」

塩谷塩谷

「また、海岸植物の中に、トイレットペーパーとして使われていた木があったり…
そういうのが僕は好きで、磯歩きをやっています。」


クロウニ
Stomopneustes variolaris
「よく岩の間にいるウニです。
岩の間に入り易いよう、骨格が工夫されてます。
ガンガゼと間違えやすいですが、棘の太さや角度によって緑色に見えたりすることから見分けることができますよ。」

ニセクロナマコ
Holothuria leucospilota
「こんなに黒いのにニセモノなんです。
キュビエ器官という白い糸状の組織を持ち、これが皮膚や服に着くと取るのに苦労します。すごく。
毒をもっていて、沖縄にはこのナマコの毒を使った漁があるんですよ。ですが、触っても大丈夫です。」

クロナマコ
Holothuria atra
「コチラが正真正銘クロナマコ。ニセと違い食用になります。
見分け方はずばり、砂をまとっているかどうかで、砂をかぶっている方がクロナマコです。」

アダラリア属の一種
Adalaria sp.
「分類が進んでないグループかもしれません。
たぶん和名なしです。」

コバンウミウシ
Asteronotus cespitosus
「400mmにもなる大型のウミウシです。
光を嫌うようで、おそらく夜行性だと思われます。」

ハナビラダカラ
Erosaria annulus
「貝殻を外套膜という部位で覆っている特殊な貝です。
この外套膜によって貝殻の形成や、貝殻に付着物が付くのを防いでいるんですよ。
ちなみに、みなさんは「竹取物語」という物語をご存知かと思います。その作中に「燕の子安貝」というのが登場するんですが、それはこの種類の貝を指しています。
沖縄にいると、普段からよく見るこの種類の貝が、生きている姿を見るのは初めて、という方も多いのではないでしょうか。」

ミドリイシ属の一種
Acropora sp.
「ミドリイシ属の特徴として、枝の先端にポリプがあります。」

ウモレオウギガニ
Zosimus aeneus
「これもまた、猛毒を持つカニです。
非常に美しく、見つけると嬉しいカニですが、絶対食べないでくださいね。」

ミドリイシ属の一種
Acropora sp.
「ちょっと白飛びしてますが、ぽつぽつと写っている白い丸は、サンゴの触手です。
サンゴも動物、夜になると触手を出して海中のプランクトンを摂食するんですよ。
こういうのを見ると動物って感じがしますよね。」

ヒメサンゴガニ属の一種
Tetralia sp.
「次のアミメサンゴガニの解説をご覧ください」

アミメサンゴガニ
Trapezia areolata
「枝状サンゴ(主にミドリイシやハナヤサイサンゴ)に共生するカニです。
こんな小さな体でもオニヒトデを撃退したり、サンゴから沈殿物をどかしたりしてくれるすごいやつなんですよ。
枝サンゴには、かなりの確率でサンゴガニの仲間がいます。ぜひ見つけてみてください。」

カブトヤドカリ
Dardanus deformis
「背中に付いてるベニヒモイソギンチャクが目立つヤドカリです。
もちろん元からついていたわけではなく、ヤドカリが自分の殻に移しているんですよ。
新しい殻に移るときはイソギンチャクも一緒です。
これは相利共生と呼ばれる関係です。
イソギンチャクはヤドカリの機動力を借りることで新しい生息域へ進出でき、ヤドカリは大型の捕食者から襲われにくくなる。そんな、win-winな関係を築いています。
イソギンチャクから出ている紅色のひもには毒があるので、触らないようにしてくださいね。」

イソテッポウエビ
Alpheus lobidens
「写真だと見づらいかもしれませんが、左右の鋏の大きさが違うんです。
この大きい鋏を勢いよく閉じることで衝撃波を生み出し、小型の甲殻類を気絶させ捕食します。
英名だと「Pistol shrimp」。その名の通りの生き方をしてらっしゃるエビさんです。
磯でパチンパチンという音が聞こえたら、近くにイソテッポウエビがいます。
ハゼと共生関係にあることでも有名ですよ。
興味がある方は、ぜひ調べてみてください。」

今回の磯歩きで見つけた生き物は、以上です。
実は、僕らが見た生き物は、実は磯歩きで見られる生き物の中のほんのわずかなんですよ。みなさんが磯歩きをしたときは、もっといろんな生き物が見られるはずですし、行くたびに違う生き物を見ることができます。
何度も磯歩きに出かけると、沖縄の海の生き物の多様さに驚きますよ!

みなさんが見つけたけれど、この記事でご紹介できていない生き物については、お問い合わせいただけるとお答えできます!
そして、もしよろしければ、見つけた生き物の名前と生態を、この記事に追加させていただきたいです。
個人的には、この記事が図鑑のようになっていくと面白いなと思っています。
もしくは、撮ってきた写真を見ながら子ども自身に調べてもらうと、興味の幅が広がるきっかけになるかもしれませんね。

吉田吉田

「あー、楽しかった。ただいまー。・・・誰もいないけど言っちゃうよね。」

「おかえり」

キジムナーキジムナー

「楽しかった?」

吉田吉田

「まだいるんだ・・・(めっちゃ赤いの毛布についてるんですけど・・・・・)」

吉田吉田

「楽しかったよ」

キジムナーキジムナー

「よかったー!じゃあ・・・」

吉田吉田

「またお金払うの?」

キジムナーキジムナー

「いや、今日は、ぬくもりで・・・。」

吉田吉田

「え?」

キジムナーキジムナー

「外に出ると寒いから、春になるまで布団の中にいさせてください。」

吉田吉田

「帰ってくれる?赤いのついちゃってるし!」

バタン・・・・・・・


さて、赤いのも帰ったことですし、磯歩きの魅力は伝わりましたでしょうか?
スキューバダイビングより、シュノーケルより、気軽に沖縄の海を楽しめる磯歩き。
みなさんもぜひ試してみてください。

ちなみに、今回の磯歩きで使ったカメラは、OlympusのTG-4です。
カメラ素人の僕でも、めちゃくちゃ綺麗な写真が撮れて超楽しめました。

また、正式名称が分からなかったため記事には出さなかったのですが、こんな生き物の写真も撮れましたよ。

めちゃくちゃ発色の良いハゼ。(この魚の正体を知っているかた、是非教えてください!!)

今回のベストショットです。
夜の磯を、水中カメラ片手にウロウロするのも楽しいですよ!

それでは!

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