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おきなわマグネット読者の皆様初めまして!沖縄ローカル芸人の「しんとすけ」の首里石嶺(しゅりいしみね)です!
ややこしいですが、コンビ名が「しんとすけ」、そして個人の芸名が「首里石嶺」です。
僕は、沖縄県那覇市首里にある地名「首里石嶺」を芸名としています。
そして、「首里石嶺」と言いつつも、出身は「首里崎山(しゅりさきやま)」で、相方のしんの出身が「首里石嶺」なんです。つまり、僕は相方の出身地を芸名にしているんです。
こうやって芸名の説明をすると、だいたいの人は白目をむきます。ことさらネット記事なら、既に大半の人はすぐさまホームボタンを押し、読了とする事でしょう。
しかしまだ、読んで頂いている御奇特な貴方は、きっと僕と波長が合う方です。是非、最後まで一読お願い致します。
楽天女子の田中さんと行く「楽天ゴールデンイーグルス」久米島キャンプ
さて、皆さんご存知の通り、2月の沖縄は、プロ野球キャンプが県内各地で行われております。そんな中、僕は題字の通り、プロ野球チーム「楽天ゴールデンイーグルス」がキャンプをしている沖縄県の離島「久米島」へ行ってきました。
久米島の楽天ゴールデンイーグルスのキャンプに行った理由はただひとつ!
主人公の田中吉美さん。30代 静岡県在住
楽天女子(楽天ゴールデンイーグルスのファンである女性の事)でおきなわマグネットの運営に携わっている田中さんの初めてのキャンプ参戦をより良い思い出にすべく、2泊3日の間お手伝いしてきたので、微力ながら楽天の久米島キャンプ攻略法?!と、旅の合間に見つけた久米島の魅力をお届けしたいと思います。
1日目:久米島野球場で開催されている選手とファンのふれあいイベント「久米島フェスティバル」へ!!
沖縄本島から久米島は、飛行機で約30分で着きます。しかも1日に往路、復路ともに複数便出ている為、アクセスは便利です。その他フェリーでも、約4時間で行く事ができます。
僕たちは那覇空港から14時頃に出発し、久米島空港に14時30分頃に到着。その後すぐさまレンタカーで楽天1軍キャンプが行われている久米島野球場へ向かいました。
ちなみに人口が8千人に満たない久米島(平成31年1月末現在)は、一言でいうと『超自由な島』。島の玄関口、久米島空港を出て1番最初に目に入るのはこのオブジェです。
「玄関口にはシーサー」がセオリーの沖縄の常識をいとも簡単に覆してます。(シーサーもあるが、このオブジェの方がより玄関に近い)
久米島野球場に着いたら、何とその日は選手とファンがミニゲームなどをしてふれあう「久米島フェスティバル」を行っていました。
しかも、さすがは楽天女子の田中さん、久米島フェスティバル参加の条件である楽天協力会の会員にしっかり入っていたのです。
興奮気味に参加しようとグラウンドに足を運ぶと、係員の方から「事前申し込みはされてますでしょうか?」と一言。
「してないです」と田中さん・・・・・・
結局僕たちはその日、スタンドから選手とファンが触れ合う様子を見ていました。
ちなみに、田中さんの1番の目標は「楽天の選手と写真を撮りまくる事、そして本命の則本(のりもと)選手と写真を撮る事」です。
そんな田中さんは、おたまにピンポン玉を入れて、そのピンポン玉をバトンにダイヤモンドでリレーをする、いわゆる「おたまリレー」をしている則本選手が、ファンと楽しそうに交流している様子を見て、悔しくて、頬にピンポン玉大の涙を流したとか流していないとか・・・。
左から首里石嶺・田中さん・同行したおきなわマグネットの粟國社長
その日は、写真収穫ゼロのまま、翌日のキャンプへ向けて決起集会という名の、シンプルな飲み会へ行く事にしました。
居酒屋「海産物 波路」は、田中さんが宿泊していた「リゾートホテル久米アイランド(ちなみに楽天の1軍選手も同ホテルに宿泊しており、田中さんはなんと半年前から予約をして、部屋をおさえる事ができたそうです。)」から徒歩2~3分の場所にあり、久米島のメインストリート?的な所にあります。
店に入り最初に驚くのは、そのメニューのディープさ!
まず気になるのが「豚ウフゲー(胃袋)炒め」。中身汁(豚の内臓、しいたけ、こんにゃくなどが入ったすまし汁の事)など、沖縄の人は豚の内臓は良く食べるのですが、胃袋限定のメニューは驚きです。
そして次に気になるのが「魚のウフゲー(胃袋)炒め」。久米島の方はウフゲーが好きなのでしょうか?そして、魚のウフゲーは炒め、唐揚げ、煮付と調理方法も豊富です。
極めつけは「サメ」。
サメ?!沖縄本島北部にある名護市で、イルカを食す文化があった事は有名な話ですが、「サメ」というメニューは初耳です!
何が注文されるかドキドキしながら、はるばる静岡から来ている田中さんにオーダーしてもらう事になりました。
そして、運命の田中ゴールデンイーグルス第1回選択希望選手は・・・・
「大根サラダ」
さすがはレディー!まずはヘルシーなオーダーから入りました。
変則メニューは第2回以降に期待です。
そして、田中ゴールデンイーグルス第2回選択希望選手は・・・・・
「麩(ふ)の卵とじ」
僕は忘れていました。本土から来た人にとって、うちなーんちゅ(沖縄人)が常用食として食べている「麩の卵とじ」は充分に変則だという事を。サメ、ウフゲーのレベルは、変則すぎておそらく田中ゴールデンイーグルスから、”オコエ“がかかることはない。という事を。
オコエ瑠偉選手(ただのダジャレ)
その後、僕にもドラフトの順番が回って来ました。しかし、ここでサメ、ウフゲーを希望するのは、エゴが強すぎる感じがして、僕が頼んだのは「車海老のおきなわ天ぷら」。
実は久米島町は、養殖車海老の生産量が日本一です。海洋深層水を使って育てているので、臭みが無く、お刺身でも頂ける絶品です。
そして、いよいよ車海老がテーブルに運ばれてきて「田中さん車海老どうぞ!」とオススメすると、田中さんは「私海老アレルギーなんですよ。」と一言。
まさかの僕のドラ1選手が、すぐに戦力外通告を受けてしまいました。
まぁでも海老を独占出来るからラッキーと思考を切り替え、美味しいお酒と料理に舌鼓を打ちながら、楽しく夜は更けていきました。
2日目:選手とのふれあいの最大のチャンス!ボーナスタイムで勝負をかける!!
そして運命の2日目がやってきました。
3日目の昼には那覇に帰る上に、楽天の練習はオフの予定です。
1日目は、楽天選手との写真撮影の収穫はゼロだった上に、2日目もダメなら、田中さんは静岡から久米島にはるばる「大根サラダ」と「麩のたまことじ」を食しに来た事になってしまいます。
そうなっては面目ないと気合を入れ、ホテルから意気揚々と久米島野球場に到着すると、その日の久米島は完全に雨。驚異の降水確率24時間連続で100%。
雨の日でも、選手のパネルは笑顔で迎えてくれます
これは、アマタツがヨシズミがなんと言おうと雨という事で、最寄りのコンビニで、文明の利器である雨傘をゲットし、野球場に到着致しました。
もちろん、グラウンドでの練習は中止ですが、グラウンドから徒歩1分にある「久米島ホタルドーム(室内練習場)」で楽天の選手の練習を見る事が出来ます。
そして、雨の中見学していると、雨の利点を実感する事になります。
その雨の利点とは、「ライバル(他のお客さん)が少ない」という事です。
1日目は晴れている上に休日だったという事も関係しているでしょうが、2日目は雨の上に平日だったので、お客さんがはるかに少なかったのです。
もうひとつの利点は「選手が1箇所に密集している」という事です。晴れの日なら、グラウンドにサブグラウンド、室内練習場に、もしかしたら近隣の坂道で坂ダッシュなど、様々な場所で選手が練習を行うのですが、雨だと基本的に室内練習場かブルペンで練習を行っていて、しかもそれが隣同士にあるので、野手も投手も1箇所に集まっているのです。
つまり、ライバルが少ないうえに、沢山のターゲット(選手)が集まっているという、釣りだったら入れ食い状態の環境が整っているのです。
入れ食い状態と信じ、午前中の練習を見学していて、お昼頃になると、ユニフォームを脱いだ選手が、食堂として利用されている、室内練習場の向かいにあるコンクリート造りの平屋に移動していきます。
田中さんと目を合わせて言いました「ボーナスタイムがやってきた!」ここでいうボーナスタイムとは、「ランチタイム」の事です。
基本的にプロ野球キャンプでは、練習前、ランチタイム、練習後の3回、選手が比較的ファンサービスを行いやすい時間があります。
つまり、練習中ではない時間が、サインや写真が欲しいファンにとってはボーナスタイムという事です。
しかも、食堂になっているのが室内練習場の目の前にある建物という事で、室内練習場と食堂の動線で待ち構えていれば、必然的に全選手が通る!という雨ならではの超ボーナスタイムがやってきたのです。
食堂として使われていた建物
そして、超ボーナスタイムという言葉に恥じない、この写真の数々をご覧ください!
銀次選手
嶋選手
左:高梨選手 右:松井選手
岸選手
浅村選手
平石監督
本当に有り難い事です!
やはり1流選手はファンサービスも1流。小雨の中でしたが、嫌な顔1つせずに写真対応して頂きました。楽天の花形である銀次選手に嶋選手、松井選手に高梨選手、岸選手に、西武から移籍してきたばかりの浅村選手、そして今年から指揮をとる平石監督まで!!!
楽天の主役と写真を撮りまくりの田中さん!興奮しまくりの田中さん!
そして田中さんは胸を高鳴らせながら「あと則本選手と写真撮れたら、もう今日は帰っても良い」と言いました。
僕はこの瞬間、田中さん以上に胸が高鳴りました。これが何を意味するのか。
それは、則本選手と写真を撮れる→帰れる→昼からビールを飲める、という事に繋がるのです。
つまり「則本選手次第で僕たちの旅のスケジュールが決まる」という、まるでこの1文だけ見ると、則本選手が僕たちのツアーコンダクターになったみたいな状況が生まれたのです。
そして他の選手と写真を撮りまくり1時間ほどすると、来た!則本選手が来た!遠くからだが確かに則本選手だ!スマホを準備する田中さん。
遠くから歩いてくる則本選手と、首を長くして待つ田中さん。
来る!近くに来る!今だ!!!
「則本選手!しゃ、」と言った所で僕の言葉は詰まりました。
完全にユニフォームを着けているし、水も持っている。おそらく、まだ練習の移動中なのです。練習中という状況で「則本選手!写真撮ってください!」と言おうものなら、沖縄のファンは礼儀がなってないと思われるかもしれません。それは芸人としてスベってます。
そこで「則本選手!しゃ、」となった状況からどうにか頑張って「則本選手!しゃ、かりき頑張ってください!」と、光GENJIのパラダイス銀河の歌詞でしか聴いた事がない「しゃかりき」を見事に使用し、スベりからエールへと方向転換に成功した所で、昼ビールを諦め、さすがに僕たちもランチタイムにする事にしました。
近くまで来た則本選手
ランチタイムに選んだ先は地元の方のオススメで、球場から車で3分の場所にある
沖縄そば屋「やん小〜(やんぐゎ~)」に行く事にしました。
古民家風の建物に、綺麗な庭、列を作って並んでいる人々、12時~15時というストロングスタイルの営業時間。これで美味しくないはずが無いという視覚情報をキャッチし、ワクワクしながら待っていました。そして、いよいよ次の方どうぞーと呼ばれ、店の中に入ると、まずビックリするのが、内装のレベルがメチャクチャ高い事です。
そして、僕が頼んだのは「ピリ辛味噌もやしそば(810円)」。実は、久米島は人気のおみやげ「みそクッキー」に代表されるように、味噌も有名です。本島ではお目にかかった事のない味噌味のそばは、見た目はこんな感じです。
結果からいうと、メチャクチャ美味しかったです。
店主に話を聞くと、スープは鶏、豚骨、カツオ、昆布で出汁をとり、そこに久米島で有名な味噌であるたいら味噌を加え、仕上げに、泡盛、島唐辛子、島ニンニク、ウコン、シークァーサーなど島の素材たっぷり使用した久米島産ラー油を入れております。麺は海洋深層水入りの自家製麺で、ネギは久米島産を使用しているというこだわりっぷりでした。
そして、内装についても話を聞くと、店内にある仏壇も、家族の写真も全てが本物という事なのです。実は、古民家風の建物の正体は、今も店主の両親が住んでいる実家らしく、営業時間帯は、両親は裏にある部屋で生活をしているという事です。古民家をリフォームしてお店にしているパターンはもはやメジャーですが、古民家に家主が在住しているパターンは、少なくとも僕は初めて聞いたので驚きでした。
「久米島といえば味噌そば」という事を定着させていきたいと意気込んでいた、気さくな店主さん。
「やん小~」で体力を回復した一行は、もちろん久米島野球場に戻る事にしました。
その目的は「則本選手と写真を撮る事」ですが、特に何が起こる訳でもなく、雨の中で2時間が経ちました。そこで、気付いたのです。
「多分、則本選手どこにも居ない。」
室内練習場、ブルペン、どこにも居ないのです。
こうなってはらちが明かないと「投手陣と外国人選手は、個人で調整を任されている部分がある」という、誰から聞いたかもうろ覚えな情報をひっさげ「田中さん、他の選手と沢山撮れた事だし、これ以上は体調崩すかもしれませんし、則本選手は諦めた方が賢明ではないですか?」と、体調を引き合いに、夕方ビールにこじつけようとしました。
すると田中さんが「そうだね。則本選手はまた次回の楽しみにする。」と仰ったので、すかさず「では打ち上げとしますか」と言葉を放とうとした矢先、田中さんが続けて1言仰りました。「2軍キャンプにも行きたい。」と。
「2軍キャンプにも行きたい。」と・・・。
僕たちは、2軍キャンプが行われている仲里野球場に向かう事になりました。
話を聞くと、なんと田中さんの10歳の娘さんも楽天ファンという事で、特に野手の茂木選手の大ファンだという事です。その茂木選手が今年は2軍で調整しているとの事で「私ばっかり楽しんでいたら娘に怒られる」と、親心での2軍キャンプ参戦でした。
2軍キャンプでの最大のミッションは「娘さんの宝物である茂木選手のユニフォームに本人のサインをもらう事」です。僕達に出来る事は、ひたすら茂木選手が室内練習場から出て来るのを待つという事です。待ちました。
ひたすら待ちました。
待ってる間に、久米島在住の球場管理スタッフの比嘉さんとも触れ合いました。
僕の事に気づいてくれて、写真撮って良い?と話しかけてきた比嘉さん。
そのユニークなスマホカバーを見て、写真撮って良いですか?を逆オファーした画
スマホカバーに「ハブ、アカマタ、ハブ、石敢當」と謎のテープが貼られていました。
そして、遂にこの時がやって来たのです。
雨の中神対応して頂いた茂木選手
やりました!完全にミッション大成功です!
神対応という言葉がありますが、雨の中2時間待った末に現れたその姿は、まさに神そのものでした。そして何と、今年から楽天に入団し、2軍キャンプに参加している則本選手の弟である則本佳樹選手とも写真を撮る事ができ、大満足の田中さん。こうして僕たちは、朝9時から夕方5時の間、雨の中ひたすら選手を待ち続けるという偉業?!を成し遂げたのでした。
則本佳樹選手との2ショット
1日目と違い、達成感も感じながら念願の打ち上げに向かう事にしました。
会場は、1日目の居酒屋と同じ通りにある「にくやき屋 金平」をチョイス致しました。
選んだ理由は、「やきにく屋」では無く「にくやき屋」という所にセンスを感じたから、という理由です。
そのお味は、メチャクチャに美味しいのです。牛肉も豚肉も、肉々しくて、その日雨に奪われた体力をすぐに全快にしてくれる、いうなればベホマ牛とベホマ豚です。
ベホマ牛
ベホマ豚
そして何より美味しかったのは「地鶏のたたき」。
実は久米島の地鶏は、「久米島赤鶏」といい、ここ数年ブランド化に成功し、東京などの料理店を中心に人気が出ているのです。旨味が強く肉質が良いこの久米島赤鶏、新鮮なのでたたきで食べてもプリップリで、酒のつまみに最高です。
どのくらい美味しいかというと、思わず写真を撮り忘れて完食してしまうくらい美味しいのです。これが本当のトリ忘れ。お後が宜しくないようで・・・。
こうしてあっという間に過ぎていった2泊3日の久米島旅は、楽天の選手、優しい人々、美味しい料理と沢山の出会いがありました。
そして田中さんの「楽天の選手と沢山写真を撮る」という目標を達成した事に加え「則本選手と写真を撮る」という楽しみを次に残した(照)ということ事で、今回のお手伝い旅は上出来だったと思います。
その証拠に、楽天の選手と写真を撮り過ぎて、田中さんが興奮してなかなか寝付けなかったらしい事が、この旅の上出来具合を1番裏付けています。
久米島で立ち寄った場所をまとめてみました!
最後に、本編で紹介しきれなかった久米島情報を、コラム形式でご紹介したいと思います。
おばけ坂
初日に訪れた久米島の観光名所の1つです。何が「おばけ」かというと、入口から見える何の変哲もないゆるやかな下り坂があるのですが、車である程度下った所で、ギアをニュートラルにすると、なんと今下ってきた坂をバックして登り始めるのです。カラクリとしては、周りの木の生え方や、坂の勾配により、目の錯覚で上り坂が下り坂に見えるという事らしいですが、僕はどんなに見ても下り坂にしか見えませんでした。一見の価値ありです。
地元のスナック
初日に飲んだ居酒屋「波路」の近くにあったので、軽く飲みましょうというノリで訪れたスナックなのですが、衝撃でした!
見て下さいこのお通しの量と数!
キーマカレー&トースト
イカのお刺身
やきそばと海老フライ
日替わりと言うお通しは、3皿中3皿全て美味しかったです!もう1度いいますが、これが「お通し」です!
まさかのスナックで、大皿3皿お通しがきたので、軽く飲みましょうモードから、どうにか完食しましょうモードに変更し、嬉しい悲鳴をあげた事は言うまでもありません。
「にくやき屋 金平」の店主
2日目にお世話になった「にくやき屋 金平」の店主の宮城駿友(ミヤギ シュンスケ)さん。
どこかで見た事あると思ったら、なんと、僕が中学校の頃、野球の遠征で対戦した久米島中学校のキャッチャーだったのです!忘れもしないこのガタイをご覧ください!
ちなみにあだ名は納得の「ハルク」だそうです
上江洲家
3日目、空港に向かう途中で国指定重要文化財建造物の「上江洲家」を訪れました。
琉球王朝時代の士族の家という事もあり、石垣にフクギの木と、これぞ沖縄という感じの、とても豪華な家です。
上江洲家正面
母屋
重要文化財という事でもちろん、参観料金がかかります。しかし、参観料金についての立て看板はありますが、支払場所が無いのです。窓口もなければ、人影もないという状況で、支払い出来ずに途方に暮れていると、支払場所を遂に見つけたのです!それはなんと、縁側の上に置かれている箱!!
このセキュリティーの甘さを刮目せよ!
「参観料おねがいします」と書かれた紙の下に、無造作に置かれている小銭入りの箱。そして、重要文化財の支払い場所で堂々と「ワンドリンクサービス」のチラシを置き、宣伝している近所の居酒屋。僕はこれを見て改めて、自由だな~と、とても良いな~と感じました。だって、おそらく盗む人が居ないって事ですよね?これは凄いと思います。
楽天女子田中さんのお手伝いを通じて楽天ゴールデンイーグルスと久米島のファンになった!!
最後になりますが、とても自由な島「久米島」は、都会の喧騒を忘れさせ、心身共にも癒してくれました。(那覇で都会って言うな!という言葉は受け付けません。)
僕は、この記事を書きながら、この旅を通じて田中さんをお手伝いするはずが、いつの間にか僕自身が楽天ファン、そして久米島ファンになっている事に気づきました。
楽天キャンプの時はもちろん、そうでは無い時でも、訪れてみたら、その魅力にハマる事間違いありません。皆様も1度久米島に足を運ぶ事をオススメ致します!