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沖縄県那覇市の「漫湖」に潜むエイリアン魚「チワラスボ」を狙え!

松田 和幸

2017.11.17

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沖縄県那覇市にある大きな湖「漫湖(まんこ)」。

「漫湖」は、沖縄本島南部を流れる国場川の河口にあり、「那覇空港」から那覇市の中心市街(国際通り付近)に向かう途中にあります。

実はこの「漫湖 」、「湖」と名前に入っていますが、湖ではなく「干潟」なのです。

 

 

 

潮の満ち引きで、満ちている時は

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そして、潮が引いている時は、

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このような干潟になります。

 

 

干潮になると最大で47ヘクタールほどの広い泥の干潟が見れる、なかなか他にはない光景です。

 

沖縄といえば、青い海とイメージが強いでしょうが、
この広大な「干潟」もとても魅力的なスポットでおすすめです。

 

そんな「漫湖」ですが、

私、松田探検隊(1名)はある生物が出現するという情報を耳にしました。

それは漫湖に潜むエイリアン魚

その名も・・・

チワラスボ

 

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細長い身体にギザギザの歯。

そう・・・・それはまさに「エイリアン」のような生物とのこと。

ワラスボ」といえば、知る人ぞ知る「佐賀のエイリアン」としても話題になりました。

img_warasubo(「佐賀市 WRSB ワラスボ公式サイト」より、記事の都合上モザイクをかけさせていただいてます。)

そんなワラスボの仲間「チワラスボ」がここ那覇市の漫湖にいるようです。

しかもその「チワラスボ」ですが、なんと絶滅危惧種に指定されているそうです。

これはぜひ捕獲して、そのエイリアン面を拝んでみたいところ。

というわけで今回お届けするのは、

「漫湖に潜むエイリアン魚チワラスボ捕獲作戦!」

それではどうぞ、ご覧ください。

まずは「漫湖」の生態に詳しい方にお話を聴きに行ってきました。

エイリアン魚「チワラスボ」を捕獲するためには、生態を知っておく必要がありそうです。

向かったのは『漫湖水鳥・湿地センター

僕がセンターに伺った日、漫湖の生態調査のための生物採取に訪れていた沖縄科学技術大学院大学(OIST)の前田健博士に運良くお話を聞くことができました。

 

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前田さん:
チワラスボは血が透けて見えているので、大体赤っぽい色をしています。稚魚は7mmくらいしかなくて、透明で、子どものころは目が大きいです。

稚魚のころは普通に生活していて、成魚になるにつれて泥の中で生活し始めるようになり、目が小さくなっていきます。チワラスボはよくわかってない部分が多いですが、意外と種類は豊富です。

だいたい泥の中を探らないといないので、普通は見つからないですね。

また、絶滅危惧種に指定されているのもあり、そもそもの個体数も少ないので私たちが探しても、見つけることは難しいです。

なるほど・・・・

生態に詳しい方が探しても、見つけることが難しい「チワラスボ」。

これは探しがいがありそうですね。

当初は捕獲後、食べることを想定していたが、絶滅危惧種ということなので、今回は捕獲、生態観察、リリースまでをゴールとしましょう。

いざ「漫湖」へやってまいりました。

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チワラスボが生息するという漫湖にかかる「とよみ大橋」の欄干にやってきました。

いざ!

捕獲開始・・・!

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ぬちゃ・・・

 

 

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この日のために用意した(経費で買った)やんばるスパイクが一瞬でおしゃかに・・・。(ただの島ぞうりです。)

足を踏み入れるとあっという間にひざまで沈むので裸足で進むことにします。

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漫湖には、マングローブの苗が人の手によって植えられており、広大な湖にぽつんと生えるその姿がかわいらしいですね。

次に来る時は立派なマングローブの木になっていることでしょう。

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ちなみに人も住んでいる。。

実はさきほど着替えてる途中に、このおじさんと喋りました。

全裸で・・・・。

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見かける生き物は、「巻貝」か「ハゼ」か「シオマネキ」ばかり・・・。

他のみんなはどこに行ったの?

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チワラスボは泥のなかにいるという話だったので、適当なところで穴を掘ってみることにしました。

 

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あっ、何かつかんだよ!

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シジミかい。

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再度ほりほり

 

 

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あっ、何かつかんだよ!

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病院の診察券かい。

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かれこれ1時間ほど探してみるが、まったく見つからない・・・・。

らちが明かないので、一旦出直すことにしました。

夜にまたリベンジ!!

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そして時刻は20時。

すっかり漫湖は満潮を迎えており、写真だと見えづらいですが、一切泥が露出しないほどに水が流れ込んでいます。

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魚類はすでに寝る時間のようで、浅瀬であれば近く寄って写真を撮ることもできます。

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そしてぼくは懸命に捜索を続けた。

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探しに探した。

明かりをつけても真下に何があるか見えない漫湖で、泥に埋まってるガラス片に手足を切られながら探したさ。

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腐りかけのさんまの身をエサに釣りをしたり、

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底引き網の要領なら捕まえられるかと、自転車のカゴとガーデニング用の棒で硬めの底引き網を作ったりもした。

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昼間、『漫湖水鳥・湿地センターのOISTの前田さんが言っていた言葉が、僕の脳裏に浮かぶ・・・・・。

前田さんのお言葉 その1:

泥の中を探らないといないので、普通は見つからないですね。

 

前田さんのお言葉 その2:

絶滅危惧種に指定されているのもあり、そもそもの個体数も少ないので私たちが探しても、見つけることは難しいです。

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完全諦めムードで最後の罠を仕掛ける。

細長い生物らしいから「うなぎ」とかみたいに細長い空間が好きだと仮説を立て、ペットボトルを沈めてみた。

そして朝まで待ってみた。

けど・・・

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見つかりませんでした。

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ただただ泥だらけになり、ただただガラスで足を切り、

ただただ経費で買ったやんばるスパイクをおしゃかにしただけのこの無残な姿・・・・

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誰か僕に健闘賞をくれぃ!!!!

 

 

 

探していた「チワラスボ」とは・・・。

534df38875feb3106d80eaeff019d913-600x600(※画像参照:http://www.manko-mizudori.net/taenioides_cirratus/)

今回探してたチワラスボは、こんな魚です。

チワラスボは肉食らしいので、捕獲できたら野菜と果物を食べさせてみようと思ったんですけど・・・それはまたの機会に、ですね。

みなさまに僕が獲った「チワラスボ」をお見せできなくて、残念です。

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さて今回はチワラスボを探しましたが、これからも松田探検隊の冒険は続きます。

またお会いしましょう。

ご協力いただきました「漫湖水鳥・湿地センター」の前田さんありがとうございました!!

今回、「チワラスボ捕まえたいからお話聞かせて」という急なお願いにも親切にご対応いただいた漫湖水鳥・湿地センターさん、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の前田健博士、誠にありがとうございました。

 

沖縄といえば、海!海の熱帯魚も魅力ですが、漫湖に生息する生き物たちもすごく素敵で、ぜひ読者のみなさんにも観察しに行ってほしいです。

 

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