Now loading...

沖縄の海で釣った魚で「物々交換」を行い、ロハスで豪華な食卓を実現できるのか!?

ナガハマ ヒロキ

2017.08.26

fishing_life (top)

ロハスを夢見る

ライターのナガハマです・・・
この世は少し便利になり過ぎました・・・
たまに文明を離れたくなったりもします・・・
気付けばNHKで放送されている「鶴瓶の家族に乾杯」的な番組で人の温かみに触れ、世界の人々の暮らしを編集無しで、ただただ流す番組を見ながら、ヤチムン(沖縄の焼き物)に島酒を入れて飲んでいます。

誰もが憧れるスローライフ。その究極が「自給自足」ではないでしょうか。簡単にはできない?何を言う、ここは沖縄、歩けば海がある。そこには魚がある!

釣りだけしながら暮らせたらなぁ~」というあなたのロハス願望を実現させてみせましょう。貨幣経済をぶっ壊して、物々交換だけで豪華な食卓を作ってみせる!

 

釣れないと企画が壊れる・・・釣らないと・・・

貨幣経済をぶっ壊すと息巻いてみたものの、実はそこまで釣りに詳しくない私。今回は私の人生で出会った中でも、フィッシングの猛者の友人2人に力を貸してもらうことに。



オオタくん
 (左:多感な時期の中学2年が同じクラス。夏休み前に「自由研究な」と言って給食のゆで卵を教室のベランダの花壇に埋めたのをすっかり忘れ、10月頃に掘り起こしたら殻が爆発して隣りのクラスまで異臭騒ぎになったのは良い思い出。高校に入ってからは足の指の力に自信を持ち、自らを「足指力大魔神(そくしりょくだいまじん)と名乗り出す)
ミヤビさん
(右:海外でもライブを行う「As alliance」というバンドのギタリスト。一時期は週4で遊んでいた時期があって、やる遊びが無くなりシャウトやデスボイスの練習をしてたら喉が潰れたのは良い思い出。耳に大きいピアスを付けたまま自身の披露宴を行ったロック長男)

平日の午前中から動ける都合の良い2人です。

8月某日。連日猛暑日の沖縄。魚も海水温の涼しい環境を好むそうで、我々は朝5時に集合し、午前中に賭ける作戦を取る。

漁場は、沖縄本島南部の南城市奥武島。離島なのだが、150mの橋を渡ればすぐに辿り着くので感覚としては地続き。

漁の方法は、サビキ釣り。カゴの中にオキアミ(小エビ)をたくさん詰め込んで、その下の針にもメインのエサとなるオキアミをセットする。カゴから流れ出たエサに吸い寄せられた魚群の中の一匹が、メインとなるエサを食ってくれたらそれでOK!

 

 

一投目、行きます!

 

 

待つこと1~2分…

お、おおお!ぉぉぉおおおおお!!!

 

 


釣れました!!

これは、完全に入れ食い状態なのではないか!幸先が良すぎる!
超楽しい!手は臭いけど!

海底がサンゴ礁で形成されているので、海の青の濃淡の違いで深さが落ち込んでいるのが見て分かります。そこに投げ込むのがコツとのこと。

 

オオタ選手も釣りました!

 

釣れた魚は、その場でワタと血を取り除いて鮮度を保ちます。

 


「沖の方に行けば行くほどこれは可能性あるな」と彼は言い、真顔でこんなところまで海に浸かって、海とコミュニケーションを取っています。

それならばと、私も深いところにエサを投げ入れようと沖に。

 

変なところで対抗心を出すところは昔から変わらないねと言われます。

そして衝撃の事実に気付きます。

 

腕時計が水没・・・・

これは、女房が当時、婚約指輪のお返しにと旦那の僕にくれたものです。自分のしょうもない思い付きと浮かれっぷりの結果がこうです。落として水没とかではなくて、しっかりと身に付けたままの水没というのが、何よりも悔しいです。

 

あ。過去に、「おきなわマグネット」の釣りロケで、新しくしたばかりのスマホを海に落としたのを思い出した。
(参照:「沖縄で休日暇だったので、竿無しのナガハマが思いつきで魚釣り」

 

釣り関連の時の「おきなわマグネット」マジで嫌いです。

 

 

でも、それよりなにより、奥武島の海が最高に綺麗ですね!透明感抜群で、なんかもう釣れなくてもいいや~という気分になります。

 

 

しかしですね、釣れちゃうんですね。

 

 

「カメラ!カメラ持って来い!早く!早くカメラ持って来い!わしゃしゃしゃ、わしゃしゃしゃ、イエーイ!!」

って言っています。

 

拳突き上げてのイエーイは久しぶりに出ました。

 

 

その後もメンバーそれぞれが定期的にバンバン順調に釣り上げまして、さらに隣りで魚釣りをしていたおじさんが「もう帰る!この魚全部あげる!」といって6匹もらうという奇跡も起こりまして、十分な釣果が。

 

こんな大漁の方法もあるんですね!

本日の釣果はこちらです!

エーグヮー6匹 / ムラサメモンガラカワハギ5匹 / サヨリ2匹 / タマン1匹 / ヤマトビー1匹 / シャコ1匹 / ヒザラガイ1匹

よっしゃー!大漁ー!

 

意気揚々。場所を後にする前に…

釣り場にしていた奥武島といえば「てんぷら」が美味しいお店が多いことで有名。
てんぷらだけを買いに奥武島まで行く人も普通にいますしね。そりゃ、僕らも食べますよね。


橋の反対側にある、「大城てんぷら店」です。地元の人や観光客で賑わっています!てんぷらを食べるという日常が、一周回ってなんとなくオシャレになって来ている印象です。


はい、フォトジェニック~〜〜!!

 


はい、自己顕示欲~〜〜!!

 

勇者たち、物々交換の旅へと出かける

釣れた魚を手に、夜の食卓を酒池肉林にするために、プライドを持って釣った魚とプライドを持って作っている商品を物々交換です。

今回の物々交換のルールは「等価交換」。このくらいあげますから見合ったモノを下さい、です。

まずは「野菜」部門!


糸満の福地農園の野原さんです。良い構図で写真が撮れたなぁと我ながら思います。野原さんはパッションフルーツを中心にいろんな作物を育てていて、僕とは最近よく「台湾行きましょう!」という話ばっかりしています。にこやかという言葉を煮詰めたら野原さんになります。

 


野原さんには「魚を4匹」差し上げました。

 


「海の幸」と「山の幸」を交換。

 


そして野原さんからは、まさかのこの量を頂きました!!(大爆笑)
キュウリ5 / ゴーヤー5 / ヘチマ2 / 島ラッキョウ13 / 島ニンニク5 / パッションフルーツ6 / マンゴー2 

衝撃の量です!こんなに食べられないですとお伝えしたところ、「この野菜で他のところの商品と交換したら良いんじゃないですか?」との仏メッセージを頂きました。

世界がこんな人だけになれば良いのに。これがこの後の物々交換の冒険の旅で、壮大なファインプレイを見せてくれることになります!

分かったこと→人は等価交換と言われたらそれ以上のものを差し出そうとする優しい心を持っている。

 


「福地農園」
【住所】糸満市糸洲某所
【twitter】https://twitter.com/halitman292

 

次に「肉」部門です。

僕の地元、浦添市のパイプライン沿いにある老舗「ブエノチキン」さんです!

ここのチキンはニンニクたっぷり詰めて丸焼きをしているので香りは最強で肉汁もジューシー。私の祖母も祝い事にはブエノチキンを買っていたので、僕は物心付いた時からある馴染みの味です。僕なんかは、馴染みがありすぎてアレンジレシピを開発してしまう始末。食べたあとの残ったニンニクに、ひき肉とバター醤油を入れて焼き飯にしたら、人生どうでもよくなります。

 

二代目の朝子さんです。お店の前で結婚披露宴を挙げたユニーク姉さんです。楽しいことにはいつも全力で乗っかってくれます。

 

手渡したのは、サヨリエーグヮーハギ
「朝子さん、これも貰って貰って!」と、農家の野原さんからもらったパッションフルーツ・マンゴー・ゴーヤ・キュウリを献上しまして、ランクアップです。

なんと、ブエノチキン丸々1羽の丸焼きを頂きました!これはデカい!

 

隣りの「ブエノキッチン」にてイートインもできますよ!

「ブエノチキン」
【電話】098-876-0452
【住所】沖縄県浦添市内間1-14-2
【営業】11:00-20:00(売り切れ次第終了)
【定休】月曜(祝日はオープンで代休あり)・正月・ウークイ
【HP】http://www.buenourasoe.com/
全国発送の通販も絶好調!

これで、魚・野菜・肉はゲット!

ナガハマ
「大田と雅さん、何食べたい?」

オオタ・ミヤビ
「餃子!」

だんだんと欲を出してきた僕ら。
浦添の屋富祖通りにある隠れ餃子の美味い店「ラーメン酒場あいき」です。

ここの店主あいき君は、僕の大学の同級生です。

真面目すぎて、店頭に開店のご挨拶という張り紙を掲示しているのですが、このフォントの具合はどちらかと言うと、閉店の今までありがとうメッセージみたいになっています。

「資本主義なんてもう終われば良いんだ」と言いながらお店を営んでいる、少々バグっている彼が作る餃子が美味です。

友人のよしみで、小さい魚をまとめてあげて、畑の恵みもプレゼント。

「ラーメン酒場あいき」
【電話】080-8497-9649
【住所】沖縄県浦添市屋富祖4-8-1
【営業】18:00~翌2:00頃まで(早期閉店・不定休あり)
【定休】水曜

この日の晩餐の目標は「酒池肉林」。肉林はありがたいくらいにたくさん集まった。あとは酒池だ!酒だ酒だ酒だ!

ナガハマ
「何飲みたい?」

オオタ&ミヤビ
「島酒(泡盛)」

 

 

というわけで、やって来ました、菊之露酒造株式会社の那覇営業所です。

そしてここには高校の友人のツヨシが働いています。
学生時代、彼は校内でキャーキャー言われていたので、一緒に歩くだけで錯覚でモテる気分を味わえたのが、僕の爽やかな思い出です。

各業種に素晴らしい友がいる。今、私は、地元に住んでいる恩恵をはっきりと噛みしめています。

急に電話して急に馳せ参じたものですから、会社に通さず「オレが買って、個人的に交換するよ!」との回答。超ハンサム。ずっと幸せに過ごして欲しい。

しかも最初、高級な『菊之露VIP』を出そうとして来たので、逆にこっちから庶民派の『菊之露ブラウン』でお願いしておきました。

ガーラ1匹と、野原さんのパッションフルーツ・ニンニク・キュウリと、泡盛を交換。野原さんの畑の幸の方の比重が大きくなり、野原さんに再度感謝の気持ちが芽生えます。野原さん、ずっと幸せに暮らして欲しい!

「菊之露酒造株式会社 那覇営業所」
【住所】沖縄県那覇市松山1-28-16
【電話】098-868-5086
【HP】http://kikunotsuyu.co.jp/

やはりスイーツも欲しいところ

もうひとつ行きましょう!甘いものも食べましょう。

ナガハマ
「もしもし?たいしろう?」

 

たいしろう君は高校の同級生。ドラムが上手すぎて「THE BARCOX」というバンドで台湾遠征もしました。そして突然、去年からエフエム沖縄の「floor」(14:55-14:59/月~金)という番組のナビゲーターをしています。

英会話カフェの店長をしていましたが、最近そこを辞めて、なぜか毎月のように台湾に行っているので現地妻がいるんだと思います。

ナガハマ
「あのさ、奥さんパティシエだよな!(台湾に現地妻いるけど)」

たいしろう
「いま店で働いてはないけど、家で作ったりはしてるよ」

ナガハマ
「それと魚を交換しない?」

たいしろう
「ん?意味が分かってないんだけど」


気が付けば交換が成立していました。家に行ったら、奥さんのケーキがストックされていたのでそれと魚&畑の幸の交換に成功しました。パウンドケーキGETです!

さあ、食卓に並べてみましょう!!

エサ代などの細かいお金は掛かっていますが、言ってしまえば釣った魚は労力こそあれどタダも同然!それを交換しているので、今夜の食卓は無料で豪華に仕上がりました!


ブエノチキン丸々一羽。ニンニク好きは間違いなくこれ。ドラム部分が一番美味しい。


エーグヮーのマース煮(塩煮)良い肴に。


あいきの餃子。肉感たっぷり。パンパンで噛むほど旨い!

 


福地農園のゴーヤーチャンプルー。コンビーフと卵はどの家庭にも予備であるからセーフで。

 


福地農園のナーベーラー(ヘチマ)のみそ煮。立派なサイズ。超美味い!豆腐もセーフで。

 


福地農園のニンニクホイル焼き。ジャガイモみたいにホクホク!ジャガイモより美味いし!

 


福地農園の梅キュウ。みずみずしさと張りが違うね。

 


来た!福地農園のパッションフルーツとマンゴー。これは映える!味は推して知るべし!

 


たいしろう妻のパウンドケーキ。自然な甘さで均一にしっとりしていて舌触りも最高。プロの仕事!!

 

 

 

 

最終的にはこうなりました!!

 

ドッカーン!

酒池肉林の完成です!最高です。釣りだけをして豪華食卓を実現できました。

 

フィッシングの猛者の2人もどうもありがとうございました。

 

ノンフィクションの成長物語

冒頭の言葉をさかのぼってみましょう。

「誰もが憧れるスローライフ。その究極が自給自足ではないでしょうか」
「貨幣経済をぶっ壊して、物々交換だけで豪華な食卓を作ってみせる!」

これだけ読むと、貨幣経済をぶっ壊してあたりは思想こじらせているやばい奴っぽいですが、最終的には実現してしまいました。

この記事は、現代社会へのカウンターを唱えた者たちが、様々な協力者のお力添えのもと、理想郷を叶えてしまった成長ストーリーでした。僕らはまたひとつ人に優しくなるでしょう。

 

 

追伸:日焼けには気を付けよう。

おきマグ公式LINE@

LINE@で友だち登録して
「ナガハマ ヒロキ」さんの
他記事を読もう!

LINE 友だち追加

おきマグをフォローして
沖縄の移住情報をゲット!