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ハイサイ!あおうさぎと座間味です!
2018年は観光客数も約980万人となり、過去最高を更新し続けている沖縄。
そんな沖縄に住んでいる私としてはせっかく来てくださった観光客の方々、そして地元の皆さまのためにも鉄道を導入してほしいと思う今日この頃です。 (そうすれば渋滞も緩和されてどちらも嬉しいですし、歩く理由が増えて痩せるかも…)
それはさておき、旅行先で気になると言えば、その地の食べ物や景色、また人との出会いがあります。そして何といってもその思い出を詰めて持ち帰る、モノのひとつとしてその地の「伝統工芸品」があります。
沖縄の伝統工芸品のひとつに、南国を思わせるカラフルで華やかな衣装で有名な染め物「琉球紅型」があります。
沖縄に生まれ育ってそろそろ40年!
ですがまったく沖縄の伝統工芸にうといふたり。
琉球紅型染め体験ができると知り、せっかくなので子供と一緒に初挑戦してまいりたいと思います!
今回は、浦添市にある「城紅型染工房(グスクビンガタゾメコウボウ)」さんにて紅型染め体験をさせていただきます!
初めて見る場所に興味津々の子供達!
ちゃんと体験できるか心配です…
ということで、あらかじめ準備されているデザインを選んでまいります!
今回はトートバッグに紅型染めをしてまいりたいと思います。
紅型染めのデザインに”戦隊モノ”を発見! なんでも、城紅型染工房オリジナルの戦隊
「リュウキュウジャー」だそうです。戦隊好きの子供が居たのでデザインしたそうで、娘の心をしっかりキャッチしておりました。
デザインも決まったのでそれでは塗ってまいります!
渡されたのはあらかじめ糊置き(のりおき)されたトートバッグ。糊(のり)はお米を溶かしたもので、はみ出して塗ってもOK!糊を溶かせば綺麗に塗れているそうです。
色ぬりが苦手な人でもこれなら安心ですね。
職人さんのレクチャーもあり、子供たちは楽しそうに塗っております!
さてさて上手にできるかな!?
ここで早くもリタイアしておもちゃで遊んでいる2歳児。
まぁ、座間味が塗っているからいいか。
そして 塗り初めて約20分後〜
無事にみんな塗り終えました〜!
ガシガシ塗って、はみ出しまくりだけど……。
始めての紅型染め体験は一旦終了!
どんな感じに染まっているのか、1週間後が楽しみです!
工房内では実際に職人によって紅型染めを行なっておりましたので見てみたいと思います。
体験で染める場合に使用する染料とタペストリーは、昔ながらの染料をしており、体験では洗濯しても色落ちしない顔料を使用しているとのことです。
本日は紅型染め体験をさせていただき誠にありがとうございました!職人のみなさん、本当に感謝です!
城紅型染工房さんでは紅型染め体験もありますが、紅型染めの商品や紅型デザインを販売しております。
せっかくなのでその一部を紹介いたします!
どれも素敵なものばかりで目移りしてしまいます!
時代の流れとともに変化に対応して伝統を守っていく城紅型染工房さん。
今回は紅型染め体験だけではなく、守り続けていくための
知恵や工夫も勉強させていただきました。
本当にありがとうございました!
今回、琉球紅型染め体験をさせていただいた「城紅型染工房(グスクビンガタゾメコウボウ)」は首里城から車で約10分で行けるのでぜひ観光と共に足を運んでみてください。また、ホームページではいろんな琉球紅型染めの商品が販売されてるのでご覧になってくださいませ。
そして約1週間後。
そろそろ乾いてきたようですので洗ってみます!
紅型染め体験、これからでしたら夏休みの自由研究にもぴったりですので、ぜひご家族で参加してみてくださいね!