share:11
ハイサイ!夏休みに帰省した友達が、また内地に帰っていく時期を迎えて、寂しいユウノスケです。
夏が終わりそうになると寂しい気持ちになります。みんな沖縄から出ていかなければいいのにな〜、とはいえ僕もいつかは海外や県外に移住をしてみたいなーなんて考えることもあります。でも、沖縄以外に住んだ経験がありません。
ということで、今回は僕がもし移住するならということも踏まえながら、沖縄をはじめとした人気の移住先を比較してみたいと思います。海外への移住も珍しいものではなくなってきた今、東京から移住するときに人気の移住先としてよくあげられるのが沖縄・北海道・福岡・台湾・ハワイの5つ。
もちろん多くの人に沖縄に住んで欲しい気持ちがあるのですが、せっかくなので今回はフラットな視点で徹底的に比較をしていきたいと思います。今回比較をしたポイントは「自然・気候」「物価」「仕事」「食」「人間関係」「子育て」の6つ!長文ですが、ぜひお付き合いください(笑)。
自然・気候について
まずは、移住者のみなさんが結構気にするポイントでもある、自然や気候から比較していきたいと思います。体質や持病、家族の状況などによってはものすごく考慮のポイントになりうるポイントですね。
沖縄の自然・気候について
年平均気温:約23℃
夏(7~9月):28℃後半
冬(12~2月):約17℃
沖縄の気候や自然のポイントは「湿度」「台風」「風」「花粉」です。
まず、「湿度」。気温だけなら、東京の街の方が高いことが多いです。でも、沖縄は湿度がものすごく高いので、体感として蒸し暑さを強く感じます。
はっきり言って外を歩くと不快指数は高めです。なので、うちなんちゅはできるだけ外に出ないか、クーラーをガンガンにした車で移動するという対策を打っています。そして1番の問題はカビ。普通に服をクローゼットにしまっておくと6月から9月にかけてカビてしまうので注意です。
除湿剤を多めに用意したり、出かける時もクーラーをドライ設定にしてつけっぱなしにしておくなど何かしら対応をしないと大切なお洋服がカビだらけに、、ということになってしまう可能性もあるので注意が必要です。
「台風」は毎年のようにやってきます。小さなものから甚大な被害をもたらすものまで、とにかく毎年のように、影響を受けます。そこで困るのが、まず風と雨による様々な被害の他に、野菜の値段の高騰です。生活にもろに被害が出ます。スーパーでレタスの値段を見てビビります。強い台風の時でも空いているスーパーはユニオンですので、覚えておくといいでしょう。なるべく外には出ないことをオススメしますが(笑)。
こちらの記事も参考にしてみてください(沖縄に台風が時期は8月?9月?知っておくべき台風対策方法と私のオススメの過ごし方)。
冬は、「風」がポイント。冬の気温はほとんど15℃から下がることはなく比較的高い気温を保ちますが、北風が強く吹くので、体感温度としては結構寒く感じます。
沖縄へ冬に旅行に来たことがある方なら、「気温を先に知っていて服を準備したのに、意外と寒かった」という経験をしたことがあるんじゃないでしょうか。寒さの原因が風なので、風を防ぐような格好をしておけばそれほど寒くありませんし、夏に感じた湿度も冬にはほとんどないので、冬は快適に過ごせるでしょう。
最後に「花粉」。県外の方が特に口を揃えていうのが、花粉症が発症しないということ。沖縄にはスギがないので、そもそも花粉症のもとになる花粉がありません。花粉症に悩む人にとっては、楽園です。早く沖縄に移住しましょう。
そして、海の綺麗さはいうまでもありません!
北海道の自然・気候について
◯函館(北海道の西側)
年平均気温:9.1℃
夏(7~8月):18~22℃
冬(11~2月):-2~5℃
◯帯広(北海道の東側)
年平均気温:6.8℃
夏(7~8月):16~20℃
冬(11~2月):-7~3℃
沖縄の正反対にある北海道。広すぎて地域によって多少の差はありますが、基本的にはイメージ通り年間を通して低い気温です。
夏場の一番暖かい時期でも平均気温が20℃前後です。日本の他地域と比べても比較的涼しい夏となりますね。
冬は、氷点下前後の日が長く続きます。寒さが苦手な人にはちょっと厳しい地域かもしれませんね。ブリザードが吹くこともあるそうで冬を乗り越えるという覚悟は必要かもしれません。ただ、防寒器具が整っているという話も聞きますので、室内に入ってしまえばそれなりに寒さをしのぐことが可能です。当然ではありますが、大量に降る雪によって不便をすることは多々あるようなので、そこは考慮すべき点かもしれません。
自然に関しては、日本一の広大な自然が味わえるのが魅力的ですよね!夏は緑豊かな大地を味わえますし、秋や冬は自然の恵みを受けた美味しいグルメがたくさんあります。
北海道出身の友人が言うには、魚介類の美味しさは沖縄じゃ真似できないくらい美味しいそうです。安いお店でもだいぶ違うと言うので、北海道の凄さがうかがえます。夏には豊かな緑、冬には雪という感じで、四季がはっきりとしている地域となります。
福岡の自然・気候について
年平均気温:17℃
夏(7~9月):24~28℃
冬(12~2月):6~8℃
年間を通して温暖な気候。夏場は昼も夜も暑くなりやすく、沖縄と変わらないほど暑くなります。年によっては連日35℃前後の最高気温を記録することもあり(その年の同じ月の沖縄は32℃前後)、最低気温も沖縄とほとんど変わりません。また、フェーン現象やヒートアイランド現象が観測されることもあるので、比較的暑い都市といえます。
冬場は他の都市と比べても比較的温暖で、過ごしやすいと思いますが、日本海側の地域は大陸からの風で寒さを感じやすいという特徴はあります。
福岡の中でも北のほうにあり日本海に近い北九州市に移住した友人に話を聞いてみると、夏場は沖縄より暑い日もあるし、冬場は風が強くて寒いとのことでした。冬に福岡市の方に行った時に風の違いは感じたのだとか。
年間を通して温暖ではありますが、夏場が暑いために気温の年較差が強い県だという印象です。
台湾の自然・気候について
年平均気温:約23℃
夏(7~8月):27~29℃
冬(12~1月):16~17℃
新日国として知られる台湾、日本からも近く観光客も年々増加傾向にあり馴染みのある国ですよね。
年平均気温、平均最高気温、平均最低気温、湿度ともに沖縄とほとんど変わりませんが、湿度や降雨量は沖縄よりも少し高めでジメジメとした印象を持ちます。年間を通して温暖な気候で、湿度の高い沖縄という感じの認識で合っていると思います。秋や春が短いことも沖縄と似ているポイントですね。12~2月は、昼間ならセーターのみで過ごせますので日本の冬に比べると快適ですが台北などの北部は冷え込みが厳しくなることもあります。
台湾の北部と南部では3℃弱の気温の変化があるので、要注意です。台湾には、富士山よりも高い山があり、私が行ってみた感覚では山が多いような印象を持っています。また、沖縄と違う点としてビーチがあまりありません。
ハワイの自然・気候について
年平均気温:24.9℃
夏(7~8月):27℃前後
冬(12~1月):23℃前後
ハワイは主要な8つの島からなる州ですが、ここではホノルルのあるオアフ島で説明していきます。おそらく山がちなハワイ島とマウイ島を除いては似たような気候になっているはずです。
イメージ通りの常夏の南の島という気候。4~9月の乾季と10~3月の雨季、2つの季節で分けられます。乾季はほとんど雨が降らず、雨季でも1日の中に何度か降る程度でずっと雨が降るという感じではないのだそう。
気温も年間を通してほとんど変化がありません。平均最高気温は25~30℃の間で、平均最低気温は20℃前後で20℃を切る月の方が少ないです。
特に暑い時期で30℃くらいまで気温が上がっても、カラッとした乾いた風が吹いていて気持ちのいい暑さの中で生活することができます。
僕は雨季の2月にいきましたが、雨は本当に時々パラパラと降るくらいでほとんど心配はありませんでした。沖縄くらいの暑さと日差しがありましたが、湿度が高くないので外を歩き回ってもほとんど汗をかかずに動けます。
一言でいうと、より過ごしやすい沖縄といった感じですね。
沖縄、北海道、福岡、台湾、ハワイの物価について
生活する上では絶対に避けては通れない問題として物価がありますね。移住してお給料が高くなっても、物価が高くてはあまり意味がありませんし、あまりに高すぎると生活や、そもそも移住自体が厳しいということになってしまいます。
沖縄の物価について
ここでは沖縄に20年間住む僕の感覚も混ぜながら説明していきたいと思います。先に結論から言ってしまうと、思うほど物価は安くありません。
「思うほど」というのがポイントで、「生活しづらいというほどではないけど」という意味です。というのも移住してくる方には、なぜか物価が安いと思って移住してきて、他県とそれほど変わらないことに驚かれる方が多いので”思うほど”と表現しました。
本州とは離れた離島なので、輸送費などを考えると当然なのですが勘違いされる方が多いので注意が必要です。また、賃金が安いために相対的に物価が高く感じるということも要因の一つだと考えられます。
飲食店の価格は安いように感じます。別の記事で紹介されている通り、飲み代が3,000円を超えるとちょっと高いなーと感じるくらい。しかも、それなりに飲んだ時でもです。ランチにも夕食にも活用できる食堂は、量が山盛りなのに安くてお得です。
とは言ってももちろん物価は高いという訳でもないので、県外水準の収入さえあれば問題はありません。たまに破格のお買い物スポットもありますので、以下のような過去記事もぜひ参考にしてみてください→タンス500円子ども服30円!家具、衣服、食器を格安価格で買えるお買い物スポット「エコマール那覇」とは?
北海道の物価について
北海道は物価は、物によってバラつきが激しいのだそう。食料品なら、道内でとれるものなら安い価格で買えますし、沖縄と一緒で道外から運んでくるものはやはり少し割高になってしまいます。また、沖縄と同じく賃金安いということを考慮しなければなりません。
嬉しいことに家賃や地価は安いそうで、札幌市内のマンションであっても安い価格で住むことができます。理由としては、空き家が多いことと安い賃金に合わせた価格設定ということだそうです。光熱費は東京と比べても少しだけ割高になっているので要注意です。
収入も少なければ、地価や物価も安いのが北海道の特徴でしょうか。沖縄と比べて広さが圧倒的に違いますので、札幌の都市部とその他の地域では大きな物価や収入の差もあることを念頭においておくべきですね。
福岡の物価について
食べ物に関しての価格帯は比較的安いのが福岡の特徴です(おいしい食べ物がたくさんあって安いって最高すぎますね…)。全国平均の食料物価を100円とした時に97.1円。沖縄が98.3円なので、なんと平均を見ると沖縄より多少安いという結果に。
家賃に関しては主要都市の割には安い方です(さすがに沖縄と比べると高くなっていますが)。福岡に移住した友人に聞いてみると、スーパーで買い物していても沖縄より安いと感じるそうなので、やはり指数通りの実感値となっているかと思います。ちょっと魅力的に感じてきました…(笑)。
台湾の物価について
日本に比べると少しだけ安いです。特に移動費が何十円単位で住むのですごく助かりますね。初乗り280円程度で、5km乗ったとして150元(日本円で約600円)という安さです!食費に関しても、外食する人が多いせいか日本の飲食店よりも安くお腹を満たすことができます。少しずつ物価は上がってきてはいるそうですが、まだまだ日本と比べると安いですよね。
ただ、東南アジアほどガッツリ安いわけではないので、そんなに物価の安さに期待しないほうがいいかと思います。僕も先日台湾に行ってきましたが、移動費や外食費、ビールなどは安いと感じたものの、全体的に沖縄と比べてめちゃくちゃ安いとは言えない感覚でした。
ハワイの物価について
一方、ハワイはとにかく物価が高いです。食料品や日用品に関しては、日本と比べて20~30%くらい高く値段が付いているような感覚。特に海外移住するならきっと欲しくなるであろう日本の製品は特に割高です。
2年前にはなりますが、僕がハワイに行った時は、5日間の滞在でも涙目でした。ホノルル市内ということもあるかとは思いますが、小腹が空いて飲食店に入っても、コンビニのようなお店でおにぎりを買っても、日本よりもすごく割高で辛かったのを覚えています。
ドンキホーテのようなお店もありますが、ホノルル市内の中では比較的安いという感じで、特別安いというわけではなかったです。家賃や地価も東京と比べると20~30%くらい高くなります。ハワイに移住しても余裕で暮らしていけるくらいまで、成功したいものですね。
沖縄、北海道、福岡、台湾、ハワイの仕事について
移住するとなれば貯金だけで生活は難しいですよね。現地で仕事をするか、移住先に仕事を持っていくかになってくるかと思います。ここでは現地での仕事を中心に考えていきたいと思います。
沖縄での仕事
沖縄の給与や労働環境はまだ胸を張っていいものとは言えないのが現状かもしれません。やはり他の地域と比べると平均して賃金は安いですし、職種も幅広くありません。
その影響からか昔から沖縄の若者の多くは、公務員を目指します。それなりに給与がしっかりともらえて、休日もボーナスもあるし、安定して生活していけるからです。その他の職種だと、ボーナスがないことの方が多いですし、休みもそんなに多くはありません。週6で働いている方も本土に比べて多い印象があります。
もし可能なら、沖縄に仕事を持って移住してきた方がいいかもしれません。
ただ、県外企業の進出も活発になり、少しずつ給与や労働環境が改善されている状況でもあります。比較的売り手市場ですので、あまりこだわらなければすぐに仕事は見つけることも出来るでしょう。おきマグでも沖縄の仕事を事情についてのカテゴリがありますのでぜひご参考にしてみてください。
北海道での仕事
北海道も沖縄と似たように給与が安いです。ただ、選ばなければ仕事はあるそうですが、やはり労働環境は決していいとは言えない状況です。札幌市内などそれなりに人が集まるところだとコールセンターなどの道外からの仕事、郊外だと農家でのアルバイトなど探すことができるようです。
仕事がないとまではいきませんが、好きな仕事を選びながらというのは簡単ではない環境となります。広大な面積を持つので、職場と自宅が離れてしまうと移動も大変と言えるでしょう。道内企業と本土企業の賃金差が結構あるそうなので、やはり札幌など仕事に特にこだわりがなければ都市部周辺でお仕事を探したほうがいいかもしれませんね。
福岡での仕事
福岡は仕事をすることに関しては恵まれた環境だと思います。仕事は豊富にありますし、首都圏と比べると給与は高くないですが地方都市の中ではそれなりにもらえます。
また、福岡市だと起業やスタートアップに取り組む人を支援する特区になっていて、これからチャレンジすることを前提に移住する人にとっては最高の環境かもしれません。東京に次ぐスタートアップ都市としても有名ですし、運が良ければ、新しい雇用が生まれることも期待できます。
やはり九州一の都市ということもあり、仕事をするには困ることは少なそうです。首都圏からの移住で収入が少し減っても、それ以上に物価が安くなる感覚だそうなので、生活が苦しいということはないと思います。
台湾での仕事
台湾で働くにあたって一番のハードルとなるのは、中国語。僕が台湾に行って感じたのは、英語も日本語もあまり通じません(観光客向けのところは、日本語がそれなりに通じます)。ですので働くとするなら、日本語教師や日系企業、日本人相手のビジネスになってくるかと思います。
就労ビザを取得するなら、高卒・短大卒・専門卒は5年以上の職歴、大卒なら2年以上の職歴が必要とのこと。申請の手続きが勤め先経由になるので、採用が決まってから2週間~1ヶ月くらいは働くことができないことを事前に知っておく必要があります。
やはり海外での就職は日本に比べてハードルは上がりますよね。移住する前に台湾でも収入を得ることのできる仕事を確保して移住することをオススメします。
ハワイでの仕事
ハワイは、地元の人でもそんなに仕事が豊富な環境というわけではありません。観光業の仕事が多いですが、給与が安いことがほとんどです。僕のハワイ人の友人も、仕事がないから親戚の経営する会社で働かせてもらっていると言っていました。
そんな環境の中で日本人が求められている仕事は、やはり日本人を相手にビジネスをしている職種ということになります。アクティビティのインストラクターだと安全のためにきちんとした日本語が求められますし、ウエディングや観光業でも日本人に対する接客のために日本人の働き手が必要とされています。ただ、残念なことに給与は安いので、生活は楽ではないことが予想できます。
沖縄、北海道、福岡、台湾、ハワイでの食について
生活をしていく上で避けては通れない食文化。長く住むからにはその土地の食事が舌に合わないとなかなか大変ですよね。日本だとより美味しいものがあるところに行けると嬉しいですし、海外だと口に合わない環境だとすごく苦しい移住となってしまいます。旅行ですら食が合うかは重要なので、移住となれば重要な項目のひとつと言えます。
沖縄の食文化
外食や飲みの価格は、首都圏と比べるとすごく安いかと思います。首都圏だと1,000円前後の定食が、沖縄だと650円で1.5倍くらいのボリュームで食べることができます。コスパのいい定食屋さんが多い一方、車社会で運動をしなければ歩くこともほとんどないので気付けば太ってしまうのでご注意ください。
食材が特別美味しいということはあまり聞きませんが、ステーキやタコスなど欧米文化を受けた食べ物や、沖縄ならではの野菜や果物、海産物はハマればすごく楽しめるかと思います。また、最近では移住者の方が飲食店をオープンするなど、本土レベルの美味しい食事を食べられる環境も十分に整ってきました。ユニークなお店がどんどん増えていますので、開拓するのも楽しいでしょう。那覇であればせんべろなどはしご酒も楽しいですよ。
北海道の食文化
海産物なら言うことなしだと思います。北海道から沖縄に移住してきた友人は、北海道と比べたら沖縄は海産物が美味しくないと怒っていました。しかも、めちゃくちゃ安く食べることができるのだそう。文句なしです。
もちろん野菜なども新鮮で豊富なので、素材の味を楽しみながら食生活をしていけるんじゃないでしょうか。
福岡の食文化
外食するならどこの都市よりも飲食店にハズレがないのが福岡だと思います。基本的にまずい店を探す方が難しいくらいのレベルの高さで、首都圏と比べると安い価格で楽しむことができます。
クセはありますがラーメンやもつ鍋、屋台のおつまみ、明太子、うどんなど美味しいものが盛りだくさんですね。やばい、なんだか福岡に住みたくなってきました。
台湾の食文化
「食在台湾(食は台湾にあり)」といわれるほど、台湾は食文化が豊かなことで知られており、外食文化が強い国です。台北を歩いていると、朝も昼も夜もとにかく屋台が賑わっています。というか、屋台で働くやつも常になんか食っています。「なんでみんなそんなに働きながら食ってるの?」ってくらい、働く誰もが何かを食べています。
現地の方に聞いてみると、日本に比べると自炊の割合が少なく、屋台でテイクアウトして済ませることも多い生活習慣になっているそうです。食べ物自体の文化としては、ハッカクなどの香辛料がたっぷり使われていて、合わない人にとってはだいぶ辛い環境かもしれません。あとは、果物をよく食べる習慣があるそうです。
肉そばや小籠包などの定番グルメも美味しいですが、自分に合う屋台を見つけられるとハマってしまえそうです。地理的に近いだけあって、日本人にとって馴染みやすいといえるでしょう。中華料理よりも比較的あっさりしていて、海に囲まれているため魚介類に恵まれています。
ハワイの食文化
ハワイの外食は、ほとんどアメリカの食文化と思ってもらえるとわかりやすいかと思います。バーガーやステーキ、ランチボックスなど味付けや油が濃い場合が多いので、日本人に合うかと言われると難しいかもしれません。ただ、スパムおにぎりなどお米を食べる文化があるので、全てが合わないということはないと思います。
割高ではありますが、日本の食材を手に入れることもできるので、移住するなら早めに自分にあったスーパーを見つけて通うことをオススメします。オーガニック食材を手に入れやすいので、女性には嬉しいかもしれませんね!
そしてハワイのローカルフードは、いわゆるロコ料理といわれており、アメリカや日本、中国などさまざまな国からの移民の食文化の影響を受けて成立したハワイの日常食です。ロコモコなどは日本でも有名ですよね。
沖縄、北海道、福岡、台湾、ハワイでの人間関係について
よく知らない土地に移住するなら県民性や国民性は気になりますよね。知らない人ばかりの地域で長く住むなら、少しずつその地に友達を増やしていけるとより楽しんで生活していけるはずですし、何か困ったことがあると現地の人に助けてもらえた方が絶対にスムーズに解決することができます。
ということで、それぞれの地域のコミュニティーでどんな特徴があるのか解説していきます。
沖縄での人間関係
基本的には地元の友達や家族との繋がりを大事にしていますので、その繋がりでのコミュニティーをほとんどの人が持っています。
比較的シャイな人が多いですが、一度一緒に飲むことができればすぐに仲良くなることができるかと思います。初めこそ警戒していても、打ち解ければお節介なくらいに気にかけてくれるはずです。素直で人懐っこい人が多いので、コミュニティーに入っていくことは簡単です。
お酒が大好きな人が多いので、お酒を活用してコミュニティーに入っていくと、だいぶスムーズです。お酒が飲めない人でも、元気よく飲みの場に入っていけばなんとかなります!飲み会は朝まで続きますので、注意してください。
最近だと沖縄県外出身者のコミュニティーも活発なので、もしどうしても沖縄県民と馴染むことができないということがあっても、あなたに合うコミュニティーが見つかりやすいと思います。せっかく移住したのに、人と合わずにすぐにまた移住してしまうということは防げます。
沖縄でのパートナー探しについてはこちらの記事(「価値観合う?家族付き合いは?」移住者×沖縄県民カップルにいろいろ聞いたよ)もぜひ参考にしてみてください。
北海道での人間関係
都市か郊外かにもよりますが、基本的にあまり人付き合いにエネルギーを注がない道民生らしく、移住してきた方もそんなにエネルギーを必要としないようです。
ただ、積極的に地元の人と関わっていきたいという移住者は、地元の人が消極的ということで、他地域とは違ったエネルギーの使い方になるかもしれません。
福岡での人間関係
福岡県民は福岡のことが大好き。なので、福岡のことが好きということで仲間意識を作って信頼関係を構築することができればすぐに馴染めるはずです。人懐っこくて面倒見がよく人情に厚い人が多いとも言われるので、移住して積極的に関わっていければ問題ないかと思います。
台湾での人間関係
外国人に対して親切な人が多い国民性なので、馴染みやすい国だと思います。さらに世界で最も親日的な国と言え、生活で困っても身近な台湾人に聞けばある程度解決することができるはずです(東日本大震災のとき、2300万人しか人口のいない台湾から、200億以上もの寄付が集まりました!)
ただ、一番の壁として存在するのが中国語。日本語は多少通じることもありますが、通じても不十分なことが多いです。でも、英語はなかなか通じないので、やっぱり中国語が話せたほうがベターですね。
ハワイでの人間関係
私が関わったハワイ人は、みんな人懐っこくてとても親切にしてくれる優しい人ばかりでした。あまり細かいことは気にしませんし、時間的感覚もルーズでうちなんちゅと似ています。
でも、色々な意見を聞いてみると意外なところでトラブルになっているのが、ハワイに移住した日本人同士なんだそう。理由は人それぞれなのですが、トラブルは少なくないそうです。言葉が通じる分、起きてしまうことなのかもしれません。
現地の人とのコミュニケーションは、ある程度の英語と困った時は日本語でも大丈夫ですので、あまり心配はいらないかと思います。アメリカのほかの州都に比べると、アジア系の人口が突出して多くなっているのが特徴で、逆にヒスパニックやアフリカ系が少ないというのも面白いですよね
沖縄、北海道、福岡、台湾、ハワイでの子育てについて
突然ですが、幼いころの僕です(笑)
子どものために移住を検討されている方も多いのではないでしょうか。家族で移住するなら子育てに適した環境なのかは慎重に考える必要があります。当たり前ですが、幼少期にはその環境が、性格や考え方に大きく影響をおよぼすので重要な観点です。
沖縄の子育て環境について
学力は全国的に見てあまり高い環境とは言えませんが、地域ぐるみで暖かく子育てをしていけて、困っても助けてくれる人が多い環境だと思います。
地域の繋がりが強いので、移住した先の地域の子ども会などに所属すると暖かくみんなで育ててもらえます。また、どの地域でもそれほど治安が悪くないので、安全面に関しては安心して子育てができるはずです。
僕もそうですが、米軍基地がある環境ということもあり、自然とある程度の英語を話せる人もいます。日本の中で、海外の言葉や文化に触れられる環境を作ってあげられるのも珍しいと思います。
ゆいまーる精神(助け合い精神)が強いので、身寄りがない移住したばかりの段階でも、子育てはしやすいと思いますよ。都市部の密集した住環境よりも、特に青い空と海に囲まれた豊富な自然の中で子育てができるのは大きな魅力ですよね。
保育園に関する記事やインターナショナルスクールに関する記事も過去記事でありますので、こちらもよろしければぜひ!
北海道の子育て環境について
移住する理由としてあげられることも多いであろう、大自然の中で生活という環境は、沖縄と同じくもしくはそれ以上にのびのびと子育てができる環境になるかと思います。
北海道に移住して嬉しいのが、何より医療費、保育費などの子育てにかかるお金を補助してくれる地方自治団体が多いこと。新十津川町など無料にしてくれる自治体もあります。他にも南富良野町などは22歳まで助成してくれるという太っ腹っぷり!ユニークだと思ったのが、オムツに対しての補助金まであること。初めて聞きました。
福岡の子育て環境について
治安などを考えても都会から少し離れた郊外に住むと、子育てと仕事のバランスが取りやすくなります。福岡にも自然が豊かな地域はありますし、インフラが整っているため街にアクセスすることも簡単です。バランスよく色々な環境の中で育ってほしいなど、親が考える条件に幅広く対応できる県だと思います。
台湾の子育て環境について
台湾で子育てをするメリットとしては、自然と中国語を学ぶことのできる環境があるということだと思います。
しかし、危険運転の多い交通事情や日本人学校や私立に通わせる場合の学費の高さなど、心配や不安に思う面は少なくありません。海外での生活としては当然かもしれませんが、日本とは大きく違う教育環境は、より慎重に考える必要がありそうです。
ハワイの子育て環境について
ハワイで子育てをしたい移住者の多くは、英語を身につけてほしいと思うのではないでしょうか。距離的にも一番日本に近いアメリカで、のんびりと子育てをしていけるといいかもしれません。
ただ、どの地域でもそうですが、子育てにはお金がかかります。ハワイということであれば、他地域よりもお金がかかることを予め覚悟したほうがいいでしょう。経済的な条件さえ整えることができれば、自然も多く日本人も多いため子育てにはぴったりの環境になると思います。
もう一つ考えなければいけないのは、大人ですら警戒しなければいけない銃社会であることなどの治安問題。子どもの安全となればさらにじっくりと考える必要があります。
ズバリ!沖縄に住むべき移住検討者はこんな方
5つの地域を様々な条件から比較をしてみると、それぞれに良いところと良くないところがありますね。移住者によって重要視する条件は違うと思うので、自分の環境に照らし合わせてじっくりと最適な移住先を選ぶべきでしょう。
ぜひ沖縄に住むべき移住検討社のポイントについては
◯暖かいところに住みたい
◯花粉症を避けたい
◯リモートワークが可能
◯家族連れでの移住を考えている
○海が大好き
◯とにかくお酒が好き(笑)
ということに当てはまる方になるかと思います。
僕が移住するならという視点なら、
◯寒いの嫌
◯治安が良くないと嫌
◯都会すぎると死んじゃう
◯でも田舎すぎると嫌
という条件で考えてみて、やっぱり沖縄がベストだな〜と思いました。最後までハワイの選択肢が残りましたが、やっぱり治安が気になって諦めました。やっぱり日本人は日本が住みやすいですし、その中で一番暖かいところは沖縄ですからね。
いうなれば日本で1番海外らしい場所という感じでしょうか。ぜひ移住を検討しているお友達や家族にもシェアしてあげてくださいね😊