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【友情】これがアラサー女4人のリアルな沖縄旅行です

真崎 睦美

2016.11.17

「真崎さん、11月3日に沖縄いくから」

東京にいるフリーライター仲間から連絡がきたのは10月初旬。彼女はすでに航空券も取ったようで、チケットの写メが添付されていた。気合いがやばい。

 

私が東京から沖縄に移住して早5か月が経つ。その間に県外から仕事や旅行できた友人と軽くお茶をすることはあったが、3泊4日のガチ旅行を共にするのは初めてのこと。

ソワソワする私を尻目に、フリーライター仲間の女はさらに私たちの共通知人である女2人を誘っていた。全員東京でバリバリと仕事を頑張っているメンバーである。

「きっとみんな東京でお仕事がんばって疲れているだろうから沖縄で癒されてもらおう」なんてホスピタリティ溢れる私の気持ちとは裏腹に、向こうの目的は「最近真崎が沖縄で調子のってるみたいだから一発殴りに行こう」らしいから俗世は残酷。

で、集まったメンバーがこちら。

chie

ちえさん(写真右)
Webディレクター・編集者。ツンデレのきわみ。「え、真崎さん本当にこれでいいんですか? なんか納得いかないです」と私が提出したエッセイを堂々と全ボツにする度胸と情熱の持ち主。

aco

あこさん(右から2番目)
編集者。インターネットの母なる海。周囲のあらゆるボケを拾い悩み相談を聞く包容力の持ち主で、仕事か恋愛に悩みつかれた人はだいたいあこさんに泣きつく。

nonoka

佐々木ののか(左から2番目)
フリーライター。この旅行の発起人。1日に4~5本の原稿提出をこなす売れっ子な一方、プライベートは大荒れがデフォ。最近の口癖は「ユニークな遺伝子がほしい」

masaki

真崎(残り)
フリーライター。東京に疲れて沖縄移住。仕事のかたわら子どもと関わるボランティアをしているが、小学生たちから毎度「デブ!デブ!」と言われて自尊心が下がり始めている。

女子4人で沖縄旅行!と聞けば「青い空!キレイな海!最高のリゾートでキラキラの思い出!」なんてイメージが浮かぶかもしれない。しかし、ここからお送りするのは「アラサー女4人がお届けするリアルな沖縄旅行」の模様である。

沖縄っぽいアクティビティから、もはや場所など関係なく繰り広げられる女同士のほろ酔い本音トークまで。公開可能な範囲で順にお伝えしていくので、根気強くお付き合いください。何卒。

再会のテンションが低い

11月3日午後7時。那覇空港で私たちは合流した。
5ヵ月ぶりの再会にキャッキャと湧く、ことは特にない。

nonokaののか

久しぶりだね。

chieちえ

てか痩せましたね。

acoあこ

てか沖縄寒い。

この日の気温は22度。ようやく沖縄も秋らしくなってきたなと浸っていた矢先のダメ出しに「あ、なんかスンマセン」と謝罪した。

車に乗り込み、宿泊先のホテルを目指す。

nonokaののか

あ、ここ真っすぐね~。そうそう、真っすg……あ!ごめん違う左左左左!!!!

助手席でナビを担当してくれる佐々木ののかは寝不足。
案内ミスを重ねつつ、比較的テンション低めな車内で一人だけ「なんか楽しい~」と連呼している。いろいろ心配。

北に向けて快走すること約40分。ホテルに到着した。

 

hotel

 

こちらは、沖縄市・コザにある「トリップショットホテルズ・コザ」である。

コザは、沖縄と聞いてイメージされるような「リゾート地」ではない。しかし、この地は「オキナワアメリカン」の中心エリア。嘉手納基地に面した土地と、過去に米軍人向けの商売が盛んに行われていた背景から、街には今でも外国人やアメリカンスタイルのお店が多い。

また、ここでは「音楽の街」としてライブやエイサーなどのイベントなどが多く実施されている。「ちょっとディープな沖縄」を感じられる場所で、その雰囲気が好きな私は週5でコザにいる。

そんなコザの商店街にある、トリップショットホテルズ。
カフェのある1階から階段を上がり、2階に現れたホテルのドアをさっそく開ける。

ここで初めて、基本テンション低めなメンバーたちが一斉に湧いた。

acoあこ

え?

chieちえ

え?

nonokaののか

え?

え、宮殿?

想像の500倍上をいく豪華なホテルに一瞬唖然。その後興奮しながらみんなでバシャバシャと写真を撮った。

こちらの客室は、元美容室と元BARをリノベーションして作られているらしい。レトロでオシャレな内装には、インテリアに無頓着な私ですらキュンとくる。

acoあこ

撮影スタジオ感すごい。

nonokaののか

バスタブネコ足。NANA(漫画)だ。

chieちえ

あ、この壁フォトジェニック。写真撮るための絵ですよこれ。

全力ではしゃぎ倒した。

アルコールを摂取してからが旅行本番です

ホテルの豪華さにひと通り興奮したあとは、コザの街に繰り出して飲み屋を探した。昼間はひと気が少ない場所だが、夜になると居酒屋やBARがオープンして賑わいをみせる。

ぐるりと歩いたあと、沖縄で有名な大衆居酒屋「足立屋」に入った。注文はもちろん全員オリオンビール。

 

「「「「 カンパーイ!!!! 」」」」

 

至福のとき。アルコールは正義。

この旅でなにが一番楽しみだったかって、ぶっちぎりで夜の酒盛り。ほろ酔いになってからが旅行本番です。

 

nonokaののか

みなさん~。

acoあこ

どうしたの?

nonokaののか

わたしこの旅を楽しみに10月乗り越えたので、終わったらどうやって生きていけばいいか一緒に考えてください~。

chieちえ

深刻。

masaki真崎

このまま沖縄に住む。

nonokaののか

ごめんそれはない。

masaki真崎

なんなんその帽子、擬人化されたどんぐりかよ。

acoあこ

真崎さんは、ずっと沖縄にいるの?

masaki真崎

ずっとかは分からないですけど、とりあえず当分います。

chieちえ

東京帰りましょう。

acoあこ

東京戻ってきたらいいのに。

nonokaののか

真崎さんにオススメの年下イケメン男子が高円寺にいる。

masaki真崎

(それは揺れる)

ほろ酔いでホテルに帰って、第2ラウンドスタート。

acoあこ

沖縄で気になる人とかいないの?

masaki真崎

いいなーと思う人もいましたけど、その人にもう相手いたから止めとこってなったりしていました。

nonokaののか

彼女がいるくらいなら、まだ頑張ってみて大丈夫だよ。

masaki真崎

いや、彼女ってか既婚。

全員

既婚者はやめとけ。

masaki真崎

はい。

こうして1日目の夜が更けていった。

せっかくなので海にも潜りましょうね

2日目。

9時過ぎにぞろぞろと起床。あこさんと私は二日酔いの頭痛。

旅行前ヒアリングで「海に入りたい!シュノーケリングしたい!」が満場一致だったため、この日は朝から恩納村のビーチに向かった。

この日の天気は快晴。気温も上々。

ポルノグラフィティの『ミュージックアワー』など、ノリノリな曲をガンガン流しながら車を飛ばす。

目的地に到着して、ウェットスーツに着替えてビーチに移動。

このときばかりは、リゾート気分で女子心がウキウキとうずく。

焼けた肌がステキなダイバーのお兄さんが「いきますよー!」と合図してパシャリ。

キレイな海をバックにニッコリ笑う女たちのサービスショットがこちら。

 

ちょっと見せられる姿じゃありませんでした。

だって朝。だってスッピン。だって身体のラインが丸わかりのウェットスーツ。モザイクなしではこの場で記事から大量離脱されるやつ。

代わりに美しいサンゴと魚たちの写真でも貼り付けておきます。

大きなサンゴに群がる青い小魚たち。指をスリスリしたらエサだと思って寄ってくる。

突然現れたデカいやつ。ビックリして「ガボオッ」と溺れた。

ニモがいたよ。(正式名はカクレクマノミ)

とっても楽しかったです。

だけどちょっぴり仕事もしましょうね

nonokaののか

ごめん、ちょっとだけ仕事したいかも。

acoあこ

あ、私も仕事ある。

chieちえ

あ、じゃあ私も仕事やろうかな。

masaki真崎

あ、じゃあみんなで仕事しよか。

カフェでガチ仕事タイム。
働き盛りのアラサーたち。(なお化粧したのでモザイク除去)

おじゃましたのは、うるま市の穴場カフェ「ピピネオ(HP:http://pipineo.ti-da.net/)」。ここで夕方まで黙々とカタカタしたのち、この日の宿泊先がある浜比嘉島に向かった。

今日も今日とてホテルが最高

acoあこ

なにこれ、テラスハウス?

masaki真崎

生きてて良かった。

ホテルに到着するなり、一同唖然。(2回目)
昨日とは違ったタイプの、これまた予想以上に豪華なホテルにきた。

海中道路を渡って少し走った場所にある「トリップショットヴィラズ・ハマヒガ」は、ホテルのすぐ前に海がある。遊泳地ではないため人も少なく、静かな波と風の音を感じることができる癒しスポットだ。

ちなみに浜比嘉島は過去に神さまが降り立った地とされており、島全体がパワースポットと言われている。恋愛にも効果はあるのか。浜比嘉の神さま、どうか何卒ご利益ください。

マッサージチェアにハマる女。お尻を盛大にゴリゴリされる。

引き続き仕事にはげむ女。このスペースはWeb系フリーランスの聖地。

オリオンビール片手に外で仕事をする女。これぞ沖縄の大正義ですあこパイセン。

それぞれ思い思いの時間を過ごし、晩ご飯は本島まで出て沖縄料理を食べた。

またお酒でいい気分になったところで代行を呼び、また懲りずにお酒とつまみを買い込んでホテルに戻る。前日に引き続き、ホテルでの酒盛り第2ラウンド。(洗顔後につき再度モザイク)

が。真崎、痛恨の寝落ち。
ホテルに帰ってからの記憶が大体ない。気付けば朝でした。

どうやらゴールデンタイム(午前0時)を迎えた頃から徐々に喋らなくなり、最後はふらふらと寝室に行ってダブルベッドのど真ん中に突っ伏して爆睡し出したらしい。体力の衰え。

しかしメンバーに話を聞けば、それから1~2時間くらいでバタバタとみんなダウン。最終的にはあこさんが一人でひたすらオリオンビールを煽っていたらしいから後輩3人全員で土下座したい。

体力切れの3日目はダイジェストでお送りします

(ハマヒガの朝)

chieちえ

やっぱり会社の仕事で早く帰らなきゃいけないみたいです。

masaki真崎

泣ける。

3泊4日の沖縄旅行だが、ちえさんは仕事のため3日目で東京に戻っていった。さよならちえさん、今度は東京で。

残ったメンバー3人で、3日目は那覇散策。

首里で有名な「首里そば」を食べ

ベタに国際通りで食べ歩き&お土産を購入して

3日目にして体力の限界。ビジネスホテルにチェックインして昼から夜まで全員爆睡。時間を惜しんで遊び続けられたのは20代前半まででした。

ディナーは国際通りのホテルからすぐの沖縄料理店「ぱいかじ(HP:http://www.paikaji.jp/tenpo/kokusai.html)」へ。

こちらでは毎日ライブをしているらしい。この日も歌い手さんの歌と三線に合わせて、お客さんみんながかちゃーしーを踊り出す。

もれなく2人もかちゃーしー。
沖縄らしく愉快な夜になりました。

そして、旅が終わり、現実が始まる

最終日。
那覇空港まで2人を乗せ、別れのときを迎える。

 

acoあこ

ののかちゃん、旅行終わるけど明日から生きていけそう?

nonokaののか

なんか沖縄に来て、逆に明日から頑張る元気出た気がします!

masaki真崎

さすが沖縄。このまま沖縄住めばいい。

nonokaののか

ごめんそれはない。

光のスピードで時間が過ぎ、気付けば終了していた女4人沖縄旅行。疲労で瀕死になりながらも、みんな(たぶん)楽しんでくれて良かった。

みんなは東京で、私は沖縄で、またそれぞれ頑張ろうな。東京や仕事にちょっと疲れたときは、ぜひまた癒しを求めて沖縄に来てくれな。

別れ際に「今度は2月、北海道雪まつりで集まろう」とか言ってた気がするけど幻聴かな。

今回おじゃまさせていただいたホテルはこちらです

    1. Trip Shot HOTELS KOZA

kozaomg
住所:沖縄県沖縄市中央2-6-47

TEL:070-5489-3969
URL:http://koza.tripshot-hotels.com/


Trip Shot VILLAS HAMAHIGA

hamahigaomg

住所:沖縄県うるま市勝連浜247-5
TEL:070-5489-3969
URL:http://hamahiga.tripshot-hotels.com/