みなさん、車、好きですか？

「いやー、さほど興味ないかなぁ」と思っているあなた！それでも赤ちゃんの時に道行く車を指差し「ブーブー！ブーブー！」って言っていたでしょう。

高級外車の先鋒、BMWなんて、乗ってるだけで「かっちょええ男」ってイメージがありますよね。そんなかっちょよくなりたい一人の男がここにいます。

沖縄移住応援WEBマガジン「おきなわマグネット」運営企業「株式会社ヒューマンサポート代表取締役社長・粟國英雅（あぐに・ひでまさ）。永遠の野球少年。

地元である首里にBLUPSというカフェを出そうとしていて、社長なのに毎日このオリジナルTシャツで営業しています。

そんな粟國さんが早速、浦添市のBMWディーラー「モトーレン沖縄株式会社」（以下：モトーレン沖縄）さんにお邪魔しました。知ってましたか？BMW（Bayerische Motoren Werke）のMはモトーレンのMなんです。

BMWを買いたい理由は2つ。

①家族用以外に自分用としてかっこいい車が欲しい。
②ある人とのある約束を果たすため。

となんとかかんとか言いながらの粟國さんを出迎えてくれたのはこの方です。

モトーレン沖縄の営業を担当する末吉健（すえよし・たけし）さんです。

そして粟國さんがある約束を果たすべき人物でもあります。

粟國さんが以前務めていた人材派遣会社を介し、末吉さんがモトーレン沖縄の社員となったのは2013年秋のこと。この頃から親交のあった2人。粟國さんは末吉さんに「車買う時は末吉さんから買います。」と約束をしていたそう。

こんな男同士の物語があったんですね…。

早速見せてもらおう！

シリーズ名の数字が大きくなれば大きくなるほど、車体も大きくなります。このラインナップでは1～7までの数字が付いています。

あれ？ちょっと気持ち前のめりになってませんか？どうせならちょっとシート座らせてもらえばいいんじゃないですか？

運転席に乗り込む粟國さん。

いやいやめちゃくちゃ笑ってる！！

めちゃくちゃ笑ってる！！

（ライター長濱：『粟國さんニヤける』とメモ）

末吉さん「成功体験を多く持っているお客様と関われて成長できます。」

末吉さんの業務は大きく分けて3つです。

①販売
②アフターフォロー
③保険関係

この3つ全ては一貫しています。売った以上最後まで責任を持つ、という姿勢の表れです。

実は末吉さん、敏腕営業マンです。一昨年では九州ブロックの新車販売台数で2位に輝きました。だけどご本人は「数字」を意識して売り込むようなことは決してしません。

「楽しい人生」を深めているのは、なにもお客さんだけではありません。末吉さんだってそうです。営業のお仕事を通して学ぶことはたくさんあると末吉さんは強調します。

お互いをリスペクトし信頼しているからこそ、成果が自ずと数字にも表れているんですね。

前職は小学生～高校生対象の学習塾で塾長をしていたという末吉さん。実は、外車販売と学習塾の塾長の仕事には意外な共通点があります。

それは、相手を深く考えてコミュニケーションをとる、ということでした。

 

末吉さんの真っ直ぐな視線と落ち着いた語り口は、なんだか安心感を与えてくれます。

「車を買う」ことは、多くの人にとっては大きな決断を強いられる行為でしょう。日用品を買ったりちょっとした外食をしたりとはわけが違います。だからこそ「何を買うか」だけでなく「誰から買うのか」。欲しかった車を買う喜び、万が一トラブルがあった時の対応、その一つ一つに「誰がいてくれるのか」が重要です。車を買うことは、時に「信頼を買う」ということにもつながっているかもしれません。

とここで粟國さん。

やっぱりいつの世も、人間っていいな。

それでは、買いますか？

「いや、だから今日は買わないしすぐには買えない！」と言いながらカタログで盛り上がる粟國さん。末吉さんにもお礼を言います。

粟國さんが約束を果たせる日も、すぐそこです。

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今回は「車を売る側、買う側」双方の思いから「その人の持つ魅力」が商品価値以上の力を発揮することに気付かされました。

そして粟國さんはいつBMWを購入するのか。その瞬間を、おきマグJOBは追いかけ続けていきます！

＜取材・文：長濱良起／撮影：砂川諒＞