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常連さんが宮古島の先生!「人」が魅力な居酒屋・だんらん

鈴木 サラサ

2019.03.11

みなさん、こんにちは!ライターのサラサです。

沖縄に移住して3年目の春が近づく今日この頃・・・。
子供の頃から大好きな沖縄に移住するのは長年の夢でしたが二の足を踏んでいた理由が「仕事」でした。沖縄には何度も来ていたけど、いつも「旅行者」としての訪問だったのでどうやって仕事を探せばいいのか、何から始めればいいのかわからずとても不安でした。

きっとそれが理由で踏み出せずにいる方、たくさんいますよね?
今回、沖縄移住へのハードルとなる仕事面をクリアしていきたいと思い、夏のにおいがする(取材日が2月にも関わらず夏日・・)、あの宮古島に行ってきました〜!(やったー)

何度見ても思わず息を飲んでしまう「宮古ブルー」と呼ばれる美しい海を眺めながら暮らせる、夢の宮古島ライフを送るためのきっかけになればいいなぁ。

地元客が7割!宮古島で愛される居酒屋「だんらん」

私が、お邪魔したのは宮古島きっての繁華街、西里。たくさんの飲食店がひしめきあい、夏の繁忙期は観光客でごった返しているほど。繁華街とはいってもここは沖縄の離島。10分も歩けば青い海に出会うことができます。そんな西里でも人気の「海鮮居酒屋 炉端焼 だんらん」。

 

会って開口一番に「いらっしゃい!」と店主の前里裕也さんが迎えてくれました。前里さんの笑顔と暖簾に書かれた「だんらん」という文字のあたたかさに早速緊張がほぐれました。

 

宮古島出身の前里さんは、子ども時代を宮古島で過ごし、18歳で沖縄本島へ。当時、鳶(トビ)職人として働いていましたが、ヘルニアになったことがきっかけで力仕事を続けるのが難しくなったよう。

悩んだ末、飲食の世界へ飛び込み、飲み屋さんのボーイとして働くことに。「自分に接客業は合わないかな・・」と思いつつもお客さんからの「ありがとう」という言葉に励まされ、やりがいになっていったと言います。

前里さん

お客さんに喜んでもらえることが嬉しくて。表情や言葉からダイレクトに伝わってくるので接客業がどんどん好きになりました。

14年間同じお店に勤めていくうちに、「いつか自分のお店を持ちたい」という気持ちが大きくなる中であるきっかけが訪れます。それが宮古島で居酒屋をやっていたお父さんからの「帰ってきて、飲食店を一緒にやらんか?」という言葉。

その言葉に心打たれて、5年前に宮古島に戻り「だんらん」をオープンさせました。お父さんとは意見をぶつけ合いながらも最近では「お店を任されているんです」と笑顔で語ります。

 

だんらんに来てくれる方は、地元が7割。うちの強みは、地元のお客さんに愛されていることです」と語る前里さんの表情には自信が溢れていました。

前里さんの生まれ育った地元であることもあり、古くからの知り合いや友人達の憩いの場にもなっているそう。初めて伺った私でさえアットホームなお店の雰囲気が心地よく、宮古島に来る度に寄ってしまいそう。

地元客から愛されるのって観光と違って「何度でも来たいお店」だと思うんです。そんなお店を自分が育った場所でできるのは「認められている」ということ。宮古島を出て紆余曲折し開いたお店は地元で認められ、愛されているのってとても誇らしいですよね。

前里さん

ありがとう、美味しかった、という言葉はもちろん、リピーターのお客さんが『いつもの出せよ〜』なんて言ってくれるときがすごく嬉しい。言い方はぶっきらぼうでも、お店をちゃんと覚えていてくれているんだなぁ、信頼してくれているんだって言うことがやりがいになっていますね。

夏の繁忙期は、観光客でいっぱいでも冬の閑散期にガラガラというのが離島の飲食店でよく見かける光景。でも、地元のお客さんのハートをガッチリ掴んでいる「だんらん」は、一年中和気あいあいと働けそうですね。

 

前里さん

あと、宮古島の海は見ているだけで癒されるので大好き。特に、サンセットがきれいに見られるトゥリバービーチや伊良部大橋が好きなんです。子供の頃はまだ橋がかかっていなかったけど、かかってからは伊良部島に行く機会も増えたしお客さんも増えたんですよ。

子供の頃からずっと見てきた宮古島の海。大人になっても前里さんの心を癒してくれているそう。「やはり、宮古島の一番の魅力は海でしょうか?」との私の問いに「いえ、やっぱり宮古島の一番いいところは『人』です。県外の方にもウェルカムであったかいんです」と満面の笑みを見せる前里さん。

そうそう、私もこれまで宮古島に来て何度も人のあたたかさに触れてきました。道でiPhoneを見ながら迷っている時に声をかけてもらったり、定食屋さんで隣に座った方に穴場スポットを教えてもらったり・・。宮古島の人は人懐っこくて世話やきで、本当にあったかい。

沖縄県外同士だからこそ、気持ちがわかる人の大切さ!

前里さんに、これからの「だんらん」の展望をお聞きすると「観光客が来ても満席で入れない時があるので、そんな時も臨機応変に対応したり、中国・台湾など海外のお客さんの対応も気持ちよくできるようにしたいです。お店を展開していくというより、まずはこのお店をもっと良いお店にできるように集中してコツコツと頑張りたいですね」と堅実なお答えが。ここでもお客さんへの誠実さが感じられました。

「今いる従業員は全員宮古島生まれの人ですが、宮古島が地元ということで観光客の方の気持ちがわからない部分があったり、対応の仕方がわからないことがあるんです。観光客や外国の方への対応ができる方が来てくれると嬉しいですね。従業員はみんな明るいのでまずは一緒に楽しんでもらえたら」と話します。

宮古島の知識0でも大丈夫! おとーりで仲良くなりましょう!

沖縄県外から離島に来て、馴染めるのか不安な方もいると思いますが、どうなんですか前里さん・・(私も、初めての宮古島は不安だったので!)

前里さん

まずはみんなでお酒を飲んでおとーりして(宮古島ならでは!)盛り上がって仲良くなりましょう! 地元のお客さんもすごくウェルカムな雰囲気なので、観光客にも色々と教えたりしてるんです。僕ら以外にも、宮古島や沖縄のことが何もわからなくてもきっとお客さんが教えてくれますよ(笑)

確かに。地元の方からの情報やアドバイスってすごく心強いし、その場に馴染むのはまずは人からですよね。常連さんも一緒にひらく飲み会では様々な業種の人と知り合えたり、前里さんも知らないような宮古島の文化を教えてもらえることも。

宮古島ライフで夏は、前里さんお気に入りのトゥリバービーチでBBQしたり、近海でとれた魚を焼いてみたり。きれいな海を目の前にBBQ・・・夏の一大イベントが宮古島だと日常な感じで、羨ましい・・!

さらに、「宮古島で働きたくても働けない一番の理由に『住む場所がない』と聞きます。でも、私たちは寮を完備しているのでその点は安心してもらえたら」と前里さんは話します。今、宮古島の家賃(単身:平均3万円、ファミリー向け:平均5万円)の高騰が著しい中で寮完備は嬉しい!(私も住みたい・・)

未経験でも大丈夫!メニュー開発に関われるチャンスも!?

前里さんのご案内で「だんらん」の厨房や一緒に働く人たちを紹介してくれました。

調理場、板場、串場、ホールと役割が分かれているので「接客が苦手・・」という方でも調理場に入れたり、その人に合った場所で働けるのも大きな魅力。

東京で修行してきた板前の津嘉山さんからは「自分が一番年上なのでバイトのみんなから頼られるのが嬉しい。料理未経験でも優しく教えますよ」と安心の一言が!

板前の世界って厳しいイメージがありますが「だんらん」では楽しみながら料理の腕も上達できそうですね。

海鮮料理がメインで、沖縄料理や串焼きなど幅広い料理を提供する「だんらん」。地元、宮古島の鮮魚店で仕入れた新鮮な魚介にこだわっているよう。特に、お店の自慢はお刺身盛り合わせ。職人の腕が光る、飾り包丁も目を引きますよね。

あと、宮古島のみそを使った「宮古みそDE酢みそ和え」や「宮古そばDEやきそば」といった宮古島ならではの食材を使ったメニューもお客さんに人気。毎月変わるおすすめメニューを従業員と一緒に考えているそうなのでメニュー開発にも携われるかも! 自分のアイディアが採用されたら嬉しいですね!

2階にはゆったりした個室もありファミリーでも気軽に使える雰囲気。ちょっと夕飯を食べに来る家族も多いんだとか。まさに一家「だんらん」ですね!

「宮古島に新しく下地島空港ができ、観光客が増加すると思うので人手が足りず。一緒に働いて欲しいです!」と熱く語ってくれた前里さん。

お話していると、なぜか「この人と働きたい」という気持ちになってくるから不思議。穏やかですが仕事に熱意と感謝を持っているのが伝わってくるんですよね。「宮古島」も「だんらん」も一番の魅力はきっと「人」。飲食業未経験でもあたたかく迎えてくれる仲間、お客さんと一緒に宮古島の素敵な思い出を作って欲しいですね。

求人情報

店舗名 海鮮居酒屋 だんらん
雇用形態 アルバイト、パート
募集職種 ホールスタッフ、厨房スタッフ
仕事内容 ■ホールスタッフ
お客さまの案内、オーダーを取る、料理やドリンクの提供。

■厨房スタッフ
海鮮料理や串焼き、串揚げ、郷土料理の調理。
様々な料理を身に着けることが出来ます。
勤務時間 15:00~24:00 シフト制
休日 不定休
応募資格 特になし
WEBサイト http://kaisen-danran.com/
店舗情報 海鮮居酒屋 だんらん
沖縄県宮古島市平良字下里294-1