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こんにちは。ライターの真崎です。
東京から沖縄に移住してから早2か月。東京でスランプ気味だったライターの仕事も、暖かくのんびりした雰囲気の沖縄に来れば少しは捗るかもしれない。そんな期待も虚しく、担当編集者の皆様ごめんなさい、今日も今日とて進捗ダメです。
こちらのサイトでも「県外の方が読んで思わず沖縄に移住したくなるような素敵な記事を書いてくださいね☆」なんて編集者さんから言われていますが、「移住早々に廃人寸前の私が果たしてそんなキラキラ記事を書けるのか」と頭を抱えたものです。
そこで今回記事を作成するにあたってお力を借りたのは、沖縄関連サイトの中でも高い人気を誇る「沖縄移住ライフハック(http://okinawa-iju.info/)」管理人のみなみの家さん。
(おふたりの似顔絵イラストがとってもかわくて私もファンです)
みなみの家さんと何かいい感じでコラボして楽しい記事を書きたいのでどうかアイデアをください。
と雑なフリをしたところ、旦那さん(通称「みなみのヒゲ」さん)より
では、仕事と称してシュノーケリングをしましょう!画期的!ゴリラチョップに行きましょう!
とのお返事が。
仕事と称してシュノーケリング……なんて甘美な響き。
「仕事に疲れた新人移住者が沖縄の海でシュノーケリングしたら超癒されたっていう切り口で記事書いていいですか?」と編集者さんに尋ねたら「いいですね!(にっこり)」とあっさりOK。荒んだ心が晴れました。
その前に、「ゴリラチョップ」とは??
旦那さまから「ゴリラチョップに行きましょう!」と言われて、こちらもノリで「ゴリラチョップ!いいですねゴリラチョップ!」とテンションが上がっていたのですが、冷静になってから思いました。ゴリラチョップってなに?
ゴリラチョップは、沖縄北部・本部町の瀬底大橋付近にある有名なダイビングスポットです。波がおだやかで透明度の高い海では、少し潜ると美しいサンゴ礁や魚を見ることが可能。
「ゴリラチョップ」という名前の由来はこちらの岩。ゴリラがチョップしているように見えるから、らしいです。「見えない」という苦情はこちらで受け付けません。
サンゴ礁の近くに行くと、多種多様な魚たちがいるそうで
あわよくばニモにも会えるみたいです。(正式名称はカクレクマノミ)
さすがに遊泳中のゴリラはいないらしいですが、どんな魚たちに出会えるのか楽しみでしかない。
シュノーケリングに必要なもの
みなみの家さんより事前に「シュノーケリングに必要な持ち物」を教えていただきました。
必須アイテム
- シュノーケル(口にくわえるアレです)
- 水中眼鏡
- 水着(短パン可)
- ラッシュガード、Tシャツ
- マリンシューズ
- タオル
あるといいアイテム
- 足につけるヒレ
- ライフジャケット
- GoPro(水中カメラ)
ラッシュガードってなんですか?
水着の上に着る長袖のウェアです!シュノーケリングはとても日に焼けるので、日焼け防止のためにも着ておいがほうがいいですよー!
マリンシューズってなんですか?
水辺や水中で履くための靴です!ゴム底なので滑りにくいですし、ビーチで石やサンゴの欠片を踏んでも痛くないので必須アイテムですね~。
ビーチサンダルだとダメなんですかね?
海中で毒のあるオコゼとかうっかり踏んだら死にますよ^^
絶対持っていきますね。
準備物はすべて「ドン・キホーテ 宜野湾店」で購入しました。激安の殿堂の中でも格安の商品を選んだ結果、合計6千円くらいで買えました。水中カメラはみなみの家さんにお借りすることに。
いざゴリラチョップへ
みなみの家さんの車に乗せていただき、私の住む宜野湾市から北上すること約1時間~2時間(とてもざっくり)、ゴリラチョップに到着しました!!
見てください、この透明度。
見てください、この透明度。(2回目)
せっかくなのでゴリラと一緒にチョップしました。
「どっちがゴリラ?」と思った人には直接手刀しにいきたいです。
装備ばっちりのみなみの家さん。
ラッシュガードとライフジャケットもばっちりです。
ラッシュガードどころか部屋着のタンクトップを持ってきた私。よく人から「人生なめてるよね?」と言われる原因がここにありそうです。奥さま(通称ピノ子さん)と並んだらみすぼらしさが顕著に。
時刻は太陽の光がサンサンと降り注ぐ午後2時半。腕も足も丸出しで丸焦げ必須ですが、こんな綺麗な海で太陽の光に包まれながら焼き朽ち果てるなら本望です。
では、いざ入水!!
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うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおううううう!!!!
サンゴおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおううううううううううううう!!!!!!!!!!!
そして
これは
さ、さ、さ、さ、
魚ああああああああああああああああああああああああああああんんんんんんんんんんん!!!!!!!!!!!!
めっちゃ魚いる!!!!!!!!!!!!!!!
殺し屋かなってくらい目つき悪いんですけど、これでも感動して目を見開いています。あと胸元に付いているのは噛みついてきた魚ではなく花形ヘアクリップです。
ここ、本当は海底3~4mくらいの場所です。
足がつかないところでも、海底から私の足に届きそうなくらいの高さまでサンゴが茂っていました。
沖まで出ずとも、浅瀬や足のつく岩場にもキレイな小魚たちがいっぱい。
足がつかないと不安な子どもでも、十分シュノーケリングを楽しむことができます。
ふと海中から顔を上げると、ライフジャケットでぷかぷかと浮かびながら微笑んでくれるピノ子さん。
魚に負けず劣らず癒されます。
みなみの家さんに見守られながら
途中でヒゲさんのライフジャケットまで奪いながら
美しいサンゴ礁の上で魚と戯れること
実に2時間。めっちゃ泳いだ。
化粧もはげ落ち、なぜか怯えた表情をしていますが、充実感と達成感でいっぱいの様子です。
沖縄に来て初シュノーケリング。
素晴らしかった…
美しすぎた……
楽しすぎた………
心満たされすぎた…………!!
仕事に行き詰ったときはさっさとパソコンを閉じて、美しい海までシュノーケリングをしに来ようと心に誓いました。
シュノーケリングに連れ出してくださった先輩移住者のみなみの家さんにも感謝でいっぱいです!
これから悩んだら海に潜りますね
私のように「できるだけ働きたくない怠惰な人間」にとっては、東京でも沖縄でも仕事でゲッソリするのは正直変わりません。
ただ、沖縄にきて心から良かったなと思えるのは「仕事の悩みを吹き飛ばしてくれる(=ハイレベルな現実逃避ができる)最高のシュノーケリングスポットにすぐ行けること」です。
ゴリラチョップに限らず、シュノーケリングやダイビングを楽しめるビーチが沖縄にはたくさんあります。各地でさまざまな悩みと闘っている各種皆さま、ぜひ私といっしょに沖縄のキレイな海でシュノーケリングしましょう。
お気軽にご連絡ください。(本気)
とりあえず私は、今後仕事に行き詰ったらひとりで潜ります。
余談:
この日は20時半頃に帰宅、ソファに寝転がって目をつぶって開けたら翌日の昼でした。その日が締め切りの原稿を半泣きで書いたのはいい思い出です。シュノーケリングは楽しい一方とても疲れるので、自分の体力と相談して楽しんでくださいね。