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沖縄で独立起業する!産業振興公社で支援内容の相談をして、起業家にアドバイスを得ながら実際に起業してみました!【前編】

阿波根あずさ

2018.02.22

ハイタイ!おきなわマグネット読者の皆さま初めまして。阿波根あずさです。この苗字を読んでも「読めないな…」という方もいらっしゃるかもしれません。阿波根というのは「あはごん」と読みます。ちなみに芸名ではなく、本名です。

沖縄を中心に、ラジオパーソナリティ・リポーター・司会業・ライター・番組制作など、フリーランスで活動している「うちなーアナウンサー」です。

私、フリーランスで2年間、仕事をしてみて思いました。

もっともっと大きなチャレンジがしたい!!

私の経験上、フリーランスだと大きなプロジェクトに携わるのがなかなか難しいんです。例えば、司会の依頼が来る際も「事務所はどこ?」「会社はあるの?」と聞かれることが多いです。

私は現時点でどの事務所にも所属していませんし、会社も持っていないので、事務所などに所属していないと受けられない案件があると、チャンスが舞い込んできた仕事も断らなくてはいけない時があります。やりたい仕事が受けられなかった時の悔しさはかなり大きいです…!

そんなモヤモヤを抱えて約半年。仕事の幅を広げたいという思いで「よし!起業するぞ!」と思い立ちました。しかし起業したいと思っても、どういう風に起業したらいいのか分かりません。

何だか難しそうなイメージもあります。起業に向けて調べていくうちに「私と同じようにどう起業したら良いのかわからない人、悩んでいる人もいるかもしれない」「もうこれは記事にした方がいいんじゃないかな?」と考え、この度めでたく記事化を決定!

取材して得た情報や、実際に私が起業していくまでのストーリーを前半・後半に分けて記事にしていきたいと思います。

まずは、インターネットで起業について検索。「沖縄 起業」と調べると、沖縄県産業振興公社というワードを発見!何やら、起業について詳しく話を伺えそうです。早速、行ってきました!

話をしてくださったのはこの方。公益財団法人沖縄県産業振興公社ベンチャー企業スタートアップ支援事業ハンズオンマネージャーの大西克典さんです。

見た目は少し怖そうですが、とても優しくて愉快な方です!

沖縄の中小企業を徹底サポートする、沖縄県産業振興公社とは?

あずさ

初めまして。阿波根あずさと申します。今、ラジオや司会業を中心にフリーランスで活動しているのですが、仕事の幅を広げたくて、今年、起業を考えています。

大西さん

阿波根さん、よろしくお願いします。まぁ、色々を聞かせてくださいね。

あずさ

こちらこそ、よろしくお願いいたします。起業について調べていたら気になることがたくさんあって。ぜひ、話を聞かせてください!まず初めに、沖縄県産業振興公社ではどのような支援を行なっているんですか?

大西さん

県内の中小企業を中心に、経営相談や創業支援、研究開発・新事業支援などを行っています。最初から事業を立ち上げる方というよりは、既存の事業社さんをサポートすることが多いですね。それが大体、全体の8割を占めています。

サポートする業種の中心はサービス業。それこそ、泡盛や沖縄料理関係ですね。あと、設備投資のサポートなども行なっているんですよ。例えば、産業振興公社が一旦機械を買って、それを事業社へリースしたり。安く導入できるためのそういった仕組みづくりをしています。後は、大学との共同研究などもやっています。

あずさ

なるほど。様々な部分で支援を行なっているんですね。

全国的に見ても開業率がとても高い沖縄県!しかしその一方・・・

あずさ

そもそも、沖縄では起業している方はどのくらいいるんですか?

大西さん

沖縄は全国的に見ても起業率が高いと言われていて、今、政府が目標にしている起業率が年間で10%。沖縄県産業振興公社で把握している分では、沖縄ではもうすでに8%ぐらい入ってるのではないかなと思います。女性の起業率も高いんですよ。

あずさ

小さな島ですが、起業される方がそんなに多いんですね。

大西さん

起業するハードルが低いので、起業をするには環境が整っているのが沖縄です。でもこれには様々な見方があって。起業せざるを得ないという人もいます。沖縄は最低賃金が低いので、食べていくのは大変だと。だから起業しようという流れを持っている人もいるんです。

あずさ

小起業せざるを得ない状況というのは心苦しいですね。

大西さん

そうですね。あともう一つ知っておいてほしいのは、起業率が高いのと同様に、沖縄は廃業率も全国で一番高い。

安易に起業して、また会社が潰れてということになってしまうのは良くないなあと。起業することに対して抵抗がないので、それに対して我々は支援をして成功に導くようにしています。

イノベーションをおこす起業家を手助けする、スタートアップ支援事業とは?

あずさ

大西さんは、ベンチャー企業スタートアップ支援事業を行っているそうですが、具体的にお話を聞かせていただけますか?

大西さん

うちの事業は2015年の夏に始まったんですが、始まった当初は「スタートアップとは何だ?」ってところから始まりましたよ(笑)。今までの支援とはどう異なるのかと。東京やアメリカのシリコンバレーではスタートアップという言葉はだいぶ浸透していますけれどね。沖縄ではまだあまり馴染みはなかったですよね。

そもそもスタートアップ、ベンチャーとは何かというと、イノベーションを起こすことによって新しい仕組みを作ることなんですね。既存の仕組みを大きく変えるイノベーションを起こすことで、人々の生活を大きく改善していく事業を行うベンチャーのをことをスタートアップというふうに僕らは定義をしています。ちなみに、今支援しているのは20社です

あずさ

沖縄県産業振興公社全体が行っている支援と、大西さんの部署が行っているスタートアップ支援事業は、支援をする対象が異なるのですか?

大西さん

そうです。我々(の部署)は、例えば「美容室をやります」「沖縄そば屋をやります」こういった事業者への支援ではなく、世の中を変えようと新たな事業を立ち上げる人たちに対して支援をしているんです。

あずさ

どんな方が相談に来られますか?

大西さん

スタートアップ支援事業では業種は指定していませんが、IT、 サービス業、医療関係など、幅広く相談に来られます。一つ言えるのは、スタートアップをする人は基本、変人。何もないところから物を作るわけだから、よほど変人でないとそういったことはできないですよ。

でも、そういう変な人が世の中を変えていくので。沖縄でもそういうちょっと尖った人をできれば育てていきたいですね。そういう子たちを支援しようってことで、この事業(スタートアップを)立ち上げています。

また、我々がよく使うのは「非常識を常識に」という言葉です。世の中の非常識と言われている人達は今は非常識だけれど5年後、10年後、20年後は常識なってることっていうのがたくさんあるじゃないですか。だから非常識の形を集めて採択して支援していきたいなって思います。

あずさ

沖縄県産業振興公社では、どういった相談が一番多いですか?

大西さん

一番多いのはやっぱりお金と、販路拡大の相談ですね。ベンチャーはこれから始めるお仕事なので信用度もないし、学生だと学校を出ました、すぐ起業しましたと言ってもどこも相手にしてくれないですよね。

入口がすごく難しいので。いくら良いものを持っていてもやっぱり入口が開かない。例えばそういった時にやっぱり沖縄県産業振興公社の名前を使って、うちで支援していますよーって言えば、とりあえずまぁ話は聞いてくれる。

あとは自分で自力で頑張る。営業のノウハウっていうのは(ベンチャーの方は)まだないので、一緒に営業に行くこともあります。

何十人もの沖縄の起業家を見てきた大西さんが語る、経営者に求められること

あずさ

起業する前にやるべきことを教えてください!

大西さん

起業するのは「やるか、やらないか」どっちかのこと。だからまずは、何をしたいのか。誰のためにやったらいいのか。やっぱり理念ですよね。

自分が、その事業をやることによってどういう状態が生まれてくるのか 。あとは、自分がやろうとしていることが何らかの課題解決、ビジネスにつながるのかどうかっていうことを考えておくことも重要です。

あずさ

起業する前に経営の仕方は方法っていうのは、学んでおかなくても大丈夫なんですか?経営がスタートすると勉強する時間がないとか、起業について調べていたらよく目にするのですが。

大西さん

社長みずからがそこまで細かいところは見る必要はないんだけれど、お金の流れっていうのは確実にわかっていた方がいい。お金の出し入れですね。いわゆる、キャッシュフローって言うんですけれども。

ベンチャーで失敗するのは、物は売れてるんだけれど、いつのまにかお金がないねっていうのがよくあるんですね。だから最低限、自分が管理してるお金だけは把握できるようにはしていた方がいいですね。

あずさ

なるほど…!勉強になります。では、経営者に求められることについても教えてください。

大西さん

やっぱり諦めないことですよ。さっき言ったように理念があって自分が本当にこうしたいと思ったのがあればそれに向かって突き進む。

諦めたらそこで失敗なので。成功者はみんな言うけれども、諦めなければ失敗ではないのですよ。

あずさ

確かに、おっしゃる通りだと思います。最後まで諦めずに頑張ります!大西さん、本日はありがとうございました。

大西さん

また何か相談があったら、いらしてくださいね。

産業支援公社のサポートを得て出資も決定!びねつの高嶺さんへのインタビュー!

実際に沖縄県産業振興公社でサポートをして頂いたことがキッカケで、チャンスを掴み成長をしているスタートアップ企業のインタビューも行いました。大西さんのご紹介で今回お話をしてくださったのは、株式会社びねつ代表取締役の高嶺克也さんです。

あずさ

高嶺さん、よろしくお願いいたします。

高嶺さん

よろしくお願いします!!

あずさ

まず初めに、高嶺さんはどういった事業を行こなっているんですか?

高嶺さん

ジョブカロリという成果報酬型求人情報サイトを運営しています。沖縄の社会問題である人材不足を解消するために、今までの広告モデルとは違った求人サイトモデルです。

通常の求人ですと、広告料を支払って、来ても来なくても費用がかかります。ジョブカロリに関しては、掲載費ってのは一切かからなくて、採用が決まったらお金が発生するっていうモデルを取っています。

起業のキッカケは従来からある沖縄の既得権に違和感を感じたこと

あずさ

高嶺さんの起業に至るまでの経緯を教えてください。

高嶺さん

元々東京にいたんですけれど、ぼく糸満出身で、お墓を守らなきゃいけなくて沖縄に戻ってきて。最初は違う企業に勤めていて、そこで県民向けの福利厚生事業立ち上げていたんです。でもそこで気づいたことがあって。

それは、福利厚生の前に基本的に人がいないから採用ができないという問題。資金力がある企業さんしか広告が出せないし。なので、成果報酬型の求人サイトを立ち上げようって思いました。

あずさ

沖縄で起業しようと思ったきっかけっていうのはありますか?

高嶺さん

沖縄は既得権だらけなので、壊したいなーっていうのがあって。今までの経験があったので、とりあえず求人やりたいなっていうのがありました。沖縄は昔から地元の求人誌が大きなシェアをもち、新聞社が2社あっても人材不足という現状があります。これはやる価値があるんじゃないかなと思ってこの事業を始めました。

あずさ

ジョブカロリでは、どのくらい求人を出しているんですか?

高嶺さん

掲載している企業は700社。掲載している職種は2500か2600くらいです。職種も様々で、小さな板金屋工場とか。海ぶどう屋さんとか。巫女さんの募集なんかも掲載しています。

あずさ

実際に求人広告を載せて、周りからの反応はどうですか?

高嶺さん

「こういう広告やりたかった!」というそういう喜びの声をいただいています。沖縄は労働環境、保険だったり整備されていないところが結構多いので。ジョブカロリでは、そういうちゃんと整備されているところを掲載するようにしています。

毎日マックで400件のアポ!公社に相談するまでの大変な道のり

あずさ

高嶺さんは起業する前から、沖縄県産業振興公社さんにずっと相談していたんですか?

高嶺さん

いえ、まずは起業してから自分でずーっと仕事をやっていて、2年間くらい毎日、1日400件くらい糸満のマクドナルドからスマホでテレアポしてました。ただ、ファミリーマートさんやイオンさんと提携が決まって、でもその時お金がなくて。これどうしようかなーっていう時に県内の銀行やベンチャーキャピタル、県外のベンチャーキャピタルに片っ端から電話して事業計画書を送りまくって無視されて。

どうしようかなと思っていたら、前職の人からの紹介で2016年10月に大西さんと出会って、事業計画書をみてもらって、なおして。その後、琉球銀行と沖縄タイムスの「オキナワ・スタートアップ・プログラム」に出させてもらって、そこで資金調達することができた。資金調達したのが2017年8月頃です。

あずさ

沖縄産業支援公社に行ってからガラリと変わったんですね。

高嶺さん

めちゃくちゃ変わりました。(仕事に対して)熱があって思いがあってもベンチャーだから銀行もお金を貸してくれないし、不動産も相手にしてくれないし、事務所も借りられなかったし。

でも県産業振興公社は県が認定した会社なので、「沖縄県産業振興公社」というと一応話は聞いてくれるので。なので、これから起業される方もそういうところで産業振興公社を利用されるとといいんじゃないかなという風に思います。

あずさ

今後のロードマップを教えてください。

高嶺さん

上場したい!という話を大西さんにもずっとしていて、その思いありますね。沖縄の情報格差が貧困格差に繋がっていくので、情報は基本全て無料にしていきたい。ジョブカロリに行けば一番得してすべての情報が得られるというモデルを将来構築していきたいですね。

東京からのUターン起業!若手起業家のokinawa.io金城さんへインタビュー!

続いては、okinawa.io株式会社の代表をしている金城辰一郎さんを取材。東京と沖縄の両方で働いた経験があるからこそわかるビジネスの話を伺ってきました!

あずさ

金城さん、よろしくお願いします。まず、金城さんのプロフィールから教えてください。

金城さん

はい。ちょうど2年前に東京から沖縄に戻ってきて、現在はokinawa.ioいう会社をやっています。ソーシャルメディア、 web広告、webメディアを中心にマーケティングのお手伝いをしており、Web周りの集客のお手伝いを中心にしていますね。

あずさ

東京では、どういったお仕事をされていたんですか?

金城さん

大学卒業後に初めて勤めた会社は、クラッチというWebの広告代理店です。20名くらいのベンチャーでした。そこでwebマーケティングを徹底的に学びましたね。で、起業をしようと退職し、結果的に約2年くらい東京でフリーランスとして仕事をしていました。スタートアップ企業のマーケティングの手伝いやNHKのFacebookと連動した番組のSNS運用とかもしていましたね。その後、色々と縁があってBASEという会社に初期メンバーとして入り、約2年半ほど働いてそれで沖縄に戻ってきました。

10年住んだ東京を離れた理由は、自分がやるべきという必然性

あずさ

沖縄で起業しようと思った理由は?

金城さん

東京でやろうと思ってたんですけれども、これだっていうワクワクするようなことがなくて。もっと自分がやる必然性みたいなものがあった方が楽しいなあと思って。

やっぱり沖縄を盛り上げたいと思いが少なからずあったので、いつかは戻って何かやろうかなと思ったんですけれども、でも逆に、いつか戻りたいと思ってんだったら今でも別に良くないかなと。今の沖縄には自分のスキルが求められてるんじゃないかなと思って沖縄に戻ってきました。

沖縄、東京それぞれで起業をする際のメリット、デメリットとは?

あずさ

東京と沖縄で働いた経験のある金城さんに、東京で起業する良い点・悪い点、沖縄で起業する良い点・悪い点をそれぞれお伺いしたいです。

金城さん

東京で起業するメリットは、やっぱり圧倒的に面白い人が多いってことですね。日本中から優秀な人が集まっている場所なので、先ほどの話でありましたけれど圧倒的に変人が東京は多いですね。優秀な人がいる環境に身を置けるっていうのが大きなメリットです。

デメリットは、正直そんなにないんじゃないかな(笑)。でも、優秀な人が多いから高いモチベーションで戦い続けないといけない。まあでもその環境にいたらそうなるのでデメリットというほどではないのですが。

周りの環境に食らいつくガッツがないと潰れちゃう可能性があるんじゃないかなっていうのが1つありますね。スピード感だったり一人一人の個人のレベルが高いので。デメリットではないですけど、注意点みたいところですね。東京で戦いたいという人に対して。

あずさ

確かに…。私も学生時代、東京のテレビ局でアルバイトをしているときに経験しました。東京はスピード感がありますよね。沖縄で起業する良い点・悪い点はどうですか?

金城さん

沖縄は課題も多い一方、web領域についてはまだ伸び代があるので自分が持っているスキルを必要としてくれる人が多いというメリットはありますね。社会に対して貢献しやすい。

デメリットは、自分自身の成長が東京ほど急激にはしづらいかもしれませんね。まぁ自分次第ではありますが(笑)。また、課題が多い沖縄だからこそ移住者が活躍しやすい土壌ではあると思いますね。

「損をとって得をとる」、沖縄でビジネスを行う際に大切な考え方とは?

あずさ

金城さんが起業する前に準備していたことも教えていただけますか?

金城さん

起業する前、沖縄に戻ってくるタイミングで、繋がりそうな方にめっちゃ連絡しました。沖縄でどなたか紹介してください!みたいなアポイントメントは取りました。あとは「沖縄に戻ってきたんでよろしくお願いします。こんなスキル持っていますのでよかったらぜひ。」という挨拶的な紹介などは代理店さんを中心に結構やりましたね。

あと、何で起業するのかとか、何で沖縄に戻ってきてやるのかというか。そういったのを文章だったりブログでまとめてアウトプットはやっといて良かったなと思います。

あずさ

なるほど!では次に、起業する前にやっておけば良かったなと思うことはありますか?

金城さん

自分が新しいことに投資するための時間とお金を作るために、事業が自由にまわるための仕組みづくりはもう少し計画を立てればよかったなと。成長をしていくための計画というか、そういたところをしっかり決めてなかったので(笑)。

新しいことにチャレンジしないと成長が止まってしまうので、新しいことをするために自由に動けるような仕組みづくりをある程度をイメージしていた方がいいんじゃないかなと思います。最初からそこまで考えるのは難しいかもですが。

あずさ

金城さんがビジネスで大事にされていることはなんですか?

金城さん

やっぱり、求めてる以上に貢献することはすごく大事かなと。期待を超える動きができたら他の人にも紹介してくれますし、次の仕事にも繋がるので。

与えることは受け取ること」っていう好きな言葉があるんですけれど。例えば、最初は損するようなことがあったとしても、中長期的な目で見たら得になって返ってくるようなマインドで取り組めばいいんじゃないかなと思います。

あずさ

沖縄でビジネスをやっていて物足りない、ここはもっと伸ばしておいた方がいいというところはありますか?

金城さん

伸ばしたいのは、やっぱりそういうプロダクトを作る、Webサービスを作る、アプリを作るというような人たちがもっと増えていけばいいなと思います。ボトムアップも良いですけれど圧倒的な成果を県外で出すことが、結果的に沖縄に対して大きなインパクトになるんじゃないかなと考えていますね。

あずさ

最後に、おきマグの読者の方へメッセージをお願いします!

金城さん

チャレンジしやすい環境が沖縄には整っているのかなという風に思っています。外国人もめちゃくちゃ来ていて観光もすごく盛り上がってますし、アメリカのカルチャーもあったりとかして。

基地問題だったり、求人の件だったり色々な課題がある一方、アジア圏に近かったりと可能性もすごく大きくあるので。色々と取り組みやすい環境になってるのかなという風に思いますね。沖縄には、課題と、その伸びしろがある。起業家にとっては魅力的な場所です!!

3名の取材を終えて感じたこと

沖縄の起業についてインタビューをしてみると、大変なことがあったとしても、それ以上に「面白そう!」というワクワク感の方が勝りました。早く起業したい気持ちで一杯です!

やりたいと思ったらとことん突き進む!どんどん動いて、目標を達成するための具体的な戦略を立てて動く方がいいなと改めて感じました。大西さん、高嶺さん、金城さんから伺った話を元に、4月からの起業に向けて準備を進めていきます!

次は会社立ち上げの内容などについて詳しく紹介していきますよ!後編もお楽しみに〜♪