0.5ミリの幸せ

多様な沖縄はわたしをも受け入れて、次のステップを #0.5ミリの幸せ～おきなわダイアログ管理人水澤陽介さん～

2019.11.18

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【Profile】水澤陽介（みずさわようすけ）：新潟県出身。2013年に沖縄に移住し、現在は那覇市にあるコワーキングスペース「おきなわダイアログ」の管理人を行いながら、フリーライター・編集者として活動中。ゆるく生きるをモットーに、沖縄の暮らしを過ごしている。

ー 0.5ミリの幸せとはー
沖縄県内で働く人の、「1」ではなく「2」でもない「0.5ミリ」分の幸せを感じる瞬間を5つご紹介する企画。日々のちょっとした幸せの瞬間を抜き取り、それをシェアすることで、みなさまの日常に少しの温もりをお届けできれば幸いです。

今回、「0.5ミリの幸せ」を教えてくれたのは、コワーキングスペース管理人×フリーライター×編集者を務める水澤陽介さん。沖縄に移住する前は、会社員として営業をしていたという水澤さんの働き方と、0.5ミリの幸せを感じる瞬間を伺いました。

水澤さんが選んだ沖縄での働き方

大学卒業後は、東京に就職して、英会話スクールで知り合った友人と週4日「中野区飲み」を行ない、楽しんできたそう。とはいえ、眠らない街・東京では暮らせないと思い、沖縄へ住みたいと思いつき、移住することに至りました。

【沖縄に移住してからの水澤さん】

＜1年目＞アルバイトで繋ぎながら、ヒッピーのように生きる。
東京での暮らしに限界を感じた水澤さん。まずは沖縄の暮らしに慣れるため、会社には務めず、ひたすらヒッピーのような生き方をするという1年を過ごす。

＜2年目＞ライターという職種を知り、個人ブログを1年間毎日書く。
沖縄で出会った友人がライターだったことがきっかけに「ライター」という職種に出会う。ライターとは毎日書いてなんぼだと考え、執筆のトレーニングとしてブログを1年間毎日書いていました。

＜3年目＞そろそろ商用ライターに？と、某メディアに寄稿。初回からプチ炎上する
ブログを1年間書き続けたのち、某メディアの募集を見つけ、寄稿。初回からプチ炎上し、「うけるな」と思いながら、それをきっかけに沖縄県内外メディアで執筆スキルをきちんと磨こうと決意。（当時の炎上記事を見つけました）

＜4年目＞「おきなわダイアログ」管理人に就任。
ライフワークとして関わっていた「ペチャクチャナイト宜野湾」でカラクリワークス株式会社代表との出会いをきっかけに、次のステージとして「場づくり」を目的としたコワーキングスペース「おきなわダイアログ」管理人に就任。ライターと編集者を兼任しながら、場づくりの仕組みを学びました。

＜5年目＞隠居を実現させるために、他拠点移住への種まき
最近の口癖は「隠居したい」。ゆるやかに暮らすことを目指して、模索中です。

常に「次のステップ」を考えながら、数知れない失敗を繰り返してきたという水澤さん。「ゆるやかに生きたい」水澤さんは、どんなことに「0.5ミリの幸せ」を感じるのでしょうか？

水澤さんの「0.5ミリの幸せ」

①1日の終わりに「移動中にめっちゃ歌う」
バイクで移動中にめっちゃ歌ってます。思いつくまま、その日の気分で大声で歌うことで、自分だけの世界に浸れる、そんな時間を作っています。たとえ、隣に車やバイクが来ても、気にせず歌います。

②自分を整えるために「サウナに行く」
疲れたときも、1日のはじまりも、銭湯にある「サウナ」と「水風呂」の交互セットを行い、整えていきます。身体の内側から、細胞が復活する感じで最高です。交互セットは当日の体調に合わせて、3セットから。プロサウナーを目指して、瀬長島温泉のロウリュウで決めています。

③人生を楽しむために「人をいじる」
先輩・後輩関係なく、人をいじるのが好きです笑。社長さんとかでも「いつ、政治に進出するんですか？」とか。素の相手を引き出せたなら「距離が縮まったな」って思えて嬉しいし、お互いに笑いあえるなら人生が豊かになると思うんですよね。

④日常に感謝するために「インフラを支えている人たちを観察する」
夜中や朝方に道路工事を行う人たちを眺めたり、ふと入ったビルの清掃員や自動販売機でドリンク補充する方と会話することで「世の中はこうやって成り立ってるんだな」ってしみじみと感じます。当たり前に生活できるっていいな～と幸せな気持ちになります。

⑤僕のチートデイ「ペヤング大盛りを食べる」
贅沢な食事といえば、仕事終わりにペヤング大盛りを食べる瞬間に、幸せを感じます。体に悪いって分かっているものを、背徳感を感じながら食べるのが快感。一応体に気を遣って、かやくから食べます。かやくはサラダだから。月に1度、スペシャルデーにはゆで卵をつけます。